今月の注目音楽情報をお届け!
『CITY POP LOVERS』さかいゆう & origami PRODUCTIONS
’80年代シティポップを、愛を込めてバージョンアップ
近年、海外で注目を浴びている、’70〜’80年代に日本でヒットしたシティポップ。さかいゆうが気鋭マルチクリエイター集団origami PRODUCTIONSのメンバーたちとコラボし、当時の名曲をカバー。かまやつひろしの『ゴロワーズを吸ったことがあるかい』は、さかいゆう feat.Ovallにより、原曲のよさを生かしながら時代に合ったアレンジも加えられている。シティポップを敬愛するさかいだからこそのラインナップは、原曲を聴いていない層にこそ刺さるはず。(ユニバーサルミュージック)
『MAGNETIC』木村カエラ
15周年記念にリリースされた『いちご』から約3年5カ月ぶりのフルアルバム。tvk開局50周年ソング『Color Me feat.マヒトゥ・ザ・ピーポー』をはじめ、多彩なアーティストを楽曲制作に迎えた全10曲。タイトルにちなみ本人が磁石姿になったアートワークも印象的! 12月14日発売。(ビクターエンタテインメント)
『シーズンズ:オータム』ウィーザー
2022年、季節名を冠した作品を順にリリースしているウィーザー。3作目となる今作はタイトルどおり“秋”をテーマに全7曲を収録。ヴィヴァルディの名作『四季』にインスピレーションを受けてスタートしたプロジェクトで、魔法、シェイクスピア、異教徒の神話などの要素が込められている。(ワーナーミュージック)
『QUIET FRIENDS』えんぷてい
下北沢と名古屋を拠点に活動する3人組。揺らぎのあるドリーミーなサウンド、文学的な歌詞に特徴があり、インディーシーンで熱い視線を集めている。1stアルバムとなる今作は柏井日向をサウンドプロデューサーに迎え、全10曲を収録。この揺さぶられ感はクセになりそう!(SPACE SHOWER MUSIC)
CULTURE NAVI「MUSIC」記事一覧取材・文/古川はる香
こちらは2023年LEE1・2月合併号(12/7発売)「カルチャーナビ」に掲載の記事です。
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