初代尾上眞秀初舞台の祝幕が、歌舞伎座でお披露目
華やかな祝幕が初舞台を彩る!
シャネルが、歌舞伎俳優・初代尾上眞秀さん(10歳)の初舞台を記念して、祝幕の制作をサポート。
鮮やかな刺繍が施された祝幕は、東京・銀座の歌舞伎座で開催中の「團菊祭五月大歌舞伎」の初代尾上眞秀初舞台『音菊眞秀若武者』で観ることができます。
グザヴィエ ヴェイヤン氏とアスカ ヤマシタ氏の協働作品
祝幕は、フランス人の現代アーティストのグザヴィエ ヴェイヤン氏がデザインを手がけ、フランスの刺繍工房「モンテックス」のアーティスティック・ディレクターのアスカ ヤマシタ氏の協力により完成した特別な一枚。
横25.4m、縦5.3mという巨大な祝幕。
エクリュカラーの生地の上に、丸くカットされたマルチカラーのオーガンザが約8900枚組み合わされ、ピクセルアートのような形で抽象的なモチーフに。
チャコールグレーのシルクオーガンザで、「眞秀」の名と音羽屋の家紋も描かれています。パリでの制作作業は800時間を超え、思わず息をのむ壮大なスケールの祝幕が完成しました。
アスカ ヤマシタ氏 コメント
アスカ ヤマシタ氏は、今回のコラボレーションについて、「モンテックスのサヴォアフェールを紹介することができ、そして同じフランス人と日本人の血を引く眞秀のキャリアの第一歩を見守りながら、自分のルーツと再会できることを嬉しく思っています」とコメント。
制作800時間を超える祝幕で彩られた、尾上眞秀さんの初舞台をぜひ観劇してみてはいかがでしょうか。
「團菊祭五月大歌舞伎」
期間:2023年5月27日(土)まで
場所: 歌舞伎座(東京都中央区銀座4-12-15)
取材・文/古川晶子
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