今秋登場のBALMUDA The Toaster Proに搭載されたのは、プロの厨房で使われている調理機器と同じことがおうちでもできちゃうすごい機能。“焼き目大好き”の料理家、小堀紀代美さんにさっそく使ってもらいました。
|
お試ししてくれたのは
小堀紀代美さん
カフェのような食堂のような「LIKE LIKE KITCHEN」を経て、同名の料理教室を主宰。“気持ちはいつも、料理勉強家”。日々、探究心いっぱいにおいしいレシピを考案。 |
|
Whatʼs Salamander mode?
強い上火で一気に焼き目をつける 新機能「サラマンダーモード」
上火だけに火力を一極集中。表層わずか0.55㎜を、パリッと香ばしく焼き上げるため、食材の水分が過度に蒸発せず、見た目の美しさに加えて料理の味わいもアップ。トーストの仕上げに使えば、“サクッ”と“ザクッ”の中間の、ちょっとハードな歯触りが最高です。 |
「焼き目って、香ばしくて、少し苦味もつくから、味わいが引き締まるんです。何よりおいしそう! だからつい、私は何にでも焼き目をつけがち(笑)」(小堀さん)
BALMUDA The Toaster Proに搭載されたサラマンダーモードは、火力を上火に集中させ、⾼温で一気に加熱。表面だけをパリッと焼き上げます。普通のオーブンでも焼き目はつくけれど、それと“サラマンダーモード”で仕上げた料理の味わいは別物。その差は、プロの厨房の多くが、オーブンとは別に専用の機器“サラマンダー”を導入していることからも明らかです。
具材はみずみずしく、それでいて表面のパン粉はカリッカリ。
「パン粉をここまで色づけるには、通常のオーブンだとけっこう時間がかかるんです。サラマンダーモードなら、2~3分できつね色」(小堀さん)
「うちのオーブンにも上火だけの機能がついているのですが、本当に便利で。オーブン料理ってしっかり焼き目がつくほど長く熱を入れると食材がパサついたり煮詰まるのが悩みだけれど、上火だけで加熱できると、ちょうどよく火を通してから表面に焼き目だけをつけられます。トースターで手軽にそれができるって画期的ですね!
トーストは6枚切りの食パンに切り目を入れ、トーストモードで3分。たっぷりバターを塗り、サラマンダーモードでちょっと長めの1〜2分で仕上げるのが好み。黒糖を振って、カラメルっぽくするのもおいしそう!」(小堀さん)
仕上げにつける香ばしい風味が、味のかなめ。BALMUDA The Toaster Proさえあれば、こんなごちそうが、毎日手軽に味わえるんです!
レアなのに香ばしい! この味わいはサラマンダーならでは
ホタテとアボカドの卵黄サワークリームグラタン
「生で食べられる素材だから、火入れは短時間でOK。表面こんがり、中はプルプルのホタテが絶品です。酸味とコクがたまらない、クリーミーなソースでどうぞ」(小堀さん)
材料・2~3人分(22×15×5㎝の耐熱皿使用)
- ホタテ(刺し身用)……4~5個(100g)
- アボカド……1個
- パセリのみじん切り(あれば)……少々
- 塩……適量
- 黒こしょう……少々
- A)
- 卵黄……1個分
- サワークリーム(またはプレーンヨーグルト)……30g
- 生クリーム(あれば)……大さじ1/2
- 塩、黒こしょう……各少々
作り方
- ホタテは塩2つまみを振ってからめ、流水で洗う。キッチンペーパーで水気をよくふき取り、厚さを半分に切る。
- アボカドは縦半分にぐるりと切り目を入れ、半分に割る。皮と種を取り除き、7~8㎜幅に切る。
- 耐熱皿に2を並べ、塩少々を振る。1をのせ、さらに塩少々を振る。
- Aを混ぜ合わせ、3にかける。
- バルミューダ ザ・トースター プロに入れ、サラマンダーモードで3~4分焼く。おいしそうな焼き目がついたら取り出し、こしょうとパセリを振る。
焼き目なしでは、生まれないおいしさ!
