当サイトでは当社の提携先等がお客様のニーズ等について調査・分析したり、お客様にお勧めの広告を表示する目的で Cookie を使用する場合があります。詳しくはこちら

FASHION

コンサバで私服に無頓着な夫のファッション改善には「ノースフェイス」が効く/スタイリスト福田麻琴

  • 福田麻琴

2022.07.22

この記事をクリップする

本日のお悩み
夫のファッションについて。仕事着にはこだわりがあるのに、私服には無頓着。もうちょっと気を配ってほしい…

先日から始まった、福田麻琴さんの“お悩み相談室”。
皆さんからいただいたお悩みに、麻琴さんが本気でお答えします!

「お返事は完全なる私の独断と偏見です(笑)。
時に寄り添えなかったらすいません……
でもさ、どうせなら面白おかしく悩みたいじゃない。
笑って解決しちゃおう~!」From Makoto

はじめまして、はちみつりんごと申します。

夫の洋服の事で相談させてください。夫は、普段スーツで仕事をしていて、土曜日も仕事に出ている事が多く、日曜日ぐらいしか私服を着ません。なかなか私服を新調することもないので何年も写真に写った夫は同じようなコーデです。

流石に新しい物を着たら?と思うことがあって、去年父の日のプレゼントに私の好きなブランドのリネンのシャツをプレゼントしました。が、前開きのタイプでない(ポロシャツのようにボタンが途中までです。)こと、ボックス型のシルエットであること等々気に入らなかったらしく、一度もそれを着て出掛けてくれませんでした。

夫は、オーバーサイズのトレンドのファッションが苦手なようで、(確かにあまりカジュアルすぎるお洋服は似合いません。)とにかく、新しいスタイルを取り入れようとする気がないのですが、そういう夫にどうオシャレをさせたら良いですか?

仕事着には相当なこだわりがあるのに、私服ももうちょっと気を配って欲しいです・・・。

よろしくお願いします。
はちみつりんご

福田麻琴さんのお答え
夫という生き物はとても保守的(笑)。クローゼットの新規参入は大変難しいのですが…

わかります〜!
きっとこの企画のお返事の第一声は全てこれから始まりそうだなぁ。
私にも似たような経験があります。
服のプロでもそうでなくても、やっぱり似たような悩みはあるものですね…
きっと素敵なリネンシャツでしたよねぇ。
なぜ着ないのか、、、

私的に、夫という生き物はとても保守的な生き物な気がしています。
妻にしても、ファッション大好き!な人もいれば、それなりで大丈夫で〜す、みたいな方がいらっしゃいますよね。
しかし私も周りを見てみると、世の夫は妻のそれなり派よりもっと服に興味がない方が多いような印象です。

きっと服より大事なものがあるんでしょうね。
仕事とか?ゴルフとか?人それぞれですが、ライフスタイルの中の服の優先順位は低いことでしょう。
そしてそんなコンサバな「夫」は変化を求めていません。
快適で“それなり”ならば、それ以上高みを目指したりはしません。(あ!完全に私の独断と偏見です。ファッショニスタな夫達よ、すいません!)
なのでクローゼットに新規参入するのは大変難しいのです(笑)

オススメはノースフェイス。「え?それもう持ってるじゃん!」的なシンプルなアイテムを選んでみて!

とはいえ、やっぱり素敵でいて欲しいものですよね。
そんなはちみつりんごさんには、「ノースフェイス」をオススメします!
なぜって?これは実際に私には成功体験があるんです。

ノースフェイス Tシャツ

夫に毎年白黒3枚ずつプレゼントしている、ノースフェイスのTシャツ!

ノースフェイスのブランド力はなかなかのもので、時にラグジュアリーブランドよりときめいたりします。
アウトドアのワイルドなイメージもありつつ、もう知っているブランドなのでそこまで挑戦感がない。
特にライフスタイルのシリーズは、機能性は抜群だけど、デザインはタウンで着られるシンプルなものばかり。

やっぱキーワードは“快適さ”かなぁ。
長年、この業界で働いてきた私も気分があがる服と快適な服の二極化になりつつあります。
快適であれば、きっと、、、着る。

そして“おしゃれしてますよ感“をなるべく消せるデザインを選んでみてください。
え?それもう持ってるじゃん!みたいなシンプルなTシャツやポロシャツ、スラックス等、とにかく今までと同じようなものを選んでみてください。まずは抵抗感をなくすところから。

一見同じに見えても、やはり今年のものは今年らしくほんの少しはアップデートされているものなのです。
おしゃれさせたいのに、おしゃれしてますよ感を消すというのも難しい話ですが、挑戦は少しずつが肝心ですね。
着なければ服は意味がないと思うので!

夫は(逆に!?)スタイルがあるとも言えるし、「服に興味がない」ことを自覚しているのかも

でもよく言えば、はちみつりんごさんの夫は“スタイルがある“(逆に!?)とも言えますね。
数年前の服だったとしても自分が心地よいものを知っているということではないでしょうか。

そして服に興味がないことを自覚しているのかも。
それってとても大事な気がします。
服でもそうでなくても、自分のことを知るっていうのは大切ですものね。
うむ、この返事を書いている間にも学びがあるなんて、、、相談してくれてありがとうございます!(笑)

あとはBshopもシンプルなものがたくさんあって、レディースも充実しているので一緒にお買い物に行っても楽しいかもしれませんね。(着てくれなかったリネンシャツ、Bshopの可能性ありますねぇ、、、笑)

そこでも大切なのはもう持っていそうなアイテムを探すこと!
ちなみに私は夫と買い物に行くことはほとんどありません(笑)
そして夫は服を9割くらいオッシュマンズで購入しています〜。
興味はないくせに、こだわりはあるのよね。
ブレない夫達め!(笑)



麻琴さんにお悩みを相談しませんか?

「“おしゃれゴト”では、皆様からのお悩み相談を募集しています。
ファッションにまつわること、仕事、子育て、etc……
100%の正解はありませんが、一緒に楽しく解決できたらと思っています。
たまに私の相談にものってください(笑)
日常の些細な疑問、福田がのんきにお返事します。
一緒にシェアして笑っちゃいましょう!」From Makoto

【投稿はこちらから】
fukudamakoto@lee.hpplus.jp

※いただいたお悩み・ご質問は「おしゃれゴト」をはじめ、福田麻琴さんのSNS等ほかのメディアにてお答えする場合もございます。【お名前(フルネーム)】と【ハンドルネーム(回答する際にお呼びするお名前)】を明記の上、【お悩み】についてお書きください。ハンドルネームでご紹介致しますが、匿名希望の場合はその旨メール内にお書きください。
※大変申し訳ありませんが、すべてのお悩み・ご質問にお答えできるということではありません。


福田麻琴 Makoto Fukuda

スタイリスト

1978年生まれ。パリ留学に裏打ちされたフレンチテイストに、今どきの抜け感を加えたベーシックスタイルが得意。LEEマルシェでのコラボ企画も大人気。1児の母。

この記事へのコメント( 2 )

※ コメントにはメンバー登録が必要です。

LEE公式SNSをフォローする

閉じる

閉じる