今月の注目音楽情報をお届け！

『Open The Window』RHYMESTER

新しいライムスターに会える！　6年ぶりの新作アルバム

6年ぶりのアルバムは、TBSラジオ『アフター6ジャンクション』テーマソング『After 6』に、「SOIL＆“PIMP”SESSIONSにRHYMESTERを添えて」名義となる『初恋の悪魔 -Dance With The Devil-』などのコラボ曲と、この6年間をぎゅっと濃縮したような既発曲に加えて新曲も。「新しいことを恐れず、窓を、心を開けていくような試みの連続でした」とメンバーが語る作品に触れ、新しいライムスターを体感してほしい。6月21日発売。（ビクターエンタテインメント）

『奇妙礼太郎』奇妙礼太郎

その名前のインパクトもさることながら、どこか哀愁漂う叙情的な歌声は一度聴くと虜に！　活動25周年を記念するアルバムは奇妙本人が全曲の作詞作曲に携わる。先行配信の『散る 散る 満ちる feat. 菅田将暉』や『春の修羅 feat. 塩塚モエカ（羊文学）』も収録。6月21日発売。（ビクターエンタテインメント）

『pink blue』緑黄色社会

昨年末は『第73回NHK紅白歌合戦』にも出場し、大躍進の4人組。最新アルバムは映画『クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』主題歌の『陽はまた昇るから』をはじめ、新曲を交えた全12曲収録。メンバー全員が作曲を手がけ、曲ごとに変わるテイストが魅力。（ソニー・ミュージックレーベルズ）

『SOS』シザ

数々のトップアーティストが受賞してきたアメリカ・ビルボードが選ぶ〈ウーマン・オブ・ザ・イヤー〉を今年受賞し、世界中から注目を集めるシンガーソングライター。収録曲の『キル・ビル』は同名映画のオマージュとなっているMVも話題になり、トップチャートにランクイン。（ソニー・ミュージックレーベルズ）

取材・文／古川はる香
こちらは2023年LEE7月号（6/7発売）「カルチャーナビ」に掲載の記事です。