小堀さん特製 謎のチキン
「カレー風とも言い切れない、甘く、酸っぱく深い味。謎めくおいしさが人気の、私の定番レシピです」(小堀さん)
材料・2~3人分(25×17×4㎝の耐熱皿使用)
- 鶏もも肉……2枚(500g)
- パセリのみじん切り(あれば)……少々
- 塩……小さじ1/3
- 黒こしょう……適量
- 〈ソース・作りやすい分量〉
- サワークリーム、マヨネーズ……各100g
- カレー粉……20g
- マンゴーチャツネ……50g(ない場合はマーマレード大さじ4+粒マスタードまたはフレンチマスタード20gで代用可)
- レモン汁……大さじ1
作り方
- 鶏肉は皮と余分な脂を取り除き、それぞれ5〜6等分に切る。
- ソースの材料を混ぜ合わせる。
- 耐熱皿に薄くオイル(分量外)を塗り、1を重ならないように並べる。全体に塩、こしょうを振り、2のソースの2/3量程度をおおうようにのせる。
- バルミューダ ザ・トースター プロに入れ、クラシックモードの200℃で15分焼き、さらにサラマンダーモードで2~3分焼く。おいしそうな焼き目がついたら取り出し、こしょうとパセリを振る。
※ソースは冷蔵庫で2週間ほど保存可。野菜をディップしたり、ソテーした肉に添えたり。
とろとろでカリカリ。パン粉のクリスピー感!
白いんげん豆とかぶの田舎風パン粉焼き
「かぶや豆はジューシーに、表面のパン粉は香ばしく。そんな難しい仕上がりもサラマンダーなら簡単です」(小堀さん)
材料・2~3人分(26×16×5.5㎝の耐熱皿使用)
- 白いんげん豆(水煮)……200g
- かぶ(葉付き)……1個(葉と合わせて200g)
- 玉ねぎ……1/4個(50g)
- にんにく……1かけ
- ベーコン(ブロック)……100g
- ミニトマト……4~5個
- A)
- 塩……少々
- 白ワイン……大さじ1/2
- オリーブオイル……大さじ1
作り方
- かぶは10~12等分のくし形切りにし、茎と葉は粗く刻む。玉ねぎは2~3㎝角に切る。ベーコンは1㎝厚さに切る。にんにくはつぶす。
- ボウルに白いんげん豆を汁ごと入れる。1と塩を加えて混ぜ合わせる。
- 耐熱皿に2を入れ、半分に切ったミニトマトをのせる。白ワインとオリーブオイルを回しかける。
- バルミューダ ザ・トースター プロに入れ、クラシックモードの200℃で15~18分ほど、野菜のかさが減って少し沈むまで焼く。
- Aを混ぜ合わせて4に振り、サラマンダーモードで2~3分焼いておいしそうな焼き目をつける。
\こちらもおすすめ/
ちくわチーズ焼き
ちくわを縦半分に切って、ピザ用チーズをのせ、サラマンダーモードで3分。「チーズにもちくわにもカリッと焦げ目がついて、それがたまらないおいしさになるんですよ」(小堀さん)。仕上げに黒こしょうや粉山椒をかけても!
ハムステーキ
1㎝厚さ程度のロースハムにオリーブオイルをまぶし、クラシックモードの200℃で3分、続けてサラマンダーモードで3〜4分。「脂の部分がチリッと焦げるくらいがベスト」(小堀さん)
いつものパンが、究極のトーストに
独自のスチームテクノロジーで、外はサクッ、中はしっとりの感動のトーストに。パンのリベイクにオーブン料理に大活躍。そんな従来の機能に加え、サラマンダーモード搭載の「BALMUDA The Toaster Pro」¥35200。「BALMUDA The Toaster」はインテリアに合わせて選べる4色展開(グレーはバルミューダオンラインストア及びブランドショップ限定)。(各)¥27940
●お問い合わせ=バルミューダ
☎︎0120・686・717
www.balmuda.com
撮影/メグミ スタイリスト/西森 萌 取材・文/福山雅美
こちらは2022年LEE12月号(11/7発売)「香ばしい焼き目においしくときめく毎日/バルミューダ」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。