雅姫さんのrepettoストーリー vol.1【雅姫さん×レペットのスペシャル別注、誕生！】

雅姫
LEE DAYS リーデイズ

2022.10.01

雅姫さんが20年来愛する、レペット
伝統に裏打ちされた作りと感性が凝縮した、
特別な2タイプが完成！

雅姫さんがおしゃれの相棒として頼りにし、２度にもわたりフランス本国の工場へ、作り手を訪ねたことでより愛着が深まったというレペットのバレエシューズ。
今回、新たに別注の好機を得て、新配色のレオパード柄とリボンで彩る「サンドリオン」と、お気に入りの素材や配色を復刻＆再現する「フローラ」をオーダー。
独自のスティッチ＆リターン製法で作られ、究極の履き心地と小粋な表情を味わえるスペシャルが完成しました。その誕生までのストーリーを、２回に分けてご紹介をしていきます。

7月に惜しまれながら幕を下ろした、優美な世界観を表現した銀座の旗艦店にて撮影。

フランスの工場と本店を訪ね、
世界中で愛され続けるエッセンスに触れて

レペットのバレエシューズは、雅姫さんが20代の頃に初めて出会った女性らしい靴。
コンプレックスを持っていた脚が隠れるパンツやロングスカートに、スニーカーを合わせて子育てに奮闘していた時期でした。
「足元をレペットに変えただけで、しぐさまで気負わずエレガントに見せてくれたんです。バリエーションが豊富で選ぶのも楽しくて、
色や素材違いを揃えて愛用するように。何より足になじむ軽くしなやかな履き心地に衝撃を覚え、普段はもちろん、フォーマルなシーンや旅先でも頼れるアイテムになりました」

LEE2009年5月号。フランス南西部の工場とパリの本店を初訪問した感動の旅を掲載

そんなタウンシューズには、創始者のローズ・レペット氏が振付師だった息子の要望で手がけたダンスシューズの製法が使われていると知った雅姫さん。
快適な着用感を生む秘訣への興味が高まっていた2009年に、LEEの取材でフランスの工場と本店を訪ねるという夢が叶います。
タウン向けとトゥシューズを生産している工場では、一つ一つ丁寧に作業を進める職人のレペットへの愛情と誇りをひしひしと感じながら見学を。
本店では充実のラインナップに加え、バレエ学校の生徒がトゥシューズを選ぶ場面に遭遇して胸が躍ったと話します。

大切に履き続けたい気持ちがいっそう増したという、工場と本店再訪の様子はLEE2017年1月号にて

そして、創業70周年を迎える直前にはブランドからコラボレーションの提案を受け、フランスへ再び足を運ぶ機会にも恵まれます。
「工場は以前より空間も人数も増えていて、絶大な信頼と人気ぶりがうかがえました。
近年はプロのダンサーの靴をオーダーメイドしたり、ダンスを学びたいけれどスクールに通えない子供たちを製品提供で援助をしたり。
製法技術を身につけられる学校を設立したことも聞き、伝統を守りながら芸術の発展に貢献し、時代の流れも汲んで前進し続ける姿勢をリスペクトしています」

一足ずつパーツを縫う、職人の絶妙な手加減に見入っては驚きのため息が

工場長が施設内の案内とともに、細部の作りも説明を

心を込めてつくった雅姫スぺシャルは
「レオパード柄」＆「2トーンコンビ」

「このスペシャルコラボでは、数年前に本店で見つけて何年もの間、大活躍した『フローラ』の素材も配色も再現してもらいました。
そして、アイコニックな『サンドリオン』はシックなレオパード柄にアレンジしました」
トゥキャップの切り替えが特長で、長年多彩な色や素材を組み合わせて展開されてきたフローラ。2016年に惜しまれつつ廃番になったものの、
日本からの熱望に応えて2年前にJAPAN EXCLUSIVEとして復刻した人気モデル。
サンドリオンより甲部分が深めで、足を包み込む安心感と歩きやすさも魅力。
「パリでは購入後、うれしくてすぐに履いたほど！最近まで酷使しすぎかな……と思うくらい出番が多いデザインでした」。
そう話す雅姫さんは念願が叶い、ソフトなナッパとつややかなエナメルの組み合わせ、配色も同じ一足との再会に喜びもひとしおです。」
サンドリオンは近年定番となり、毎秋柄を替えて登場する、日本限定のレオパードシリーズがベース。
アッパーは昨年使用の柄とベロア調を引き継ぎ、履き口を縁取るグログランリボンの色はマロンよりやや金色寄りのシャタンを選びました。
「優しく華やかさも含むリボンの色みに合わせ、柄の地色を少し明るいトーンに変更。そんな繊細なこだわりにも脱帽です。
装いのスパイスになって品よく存在感を発揮する、仕上がりに大満足しています」
どちらもコーディネートの幅が広く、装いのアクセントに引き締め役にと重宝すること間違いなしです。