今月の注目音楽情報をお届け!
『Paint Like a Child』秦 基博
子どものように自由な楽曲に、心がほっこりゆるむ
前作から3年3カ月ぶりのアルバム。晩年のピカソが残した「ようやく子どものような絵が描けるようになった」という言葉に由来するタイトルどおり、自由さや遊び心を感じる内容に。NHK連続テレビ小説『おちょやん』主題歌『泣き笑いのエピソード』、ドラマ『六本木クラス』の挿入歌『残影』をはじめ、映画『イカロス 片羽の街』主題歌の『イカロス』など新曲を含む全10曲。キャリアを重ねたゆえの力が抜けた感にほっこり気持ちがゆるむ。3月22日発売。(ユニバーサルミュージック)
『Sketch』幾田りら
YOASOBIのボーカル・ikuraとしても活動。ソロアーティストとしてはこれがファーストアルバムに。NHKドラマ10『大奥』主題歌の『蒲公英』をはじめ、新曲を含む全13曲を収録。YOASOBIとはまた違ったやさしくしっとりとした歌声は耳にすっとなじむ。3月8日発売。(ソニー・ミュージックレーベルズ)
『Tank-top Flower for Friends』ヤバイTシャツ屋さん
一度聞いたら忘れられないバンド名の3人組。キャッチーな歌詞とビジュアルは子どもからロック好きの大人にまで愛される存在に。NHK Eテレ『もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ』第2シリーズエンディングテーマの『ZORORI ROCK!!!』をはじめ、つい口ずさみたくなる全13曲。(ユニバーサルミュージック)
『トラストフォール』P!NK
2児の母として育児に奮闘しながらアーティスト活動を続けるグローバルポップアイコン、PiNK。エド・シーランやBTSも手がけるフレッド・アゲインを迎えて制作されたタイトル曲の『トラストフォール』はダンスビートにのせられた歌詞に彼女の世の中への前向きさを感じる。(ソニー・ミュージックレーベルズ)
CULTURE NAVI「MUSIC」記事一覧取材・文/古川はる香
こちらは2023年LEE4月号(3/7発売)「カルチャーナビ」に掲載の記事です。
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