普段のワードローブがカジュアルなほど、フォーマルな着こなしが 〝地味すぎorやりすぎ〞になってしまい、後から写真を見て後悔することも…
欲しいのは、場の雰囲気や周囲の目を大切にしながらも、自分らしさがあり気分が上がる「カジュアル派にちょうどいいフォーマル服」。
どう選べばいい? どんなふうに着回せる? 本当に知りたかったフォーマル服悩みを、ママスタイリストと一緒に徹底研究します!
教えてくれたのは?
スタイリスト 徳永千夏さん
上品さと遊び心を備えた大人のカジュアルコーデが得意。中1&小2の女の子ママ。LEEwebでは「ママスタイリストの〝おやこどもコーデ〞」を連載中!
●Instagram:chinakmm
読者悩み
〝せっかく買っても出番が少ない〞問題
「〝シルエットと素材〞を意識して選べば、普段にも使いやすいですよ」by Chinatsu
01.
Jacket & Skirt
【ジャケット & スカート】
@七五三
子どもが主役の日は一歩引いた華やかさを意識
「アイテムがフォーマルでも、少しゆとりのある〝ちょいゆる〞シルエットを選べば日常にも着回しやすいんです。素材はツヤ感を抑えた少しマットなものがオススメ」(スタイリスト徳永さん)
@ショッピング
色や柄の力を借りて可愛げカジュアルにシフト
「フォーマルでは落ち着いた配色で控えめに仕上げた分、デイリーでは大好きなボーダーや赤い靴下で思いきり楽しげに。シワになりにくいハリのある素材は、カジュアルにもよくなじみます」(スタイリスト徳永さん)
02.
Jacket & Pants
【ジャケット & パンツ】
@保護者会
セットアップのきちんと感を白シャツ合わせで堪能!
「ボックスシルエットのジャケットなら、きちんと感と洒落感のいいとこ取りが叶います。胸元から白シャツと柄スカーフをのぞかせれば、学校公開や保護者会にピッタリ」(スタイリスト徳永さん)
@女友達とカフェ
感度の高い友達と会う日はロゴT&スニーカーで洗練させて
「単体で着回せるのはもちろん、セットアップごと着回しても合わせるアイテム次第で印象に差がつきます。ロゴTをインして、スニーカーや色バッグできれいめカジュアルを楽しんで」(スタイリスト徳永さん)
03.
One-piece
【ワンピース】
@園の面接
自信を持って振る舞える端正なワンピースを味方に
「去年デビューしたフォーマルブランドの『THE LINER』は、正統派のデザインがそろいます。人気のワンピースに同素材のジャケットをはおれば、きちんと感満点!」(スタイリスト徳永さん)
@子どもと公園
アウトドアテイストを加えて大胆に印象チェンジ!
「例えばお受験が終わったからもう出番がない…なんてもったいない。羽織りや小物でアウトドアムードに振れば、デイリーにも楽しめます」(スタイリスト徳永さん)
次回は、「お悩み『無難な格好になってしまって人とかぶりがち』編」をご紹介。
撮影/遠藤優貴 ヘア&メイク/YUMBOU(ilumini.) スタイリスト/徳永千夏 モデル/優木まおみ 撮影協力/田園調布せせらぎ館
※クレジットのないアイテムはスタイリスト私物です。
こちらは2022年LEE10月号(9/7発売)「カジュアル派のための『ちょうどいいフォーマル服』」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
FASHIONの新着記事
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。