わたくし45歳、初めて「推し活」というものを楽しんでいます。しかも娘と同時に同じアーティストを好きになり、仲良く（！？）推し活しています。娘的には、私が積極的にDVDや雑誌などを買うので自分は買わずに済み、かなりラッキーだと思います（笑）。

歩くルーブル美術館

私と娘がいま全身全霊で推しているそのお方は、微笑みの国タイのアーティスト、Bright（ブライト）くんです。本名はVachirawit Chivaaree（ワチラウィット・チワアリー）。「アーティスト」と表現したのは、俳優、歌手、モデル、アパレルブランドのCEO、と多方面で活躍しているから。先日25歳になったばかりとは思えない引き出しの多さです。肖像権の関係で写真でご紹介できないのが残念なのですが、気になった方はぜひネットで検索してみてください。

2年前、朝の情報番組にてゴールデンボンバーの歌広場淳さんが「イケメン手帳」というコーナーでBrightくんを紹介していたのですが、その際、「美しすぎて、えっCG？と錯覚してしまう、まさに芸術品」「歩くルーブル美術館」などと熱く語っていました。そして、本当にその通りなのです！普通なら絶対にNG写真になってしまうような角度からでも、はい、美しい（笑）！ 全方位型イケメン。

『2gether』との出会い

昨年の秋、娘が同じクラスのお友達から「絶対好きだと思う。見てみて！」とおすすめされたドラマ、それがタイのGMMTVが制作したピュアラブコメディー『2gether』でした。どれどれ、と私も便乗して軽い気持ちで見始めたのですが、4話を見終わった頃に気が付けば、しっかり沼にハマっていました（笑）。

BL、いわゆる「ボーイズラブ」というジャンルのドラマなのですが、主役の二人のうち一人が先程ご紹介しましたBrightくん、もう一人がこの作品がデビュー作となったWinくんです。二人とも顔面国宝級の綺麗さで、ずっと見ていられます。

ユニフォームはドラマの象徴的なアイテム

ストーリーの面白さは勿論、随所で出てくるSCRUBBというバンドの曲が心に沁みます。『2gether』は小説が原作なのですが、著者がもともとSCRUBBの大ファンで、楽曲を世に広めたい！と曲をもとにストーリーを書き上げたのだそうです。

そして、周りの登場人物たちがまたよいキャラばかりで！全員まとめて推したくなるドラマです。

※TELASAやU-NEXTで視聴できます。

以前はBL、というと特殊なことのように感じていましたが、今はごく普通なことだと認識しています。人が人をただ好きになる。好きになった人がたまたま同姓。これだけのことなんだよなぁ、と。法的には異性同士のカップルと全く同じには扱われていませんが、限りなく同じ扱いになるのも時間の問題かと思います。

タイ版『花より男子』

一昨年、我らが集英社より刊行された神尾葉子先生の漫画『花より男子』がタイでもドラマ化されたのですが、こちらがまた素晴らしい作品に仕上がっています。前述の『2gether』で主役を務めたBrightくんがターム（道明寺司）、Winくんがガウィン（西門総二郎）、同作が俳優デビューとなったDewくんとNaniくんはそれぞれレン（花沢類）、MJ（美作あきら）を演じています。

俳優陣の演技力に引き込まれ、いじめ問題や家族の絆、お金の価値、色々なことを深く考えさせされました。そして、何度も号泣しました。普段から人より涙もろい私ですが、このF4 Thailandには本当に泣かされっぱなしでした。特にあのシーンやこのシーン（笑）！

※U-NEXTで全話独占配信中。

F4のポスターに見守られ

そして嬉しいことに、昨年からF4の4人が「SHOOTING STAR ASIA TOUR」というファンイベントを行っているのですが、ついに！ ついに！ 3月に日本でも開催されることが決定しました！ イベントの告知から心臓のドキドキが止まりません。

この記事を書いている時点ではまだチケットの当落が分かっていないのですが、絶対に当たりたいです！ 神様お願いします！ 生で、同じ会場で同じ空気を吸いたいです（笑）。

タイのSNS供給量がハンパない

日本では俳優さんはドラマや映画、CMなどで目にするほかは、舞台や映画の舞台挨拶などで実際にお目にかかるチャンスがあるくらいです。雲の上の存在、という印象です。

一方タイでは、ドラマの世界をそのまま再現したファンイベントや（上記のF4Thailandのイベントしかり）、タイアップ企業のライブイベントが頻繁に行われ、生で俳優さんたちに会える機会が多くあるのです。しかもイベントでの写真撮影が禁止されていないのでみんな撮り放題！ からのSNSにあげ放題！

だからこそ世界中の、タイに行けないファンたちも逐一推したちの動向を追いかけることができるんですねぇ。ありがたいことです。

更に家族や親戚のSNSもオープンで、アーティスト本人の貴重な写真や動画をたくさんシェアしてくれるんです。時間が無い時は情報量に対して処理能力が追いつかず大変ですが（汗）、これからもマイペースに推していきたいと思っています。

俳優さんたちの副業

タイのエンターテイメントに興味を持ちだして、とにかく情報収集をしたく、色々な雑誌を買い集めました。そこで俳優さんたちのプロフィールを見てびっくりしたのですが、多くの俳優さんが大学を卒業、または在学中で、さらに俳優業と兼ねて飲食店やアパレルの会社を経営している方が多いということ。皆さん俳優の後のキャリアもすごく考えているのだなぁと思います。

BrightくんもASTROstuffsというアパレルブランドを展開しているので、私も何度か購入しました。先日はバンダナを購入。

これからも推し活で体中の細胞を活性化させて（睡眠時間を削りすぎない程度に・笑）、毎日を楽しみたいと思います！ まだまだ見たいドラマがいっぱい！

韓国ドラマ好きが、タイBLドラマ「2gether」に沼落ちした理由【画像多め】