FASHION

アラフォーでも「派手柄」「キレイ色」「甘口アイテム」を着てもいいのか問題/スタイリスト福田麻琴

  • 福田麻琴

2022.10.09

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本日のお悩み
好きなデザインや色の服が、年齢的に合わなくなってきました…

先日から始まった、福田麻琴さんの“お悩み相談室”。
皆さんからいただいたお悩みに、麻琴さんが本気でお答えします!

「お返事は完全なる私の独断と偏見です(笑)。
時に寄り添えなかったらすいません……
でもさ、どうせなら面白おかしく悩みたいじゃない。
笑って解決しちゃおう~!」From Makoto

自分の好きなデザインや色があるのですが、年齢にあっていないのかな?と思うと前に進めません。自分が良ければいい、と 割り切りたいところですが、結局着ないままだったりです。このモヤモヤ感がつらいです。

ひまわり

福田麻琴さんのお答え
好きなアイテムが今の自分を素敵に見せてくれるよう、少しだけ工夫すればOK!

この話題、最近現場でもよく出ます。
おしゃれな人には洋服の悩みなんてないでしょう、と思いきや、職業に関係なくあるんですねぇ。
みんな平等に歳を取るので!
なんなら見た目も(中身も!?)キャラクターが濃かったりするので、学校ネイビーに戸惑っているスタッフも。
金髪で保護者会に参加していいのか、などなど、本人の“キャラクター“と“母”とのイメージが一般的にリンクしなくて悩んでいる人もいます。
そういう人々はむしろシンプルな服をどう着たらいいかで悩んでいるのですが。
どちらも年齢、役割、などこの世代特有のお悩みな気がしています。

悩み始めるとキリがないのですが、むしろ今しか似合わない格好があるかもしれないのも事実。若い時は勢いでできたコーディネートの考え方を少し工夫すれば、今の方がもっと似合う!なんてことも。
そう考えるとワクワクしてきませんか?
だって欲しいのは好きな色やデザインはもちろんですが“今の自分を一番素敵に見せてくれる服”ですよね。
好きなもの達が今の自分を素敵に見せてくれるよう、少しだけ工夫してみましょう!

①柄アイテムには柄の中から1色拾って合わせ、色数を調整する

ちょっと派手な柄に合わせるアイテムは、その柄の中から1色拾って全体の色をまとめて色数が多くならないように調整してみる。これって簡単なテクニックですが、結構素敵に見えます。ちゃんとコーディネートに気を配れている印象があるからです。簡単で効果絶大。

②キレイ色にはグレーやベージュを合わせ、大人の雰囲気を醸し出す

キレイ色に合わせるなら黒、白、ネイビーが鉄板ですが、コントラストがつき過ぎないグレーやベージュを合わせて印象を柔らかくするのはどうでしょう?
“派手な色“だけに目が止まらず、全体の印象として強過ぎない大人の雰囲気を醸し出せるのでは?



③甘口アイテムには辛口アイテムをプラス

そして甘さには辛さを。私もフラワープリントは大好きですし、たまには華やかな色の服も着ます。その時意識しているのはどこかに辛口な要素をプラスするということ。

福田麻琴さん ワンピース 

例えばバレエシューズをレースアップのブーツにしてみたり、華奢なピアスをボリュームバングルにしてみたり…甘さは大人のロックテイストでプラスマイナスちょうどいい!
色や柄以外のアイテムを全部黒にするっていうのもいいかもしれませんね。

④自分が良ければ、それでいい(笑)!

でも最終は自分が良ければいい!(笑)
ファッションって楽しむものだから、それが一番いいと思うんです。
そうは言っても気になりますよねぇ。
何かヒントにしていただけたら!
ひまわりさんがこれからもおしゃれを楽しめますように。好きなものを着続けながら!

麻琴さんにお悩みを相談してみませんか?

「“おしゃれゴト”では、皆様からのお悩み相談を募集しています。
ファッションにまつわること、仕事、子育て、etc……
100%の正解はありませんが、一緒に楽しく解決できたらと思っています。
たまに私の相談にものってください(笑)
日常の些細な疑問、福田がのんきにお返事します。
一緒にシェアして笑っちゃいましょう!」From Makoto

【投稿はこちらから】
fukudamakoto@lee.hpplus.jp

※いただいたお悩み・ご質問は「おしゃれゴト」をはじめ、福田麻琴さんのSNS等ほかのメディアにてお答えする場合もございます。【お名前(フルネーム)】と【ハンドルネーム(回答する際にお呼びするお名前)】を明記の上、【お悩み】についてお書きください。ハンドルネームでご紹介致しますが、匿名希望の場合はその旨メール内にお書きください。
※大変申し訳ありませんが、すべてのお悩み・ご質問にお答えできるということではありません。


福田麻琴 Makoto Fukuda

スタイリスト

1978年生まれ。パリ留学に裏打ちされたフレンチテイストに、今どきの抜け感を加えたベーシックスタイルが得意。LEEマルシェでのコラボ企画も大人気。1児の母。

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