毎年この時期になると、今年はブーツを買おうか買うまいか、買うならどんなデザインか…。冬の足元についてあれこれ思いを巡らせます。
昨年は、きれいめなスクエアトゥのブーツを購入した私。今年は、ちょっと重厚感のある、ゴツめのタイプがいいかな?
そんなことを考えながら、情報収集をしていたその時。「ん…!?これは!!!」と思うアイテムに出会ってしまいました!
レッドウイングの「6インチ クラシックモック」 通称“アイリッシュセッター”
90年代一斉を風靡した、レッドウイングの「6インチ クラシックモック」、通称“アイリッシュセッター”。当時、男の子たちから絶大な人気があったことを覚えています。(ちなみに夫はエンジニアブーツを所有していました)
一方、全く違うテイストのファッションで過ごした私は、特に手に取ることもなく大人に。これまでも、男性人気が根強く、自分には縁遠いものと思っていました。
しかしここ最近、よく行くお店の店頭やSNS上で、おしゃれな女性がサラッと履きこなす姿が目に留まるように。(10月、11月号のLEEでも「ラフアウトレザー」のタイプがコーデに度々登場していました!)
そもそも今年は、ゴツめなブーツを探していた私。時を経てもなお愛される名品に、「大人になった今こそ、履いてみたい…!」という欲がムクムクと湧いてきたのです。
手に入れたのは?
ウィメンズラインの「6インチ クラシックモック」
手に入れたのは、ウィメンズラインの「6インチ クラシックモック」。メンズに比べて革が柔らかく、女性が履きやすいよう改良されているモデルです。(比較してメンズの小さいサイズを履いたのですが、足が薄い私にはかなりハード…)
一見、取り入れるのが難しそうな本格的なハンティング&ワークブーツ。しかし合わせてみると、いつものきれいめなアイテムにもよくなじむ、使い勝手のいいアイテムでした。
そこで今回は、この「6インチ クラシックモック」を取り入れた、秋冬コーデの計画をご紹介したいと思います!
40代女性ならどう履きこなす?
レッドウイング
「6インチ クラシックモック」のコーデ4パターン
Coordinate_01
チェックのワンピースからちらりと見せて
まずはチェックのマキシワンピースに、オーバーサイズのダウンでコーディネート。
オーセンティックな「6インチ クラシックモック」の佇まいは、トラッド感溢れるチェック柄とも相性抜群! 足元のボリュームがダウンの存在感をしっかり受け止めてくれるので、全体がバランスよく決まります。
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シンプルなニットワンピに合わせて、コーデのポイントに
こちらは、ニットのワンピースとのコーディネート。光沢のあるアシンメトリーなMA-1を羽織って、大人っぽく仕上げました。
どちらも、コートのインナーはIラインで主張は控えめ。すっきり、都会的に決めるのが気分です。
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パンツは太め! ワントーンコーデに
今季も引き続き人気が継続しているワイドパンツ。太めパンツ好きな私には、嬉しいトレンドが続きます。
そんなパンツとも相性抜群だったのがこのブーツ。華奢な靴だと、バランスをとりづらかったアイテムも、しっかりと厚みのあるソールなら、スタイルよく履きこなすことができるんです!
こちらは、革靴と合わせるのが難しく、白スニーカーとばかりあわせていたコーデュロイのワイドパンツ。このブーツなら、ボリュームもテイストもぴったり!
全体を白、ベージュでまとめたワントーンスタイルに。ブーツのブラウンが映えるコーデになりました。
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太めのカーゴにはジャケットを合わせて
カーゴパンツが大好きで、毎年買い足しをしています。今年、いち早く手に入れたのがこの太めのカーゴ。フラットだとバランスに試行錯誤するパンツでも、存在感のあるブーツで、すんなりとコーデが決まります。
アウターにはきれいめなジャケットを。全体的にカジュアルになり過ぎないよう意識しました。
ゴツめの足元は、きれいめアイテムと合わせてバランスよく
このところ気になる、アウトドアやワーク系のシューズ。手持ちのスニーカーや革靴などと比べるとややゴツめなので、コーデに気を使います。
ちなみにカジュアルの代表格であるデニムも、色味によっては難易度が高く、オールインワンやショートパンツなどと合わせると、びっくりするほど私に似合わない…(笑)
相性のいいのが、ジャケットやIラインのスカート、シンプルなシャツワンピースなど。大人は、すっきり、どこかにきれいめ要素のあるものを合わせると、バランスよく決まります。
人生初のレッドウイングは、夫世代ウケ抜群
このブーツが気になり始めたとき、まずは経験者でもある夫に相談を。結果は、「わかる。今また、ちょっと気になる…」となかなかの好反応。
「人生初の一足は、慎重な選択を」と、旅行ついでに家族を引き連れ、しっかりフィッティングが出来る直営店へ。知識と靴愛に溢れるスタッフの方に相談し、メンズ、レディースなどなど、あれこれ試着をしてみると…
唯一無二の完成された佇まい、エイジングしてなお輝き続ける魅力に…もう買わずにはいられません! それでも、早る気持ちを一旦抑え、考え抜き、再び直営店を訪れて、ついにゲットしたのでした!
ちなみに、私が説明を受けてフィッティングをしていると、その横で同行した夫は、「うわーっ」とか「いいなぁ…」と、再び心を鷲づかみにされている様子。
おろしたての「6インチ クラシック・モック」を履いて街を歩けば、夫世代の方から、「わー!いいっすねー!!」と声をかけてもらったり。インスタにあげれば、すぐ友人から「俺は5足もっているけど」と報告も(笑)。
正直こんなに反響があると思わなかった「6インチ クラシック・モック」。ますます愛着が湧いてしまっているこの頃です。
この秋冬は、バッチリと履きこなし、せっせとお手入れをして、おしゃれとコミュニケーションを楽しみたいと思います!
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高木綾子 Ayako Takagi
ライター/LEEキャラクター
1981年生まれ。百貨店バイヤー、ヴィンテージショップなどファッション業界を10年経験。その後、LEEキャラクターになったことをきっかけに同世代の女性に役立つ情報を伝える仕事に興味を持ち、ライターの道へ。夫の仕事の関係で2020年より東京から香川へ移住し、ファッションや子育てのほか、四国地方についても執筆。2児の女の子ママ。