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FASHION

スタイリスト福田麻琴さんの新しいベーシックの整え方

大人の全身ピンクコーデ、靴とバッグ、アクセサリーはどう楽しむ?【スタイリスト福田麻琴さんの新しいベーシックの整え方】

2023.01.30

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服と自分をもう一度見直せば、おしゃれがまた楽しくなる!スタイリスト福田麻琴さんの新しいベーシックの整え方

全身ピンクコーデ、靴とバッグ、アクセサリーはどう楽しむ?【スタイリスト福田麻琴さんの新しいベーシックの整え方】

自分の好きな"定番"はわかってきたつもりだけれど、いざクローゼットを開けると着る服がない。なんだかパッとしないし、心もときめかない……。そもそも自分に似合っているかすらわからない!

そんな悩めるLEE世代に、今、福田麻琴さんが提案するのは「ベーシックを整える」ということ。

時代に合わせて、また暮らしに合わせて、コンパクトに。整理し、手放すことで"今の好き"が明確になったという麻琴さんに、最新ワードローブと着こなしのコツを教えてもらいました。

ロゴ「ピンクはもう似合わない」?いいえ、大人になるほど“可愛げ”って必要。甘さに飲み込まれなくなった今こそ試してみて

福田麻琴さん

knit:AURALEE
pants:YLÈVE
earrings:no brand
ring:Cartier
shoes:Maison Margiela

ベビーピンクのモヘアニットに、青みピンクの光沢パンツを合わせて。「コントラストが強い色を合わせると、かえってピンクが悪目立ちしてしまうので、グラデーションでまとめるのが着やすくてオススメ。小物もベージュや白でなじませます」

全身ピンク、これが意外と使いやすい!

「最近まで、ピンクの服を一枚も持っていませんでした。さし色といえばブルー派で、ピンクは自分には甘すぎるんじゃないかと敬遠してしまって。でも、近頃、急に〝ピンク愛〞が上昇。手に取りやすいニュアンスカラーが増えたこともありますが、年々強さを増す自分にピンクで可愛げを補充してあげないと、という気分に(笑)。袖を通してみたら、これが意外と使いやすい! 大人になった今だからこそ、全身ピンクだって気負わず楽しめます」(福田麻琴さん)

ロゴ「靴とバッグ」は相棒を考えておく。間違いない相思相愛セットがあれば、おしゃれに自信が持てます

set1[ 色を揃える ]

靴とバッグ

bag:HERMÈS
shoes:J.M. WESTON
pants:THE SHINZONE

「素材は違ってもOK。黒、白、ブラウンなど、同色の靴とバッグをセットにしておけば、色数が抑えられ、スタイリングにまとまりが出るので、まず間違いなし! カジュアルにもきれいめにも両用できる黒レザーセットは、1組持っておきたいところ」

set2[ テイストを揃える ]

レペットの赤い靴

bag:12closet
shoes:repetto

「私が好きなのはフレンチコンビ。ワンピースもデニムも、かご&バレエシューズで仕上げれば、たちまち小粋な雰囲気に。スポーティなデイパック&スニーカー、トラッドなかっちりショルダー&レースアップ靴など、鉄板のセットが数組あると便利」



靴&バッグのセットをつくっておけばコーディネートがぐんと楽に

「よく『おしゃれは足元から』というように、靴はスタイリングのキーとなるアイテム。ただ、服に対するベストの靴を選んだところで、その対となるバッグとの組み合わせがしっくりこないと、おしゃれの精度が下がってしまうように感じます。だから、私は靴を買うときに、必ず『どのバッグの相棒になるか』をあらかじめ考えるように。頭の中で靴&バッグのセットをつくっておけば、毎朝のコーディネートもぐんとスピードUPします」(福田麻琴さん)

ロゴひとつで"私らしさ"を語れる。ベーシックにプラスしたいのは、そんな特別なジュエリー&アクセサリー

ジュエリー&アクセサリー
ジュエリー&アクセサリー
1:CHANEL
2:TIFFANY & CO.
3:BOUCHERON
4:Van Cleef & Arpels
5:HERMÈS
6:LOEWE
7:Cartier

「ソフィアに憧れて購入したパンテール(7)や、ほぼ毎日つけているマラカイトのリング(3)、メトロポリタン(2)など、〝可愛さ〞より〝エレガントさ〞を感じさせるジュエリーが今は好き。

持ち歩く際は、息子の手紙を転写したアニヤハインドマーチのポーチに入れて」

大人のおしゃれの主役は、結局その人自身

「映画監督のソフィア・コッポラが気になります。彼女の定番であるシャツに黒ボトムを合わせた着こなしは、一見なんの変哲もないのに、なぜか〝おしゃれの余韻〞が残る。それは、彼女のスタイルのある生き方に加え、手元に添えられるカルティエのパンテールや存在感のあるバングルにも由来しそう。大人のおしゃれの主役は、結局その人自身。服はミニマルに、〝らしさ〞をきわだたせてくれるアクセが一点あればいい。そんな装いに心惹かれます」(福田麻琴さん)

スタイリスト 福田麻琴さん

福田麻琴さん

shirt:Maison Margiela
pants:RED CARD
earrings:Bon Magique
leather bangles:LOEWE
silver bangle:HERMÈS

profile

1978年生まれ。文化服装学院卒業後、アパレル勤務を経て、スタイリストアシスタントに。25歳で独立し、数々の女性誌で活躍。30代でパリ留学、結婚、出産を経て、現在は『LEE』をはじめとする雑誌やweb、広告のスタイリングや、商品プロデュース、コラム執筆など多岐にわたり活動している。読者のお悩みに答えるLEEweb連載「おしゃれゴト」も好評。夫、10歳の息子との3人暮らし。


次回は、【スタイリスト福田麻琴さんの新しいベーシックの整え方】おしゃれの自分軸がブレない「フレンチシック」について語りました。

スタイリスト・文/福田麻琴 撮影/金谷章平(人物) 魚地武大(TENT)(物) ヘア&メイク/川村友子 取材・原文/栗田瑞穂
※掲載商品はすべてスタイリスト私物で、現在販売されていない商品も多数含まれます。各ブランドへのお問い合わせはお控えください。

こちらは2023年LEE1・2月合併号(12/7発売)『スタイリスト福田麻琴さんの新しいベーシックの整え方』に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2022年12/7発売LEE1・2月合併号現在)です。

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