竹下玲奈さんがセミオーダーを体験！リバティで作る自分だけの一着

竹下玲奈

2022.09.01

LEE世代にもファンの多いイギリスの老舗ブランド「リバティ」が、この春から日本限定でスタートしたウエアのセミオーダーサービス。デザインもファブリックのバリエーションも大充実、さらに細かいディテールまで選べるオプションの豊富さから「セミオーダーの域を超えている！」と噂のサービスを、モデルの竹下玲奈さんが体験。オーダーの一連の流れとともに、その魅力をたっぷりとお届けします！

1875年、ロンドンのリージェント・ストリートで、東洋の美術工芸品を扱うお店として開業したのが始まり。絹織物や更紗といったファブリックが評判を呼び、1920年代にはシルクのツヤや風合いを忠実に再現したリバティオリジナルの生地“タナローン”を開発。他とは一線を画す繊細かつ多彩なテキスタイルは、世界中で愛されています。

玲奈さんが訪れたのは、ウィメンズ、メンズ、キッズの全22型と、約300種類のファブリックサンプルが揃うコレド日本橋店。まずはリバティ・ファブリックスの「エターナルコレクション」と、今年の秋冬コレクション「ザ・ハウス・オブ・リバティ」がずらりと並ぶコーナーへ。セミオーダーで使用するタナローン生地は、選び抜かれた超極細の長繊維綿を細番手の糸で織り上げ、シルクのような質感を実現したリバティを象徴するオリジナルファブリック。ウエアにした時の着心地も良く、さらに通気性やご自宅での洗濯も可能なケアしやすさも備えた優れものです。圧巻のラインナップを前に「こんなに種類があるんですね。どうしよう～！」と玲奈さん。気になる絵柄のサンプルを手に取り、体に当てて鏡で確認する姿はなんだか楽しそう！

こちらは最新シーズナルコレクション「ザ・ハウス・オブ・リバティ」のファブリック。145年という長い歴史の中で生まれたデザインを再考・再構築し、創業者であるアーサー・ラセンビィ・リバティ氏の創造力と探究心を讃えたコレクションになっています。６つのテーマで構成され、その数はなんと約160種類。可憐な小花柄にオリエンタルムード漂う色彩と、どれも心惹かれるものばかり。

気になるファブリックの実物に触れて候補を絞っていきます。またウエアにした時の雰囲気や透けにくさ、シワの目立ちにくさなど、気づきにくい部分もスタッフの方が丁寧に教えてくれるので、より自分の理想に近いものが選べます。玲奈さんもいくつかを選んで、いよいよウエアのサンプルが並ぶコーナーへ。

ウィメンズのウエアは、袖デザインが選べるワンピースと、衿＆袖のデザインが選べるブラウスが各２型、そしてシルエットの異なるスカート３型。各型につけられた“アナ”や“グレース”といった可愛らしいネーミングにもおしゃれ心をくすぐられます。最初に玲奈さんが試着したのは、フリルカラー×バルーン袖のブラウスを組み合わせたブラウス「クララ」と、大きく波打つドレープが美しいフレアスカート「グレース」。「セットアップで着た時のバランスがすごくきれいですね！　素材も軽くてとってもしなやか。見た目にも着心地にも上質さが実感できます。」（玲奈さん）。

最終的に決定したアイテムは、バンドカラー×パフスリーブのワンピース「アナ」。シンプルに着ると緩やかに広がるAラインシルエットで、共布リボンを結んでウエストマークすると、ぐっとエレガントなムードに。写真のように前ボタンを開けてラフに羽織っても絵になります。サイズはS~XXLの５サイズ展開。ゆったりとしたマキシ丈を楽しみたい玲奈さんはXXLをチョイスしました。そしてファブリックは、悩みに悩んだ末「エターナル・コレクション」から繊細なペイズリー柄が美しい「アビーロードタナローン」に。あとは約1ヶ月半後の完成を待つだけ！

リバティ独自のプリントが映えるバッグやスカーフ、お財布やカードケースといった小物もおしゃれな存在感たっぷり。グラデシーションカラーが美しいこのトートバッグは、アーカイヴデザインをモダンに昇華させた「アイフィス」シリーズの「ダスクアイフィスリトルマールボロトートバッグ」。軽くて丈夫なコーティングキャンバスを使用し、大きすぎず小さすぎない、日常使いにちょうどいいサイズ感でいて収納力も抜群。ベーシックコーデのアクセントとしても活躍する人気作です。