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LIFE

もう子どもの「習い事」で疲れない!

天野ひかりさん&Emiさんがアドバイス!子どもの習い事、前向きになれる秘訣は?

2022.09.20

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ママパパの疲れを増幅させる、習い事にまつわる様々な悩み。LEE読者の中にも、モヤモヤを抱える声がたくさん!
そこで、専門家&先輩ママのお二人に、子どもの習い事と前向きに向き合う秘訣をうかがいました。

専門家&先輩ママが回答!
子どもの習い事のモヤモヤ悩み、どう解消する?

フリーアナウンサー、NPO法人 親子コミュニケーションラボ「おやこみゅ」代表理事
天野ひかりさん

フリーアナウンサー、NPO法人 親子コミュニケーションラボ「おやこみゅ」代表理事 天野ひかりさん

子どもの自己肯定感を育むための親子コミュニケーション力を伸ばす講座や講演を全国で開催し、これまでの受講者は5万人以上。フリーアナウンサーとしても活躍中。著書に『賢い子を育てる夫婦の会話』(あさ出版)など多数。
公式サイト:https://www.amanohikari.com/

OURHOME主宰、整理収納アドバイザー
Emiさん

OURHOME主宰、整理収納アドバイザー Emiさん

LEEでの連載をはじめ、暮らしの情報発信やオリジナル商品の販売、レッスンなど多方面で活躍。音声メディアVoicyで10分ラジオを配信中。『わたしの〝ちょうどいい〞モノ選び』(集英社)など著書は18冊。emi.ourhome
公式サイト:https://ourhome305.com/

子どもの習い事アドバイス01
上の子の習い事は下の子にもやらせる?きょうだいでどうバランスを取るべき?

上の子の習い事は下の子にもやらせる?

上の子の習い事の見学で習得。下の子は上達が早く、よい点も

きょうだい平等にこだわらず、合わなければ一方はやらない、やめる選択もあっていいと思います。
ただ下の子は上の子の習い事を見学している間に「自分もやりたい!」と習得し始めていることがあり、上の子と同じ習い事をするのは、上達が早いというメリットも。
(天野ひかりさん)

〝やりたい〞の波が来るのはそれぞれ。その子のタイミングを待ってみても

わが家は双子で、息子は4歳からサッカーに夢中ですが、娘にはこれといった習い事がなかったんですね。今じゃないのかなと思っていたら、高学年になってギターをやりたいと。
きょうだいでもタイミングはそれぞれなので、その子の〝やりたい〞の波が来るのを待ってみては。
(Emiさん)

子どもの習い事アドバイス02
習い事をしている友達を見て焦ってしまうのですが……。

〝努力する方法を知ること〞を目標にすれば、何歳からでも遅くない

習い事の目的を〝スキルの習得〞にすると、早いほうがいいのではと焦ると思います。
ただピアノでも水泳でも、それを職業とするのでなければ、習い事の目的を〝努力する方法を知ること〞だととらえると、何歳からでも遅くないはず。習い事は、自分が頑張れる術を知るきっかけに。
(天野ひかりさん)

ママの焦りを子どもに同化させない。子どもが焦ったときはこたえてあげて

子どもと自分を同化してしまう親が多いのかなと思います。このお悩みも、焦っているのは子どもではなくママですよね。
習い事をするのはあくまで子ども自身なので、本人が焦り出してから考えても遅くないと思います。
(Emiさん)



子どもの習い事アドバイス03
夫と習い事への考え方、意見が合わないのがストレスです

夫と習い事への考え方、意見が合わないのがストレスです

意見が違ってOK。話し合う様子を子どもにも見せて

価値観が多様なのは当然で、両親の考え方が違っていても大丈夫。大事なのは諦めず、お互いに話し合ったりプレゼンしながら意見を合わせていく過程です。
その対話を子どもが見て、異なった意見をひとつにまとめていく対話力を学べる機会にできるといいですね。話し合いを諦めないで。
(天野ひかりさん)

夫が言いすぎたら、自分は一歩引いてバランスを取る

特にスポーツ系は、父親の力が入りすぎてしまうことも。わが家も夫が息子に対して言いすぎだなと思うと、私は何も言わず一歩引いてバランスを取ります。
誰のための習い事かをもう一度考えよう、と夫に伝えてクールダウン。「どういう子育てをしたいか」という根本を、あらためて話し合う機会にも。
(Emiさん)

天野ひかりさん&Emiさん
「子どもの習い事」に疲れず、向き合うコツは?

前向きになれる秘訣は?

ママが疲弊するということは、その習い事をこなす子どもは、もっと疲れています

「子どもの習い事疲れ」にもぜひ着目してほしい、と天野さん。

「ママたちは子どものサポートを頑張っていますが、ママが送迎やスケジュール管理に疲弊するということは、それをこなす子どもはもっと疲れているはず。時には休んだり、思いきって数を絞る決断も大切。
むしろ“何もしない時間が能力を伸ばす"という研究結果もあり、考える力は時間の余裕があると育まれます。
忙しくて習い事に連れて行けないママも悲観しなくて大丈夫。小学生なら、週4日ぐらい予定がない日があってもOKです」(天野ひかりさん)

目的をシェア〞すると、途中でなんで?と迷うことが少ないはず

Emiさんは習い事を始める前に必ず“目的のシェア"を親子で行うそう。

「なんとなく始めるのは絶対にナシで、その習い事に何を求めるかを明確に。
例えば、学童代わりに放課後を過ごすことが第一の目的なら、そこまで質の高いレッスンやきめ細かいケアは求めない。“この先生に習いたい"が目的なら、遠いことは気にしない。この目的を子どもたちも一緒に共有できていると、途中でなんで?となることが少ないと思います。
方針がずれてきたら『今から30分間習い事の話をしよう』と家族会議をすることも」(Emiさん)

「もう子どもの「習い事」で疲れない!」記事一覧

イラストレーション/福田玲子 取材・原文/野々山 幸(TAPE)
こちらは2022年LEE10月号(9/7発売)『もう子どもの「習い事」で疲れない!』に掲載の記事です。

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