毎シーズン、どんな服を着れば良いのか、迷子になっている私ですが、先日図書館でなるほど！と思う本に出会って、服の考え方が整理できたことを共有したいと思います！

『「なりたい私」になるクローゼットの作り方』ファッションプロデューサー しぎはらひろ子著

しぎはらひろ子さんは、ファッションプロデューサー。【SHIBUYA109】・「JR東日本（アトレなど）」などのブランド戦略・プロデュース、商品企画、アパレル販売員・スタイリストの服飾指導をされており、服飾戦略、服育の第一人者です。

この本で、しぎはらひろ子さんは、服は、「望む未来を引き寄せ、なりたい自分になるためのツール」であり、自分が望んだ未来がはっきりと見えたとき、なりたい私でいられる服の基準が自分の中にでき、理想のクローゼットが完成する、と言われています。

この本を読んで、私の心に響いたのは、「夢が叶っている自分が着ている服」を今着る、という言葉です。

どういうことかというと、「夢が叶ったときの自分が着ている服を想像して、自分を着せ替え人形、ジュニーちゃんだと思って、その服を着せてみることで、夢が叶ったときの自分のように、堂々と、振る舞えるようになる」ということ。

しぎはらひろ子さんの言葉は、「今年も着れる服、私に似合う服ってどれだろう？」と、毎シーズン悩んでいた私の考え方を、180度変えてくれました。

そのためのワークとして、5つのステップワークが紹介されており、私もやってみました。このワークをするに当たり、ノートをもう一冊購入しました。

自分軸を整えるためのノートは、発売中のLEE5月号でも紹介していただいています！このワークにより、ファッション用のノートも増えました。

STEP1.自分に向き合う。

自分の嫌いなところ、好きなところについて、性格と見た目、どちらも書きます。改めて自分のことを捉えるのは、難しい！

嫌いなところは出てくるけど、好きなところは、なかなか出てこない（笑）。そして、短所は長所でもあるよね、と思う結果になり、自分を受け入れる作業にもなりました。

STEP2.なりたい私を具体化する。

憧れの人について、どんなところが好きなのか、書き出してみます。何気なく好きだなあと思っている方について、その方の何に惹かれているのか深掘り刷ることで、自分の好きが見えてきました。

STEP3.私の夢を書き出す。

1〜3年後を目安に、自分がどうなっていたいかを自由に考えてみます。こんな仕事をしていたい、休日はどんなことをしているか？どんな暮らしをしているか、ノートに書き出していきました。書き進めていくと、ワクワクしてきました！

STEP4.「わたしジェニーちゃん」の説明書を作る。

1〜3のワークで書き出したものを、ジュニーちゃんのシルエットの周りに 書き出していきます。それが未来の素敵なあなた=「わたしジュニーちゃん」の説明書、とのこと。この説明書が完成した時、私はこうなる！というワクワクした気持ちが湧いてきました。

STEP5.コラージュを作る

4で作った「わたしジェニーちゃん」の説明書をビジュアル化する作業です。

私は、写真をカットして貼り付ける形で、携帯アプリで作って、印刷しました。

このワークをしたのが、3月末だったのですが、今月発売のLEE5月号に、このコラージュにもたくさん出ているビームスプレスの目黒越子さんが出られているのも嬉しくて！毎日めくっています。

ワードローブをチェックして、「なりたい私」に合わない服は処分する。

STEP5で作ったコラージュを元に、クローゼットを整理し、今までちょっと踏み切れなかった服も、整理するきっかけをもらい、ゴミ袋2つ分、整理しました。

なりたい私を着る。

４月から職場が変わり、着る服も変わりました。立つことも動くことも多いので、ほぼフラットシューズです。器を扱うので、指輪は結婚指輪のみ。その代わりにピアスは大ぶりのものが多くなりました。

カーディガン:無印良品、シャツ:ゴーシュ、パンツ:UNITED ARROWS green label relaxing、かばん:YAECA、靴:CAMINAND

フラットシューズでシルエットが細く見えるローファーを探していて見つけました。革が柔らかくて履きやすいです。

無理矢理感は否めませんが、アップスタイルにしています。

今回は、私が、服の考え方について整理ができたことを共有しました。きっと今後も、なりたい私は変わっていくと思います。迷ったらノートを広げて、コラージュを作って、なりたい私を見つめてから、服を買いに行きたいと思います。