【伊藤まさこさん宅のリビング・食器棚】お気に入りの器を壁一面に収納「まるでお店みたい!」
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竹下玲奈
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伊藤まさこ
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@homeLEE 私らしく建てる、心地よく暮らす
2023.02.16
インテリア好きで知られるモデルの竹下玲奈さんは、伊藤まさこさんの大ファン。今回、ラブコールが叶い、まさこさんのご自宅で初対面が実現しました。そこは、美しさと癒しの空気が共存する空間。
今回はまさこさんのリビングルームと食器棚をご紹介します。
伊藤まさこさんのLIVING & SHELVES
好きなものとすっきり暮らす
手作りのウエルカムスイーツをいただいたのち、早速、ご自宅を拝見。まず玲奈さんが目を奪われたのは、リビングルームの壁一面の隠し棚。好きなものと一緒に、美しく暮らすコツを伺いました。
器を“死蔵”させないよう、棚板を計算して設置
玲奈 リビングルームの壁一面が食器棚なんて、理想です! しかも絶妙な色みのツートーンカラー。まさこさんはヴィンテージマンションにお住まいですが、リフォームされたのですか?
まさこ 棚はもともと備え付けられていたものです。一部、服のクローゼットだったところもあり、すべての棚に棚板を設置して、食器棚としてリフォームしました。しばらくしてから右奥の一段は食器を整理し、今は仕事道具などを収めるスペースとして使っています。壁は知り合いの大工さんにお願いして、『ファロー&ボール』のペンキを塗ってもらったんです。
玲奈 一見、物が少ないように見えますが、お宝がたくさん詰まっているんですね。和食器、漆器、洋食器、お茶道具などと、きちんとジャンル分けされているのも参考になります。
まさこ 好きで手に入れたものばかりだから、“死蔵”を作りたくなくて。食器が重なって埋もれてしまわないよう、棚の数や高さを設定しました。豆皿やお猪口などこまごまとしたものは、小引き出しやかごを利用して整理しています。
玲奈 小引き出しが棚にぴったり収まっているのは、ちゃんと計算されているからなんですね。私も賃貸のヴィンテージマンション住まい。既存の状態を、“仕方ないか”と見過ごさず、工夫して、アレンジしてみようと思います!
かごや桐の箱を利用して小鉢を収納。「お店のディスプレイのよう!」(玲奈さん)
ジャンル分けされた食器棚をくまなくチェックする玲奈さん。
美しく重ねられた白い器。「玲奈さんも使ってくれている内田鋼一さんと作った『鋼正堂』の白皿は、ひとつひとつに独特の揺らぎがあるので、重ねたときに味わいが出るんです」(まさこさん)
箸置きは金継ぎした器などに小分けして小引き出しに。
骨董の小皿は桐箱の蓋を利用して収納。
たくさんあるお茶道具も手に取りやすいようディスプレイ。
ささっとテーブルコーディネートを披露してくれたまさこさん。
「漆器の折敷は赤木明登さん作。いかにも〝和〞な折敷よりテーブルに合うところが気に入ってます」(まさこさん)
Profile
MASAKO ITO
伊藤まさこさん
料理や雑貨などの暮らしをベースにしたスタイリストとして、雑誌や書籍で活躍。「ほぼ日」内では、オンラインショップ「weeksdays」をプロデュース。まさこさんセレクトのセンスあふれるアイテムに注目が集まる。『あっちこっち食器棚めぐり』(新潮社)、『本日晴天 お片づけ』(筑摩書房)など、著書多数。
●Instagram:masakoito29
RENA TAKESHITA
竹下玲奈さん
14歳でデビュー。雑誌やCM等でのモデルとしての活躍はもとより、持ち前のセンスを生かした私服コーディネートやライフスタイルが大人気。昨年春の引っ越しを機に、インテリア熱がさらに高まる。ネットショッピングも使いこなし、伊藤まさこさんのオンラインショップも、くまなくチェックしている。
●Instagram:renatakeshita
他にも「竹下玲奈さん、憧れの伊藤まさこさんに会いに行く」を公開中!
次回は、「伊藤まさこさんのセンスあれこれ」をご紹介!
撮影/花盛友里 ヘア&メイク/廣瀬瑠美(伊藤さん) 中山友恵(竹下さん) 取材・文/磯部安伽
こちらは2023年LEE3月号(2/7発売)『竹下玲奈さん、憧れの伊藤まさこさんに会いに行く』に掲載の記事です。
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