川田裕美さん
〈 フリーアナウンサー 〉
今回は、フリーアナウンサーの川田裕美さんが登場。川田さんなりのモチベーションアップ法や、周囲へのこまやかな気配りなど、テレビの画面越しにも伝わってくる、その明るい笑顔の源を聞きました。日々奮闘しているという、2歳と0歳のお子さんの育児トークも!
子どもがいると思いどおりにならないけれど…“適当”な自分を許して、笑顔でいることを優先したい──川田裕美
● 川田裕美 Hiromi Kawata
1983年、大阪府生まれ。読売テレビアナウンサーとして『情報ライブ ミヤネ屋』などに出演し、’15年にフリーに転身。『1周回って知らない話』(日本テレビ系)などのバラエティ番組、ラジオパーソナリティと活動の幅を広げる。著書に『ゆるめる準備 場にいい流れをつくる45のヒント』(朝日新聞出版)など。’20年に第1子、’22年に第2子を出産。
Instagram:hiromikawata163
Twitter:hiromikawata
公式サイト:https://www.centforce.com/profile/t_profile/kawatahiromi.html
川田裕美さんの
音楽をかけると気分が上がって、家事もはかどる!
「かわいいデザインに見ているだけでもテンションが上がる『Marshall』のワイヤレススピーカー。もともと夫が使う予定で購入を検討していたのですが、いくつかあるカラーの中から私がプッシュして、ホワイトに決定。今ではリビングに置いて、ほとんど私が愛用しています(笑)。モチベーションを上げてくれるようなアップテンポで元気な曲をかけることが多く、音楽に励まされて家事がどんどんはかどります!」。
育児と仕事のバランスに悩み、夫と誠心誠意、話し合いました
フリーアナウンサーとして活躍し、2歳と0歳の子どもたちの育児に奮闘中の川田裕美さん。慌ただしい中でも、お気に入りのスピーカーで音楽をかけながら家事をすることで、笑顔をキープできているそう。
「仕事に行く前の午前中が家事をする時間で、洗濯、掃除、洗った後のお皿を食器棚に戻すなど、するべきことが山積み。早くしなきゃと焦ってしまうのですが、スピーカーのいい音で好きな曲をかけるとワクワクして、楽しく家事に取り組めます。Ava Maxなど海外アーティストの力強くてかっこいい音楽を聞くと、気分が上がる! もともと音楽は大好きで、次なる注目アーティストを発掘するのも得意(笑)。 最近のイチ押しはAyumu Imazuさんで、伸びやかできれいな声と、今っぽくておしゃれな曲が魅力的です」
2歳差の子どもたちとの日々は想像を絶する大変さで「ゆっくり座る間もない」のだとか。
「上の子はイヤイヤ期真っただ中で、何でも自分でやりたくて私が手を出すと怒るし、失敗して飲み物をこぼしたりすると泣いてしまって……。下の子は0歳なので、ずっと見ていなければという緊張感がある。家事をしたくても、泣くと抱っこをしながら洗濯物を干したりするので、気づくとドッと疲れていることも。常に小走りで、やることに追われています」
育児や家事が思うように進まないことも多いため、出産前と比べて、こんな心境の変化も。
「私は“一度決めたら変えたくない”と思ってしまうところがあるんです。例えば『この野菜を今週中に使い切りたいから、今日と明日はこんな献立にしよう』と決めたら、できればそれを曲げたくない。思うとおりにできると、達成感も感じられるんですよね。でも、子どもがいるとそうもいかず、子どもがママと遊びたいと言っているのに無理に料理をしたり、やって自分がイライラするのは本末転倒だなと。家族が笑っていることが一番大切なので、“適当”とか“不真面目”もよしとしよう、と考えるようになりました。
仕事についても、第1子の産後すぐは産前のように続けたい気持ちが強かったんです。でもバランスがわからず無理をしてしまい、見直すことに。夫の協力が不可欠なので、かなり話し合いました。夫は以前は夜型だったのですが、現状を誠心誠意伝えて朝から仕事を始めてもらうことに。『この日は打ち合わせだから調整できるけれど、来週は収録でずらせないから、パパの予定を見直してもらえない?』などと、できるだけ状況とお願いしたいことを詳細に話すようにしました。お互いの仕事内容を把握して応援し合うことで、だいぶ働きやすくなりましたね」
また、無類のあんこ好きでも知られる川田さん。ハードな一日を終えて子どもたちが寝静まってから、甘いものを食べるのが至福!
「あんこをたくさん食べられるように、あんこ缶は常備。ほかにも、夜食べても胃もたれしない甘いものがお気に入りで、銀座甘楽のいちご大福や、芋屋久兵衛の干し芋、みどり牛乳アイスなどにハマっています。この時間が楽しみで仕方ないから頑張れています!」
場の空気がやわらかくなれば、自分にも返ってくるはず
取材中もスタッフに自分から話しかけたり、冗談を言ったりと、周囲をなごませるほどよい気配りが好感度大。プライベートでも、その場の見えない空気を感じ取ることを意識していると言います。
「例えば、保育園の保護者会などで誰も発言しないと気まずいときってありますよね。そこで少し自分がスイッチを入れて質問すると、場の空気がやわらかくなることが。ママたちや先生方とはこれからも付き合いが続くわけで、いい関係を築くことは今後の自分に返ってくると思うんですよね。反対に、言いたいことはあるけれど、そういう雰囲気じゃないなと思うとぐっとこらえることも。これはママ友や先生だけでなく、夫に対しても同じなのですが、できるだけ不穏な空気にならないように、物事を伝えるタイミングや言葉選びには気をつけています」
「教えて! 笑顔の素」記事一覧撮影/森脇裕介 ヘア&メイク/西丸友梨 スタイリスト/池上純子(服) 河野亜紀(物) 取材・原文/野々山 幸(TAPE)
こちらは2023年LEE5月号(4/7発売)「教えて! 笑顔の素」に掲載の記事です。
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