料理写真家に
お弁当作りを学ぶ
ゲストをお招きするシリーズ3回目。お弁当作りの先輩にノウハウを学びたい!
ぷー:今回は同い年の料理写真家に来てもらいました! 鈴木さんはすごく売れっ子で、LEEでも9月号の「トマト・なす・きゅうり」、来月10月号の「豚薄切り肉」を撮ってもらってます。あの、ちょっと僕にキックバックとか……。
鈴木:そういうこと言うと、本気にされちゃうから。
ぷー:それは一切ないですからね。念のため。本当にいろんなところでお仕事してますよね。
鈴木:料理が載ってる雑誌は、だいたいお世話になってます。
ぷー:さらにレシピ本もたくさん撮ってるでしょ。撮影クレジットを見ると、この名前、めちゃくちゃたくさん載ってますから。
鈴木:ありがたいことです。
ぷー:初めて会ったのって20代半ばで、まだアシスタントだったのにもうお子さんいましたよね。
鈴木:そうですね。
ぷー:で、アシスタント時代に2人目のお子さんも生まれて。本物のパンクロッカーっていうのはこの人のことですよ。
鈴木:お仕事をいただけるようになって、本当によかったです。
ぷー:今は毎朝、高1のお子さんのお弁当を作ってるということで。もうどれくらいですか?
鈴木:小4の塾弁からなので、7年目ですかね。
ぷー:そこそこベテランだ。「型」を決めてたりしますか?
鈴木:たんぱく質に、焼くだけゆでるだけの副菜、卵焼きかオムレツ、ごはんですね。やっぱりある程度決めとくと、スムーズです。焼き鳥とか崎陽軒のシウマイとか、買ってきたものを詰めることももちろんありますし。
ぷー:勉強になるな~。
鈴木:時間がないときは、チャーハン、ドライカレー、オムライスですね。こっちのほうが子どもの評判はいいんですけど。
ぷー:そういうもんですよね。自分が子どもでもそうだと思う。
鈴木:スープジャーを持たせることもあります。妻の両親が熊本に住んでいるので、チャーハンのときにレトルトの熊本名物、太平燕(タイピーエン)を合わせたり。
ぷー:それ楽しい! いろんなノウハウ持ってますね~。覚えとこう。せっかくなんで、料理を上手に撮るコツも教えてください!
鈴木:テーマを決める、かな。
ぷー:……ちょっと難しいなあ。
鈴木:自分がその料理のどこをいいと思ったか、どこにグッときたかを考えて撮るってことかなと。
ぷー:なんとなくじゃなくてね。
鈴木:あと、光を受けるのは一方向からだけにしたほうがいいですね。料理の3分の1くらいを影に入れるのもおもしろいですよ。
ぷー:いろいろ出ました! ぜひ皆さんやってみてください!
鈴木泰介さん(40歳)
料理写真を中心にさまざまな媒体で活躍(いろんなところにクレジット載りすぎ)。高1、小6のお子さんのパパ。インスタグラムは、おいしそうな料理だらけ。
Instagram:taisukesuzuki
Twitter:taisukesuzuki
公式サイト:http://www.taisukesuzuki.com/
素晴らしすぎるお弁当
LEE MANS
左から:Nやす(34歳)、Aミツ(40歳)、ぷーすけ(40歳)
詳しい内容は2022年LEE9月号(8/5発売)に掲載中。
![](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2023/09/05/profileLEE編集部.jpg)
おしゃれも暮らしも自分らしく!
1983年の創刊以来、「心地よいおしゃれと暮らし」を提案してきたLEE。
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