日々忙しく過ごすLEE世代は、少しの油断で〝うっかり〞焼けてしまいがち。後々までダメージを残さないために、日焼けレベル別のお手入れ法をレクチャー！

教えてくれたのは？

皮膚科医
髙瀬聡子先生

ウォブクリニック中目黒総院長。皮膚科医として美肌ケアを指南している。

●Instagram：akikotakase
●公式サイト：https://wove.jp/

LEE100人隊に聞いた
「うっかり日焼け」あるある

●「ピクニックをしたとき、日陰にレジャーシートを敷いたハズが気づけば日なたに。移動もできず日焼け…」（No.034 りーぬさん）

●「車通勤のせいか、右側だけ焼けてる。顔への日焼けも止まらない」（TB こももさん）

●「園への送迎時。出かけのドタバタで、顔以外に日焼け止めを塗り忘れてくっきり日焼けあとが！」（No.051 みさへいさん）

 

「うっかり日焼け」直後は〝冷やす＆鎮静〞。その後肌状態に合ったスキンケアを！

「日焼けをしてしまった後、どのタイプでも共通して言えるのは、程度は違えど日焼けは〝やけど〞をしている、肌が炎症を起こしている（または起こし始めている）状態だということ。

『うっかり日焼け』をしてしまったと自覚がある日は、まず肌を冷やす＆鎮静させることが大切です。肌の奥で始まっている炎症を鎮めてから、各自に必要なスキンケアへ取り掛かりましょう！ また見逃しがちなのが体の脱水。やけど状態のときは、体の水分も奪われがちです。体や肌に日焼けダメージを残さないためにも、直後のケア→スキンケアの2段階を意識して」（髙瀬先生）

すぐにレスキューケアをしないと将来は…？

「短期的な症状は『サンターン』というUVA波による黒くなる日焼け。その次にUVB波によって起こる『サンバーン』で炎症やメラニン生成が加速される状態に。放置したり、繰り返すとシミができやすくなります。長期的にはUVA波が真皮にダメージを起こし、シワやたるみにつながります」（髙瀬先生）

すべての日焼け肌に共通！ 必須の「直後ケア」

1.とにかく冷やす

冷タオルや保冷剤などで、日焼けの度合いに合わせて肌を冷やしましょう。熱さがなくなるまで鎮静を。

2.体内にも水分補給

体の脱水予防のためにこまめに水分補給を。水、お茶など、水分であればどんな種類でもOKだそう。

NG!
マッサージは絶対ダメ！

「うっかり日焼け」直後は摩擦厳禁！ スキンケアのときは肌を擦らないように注意して。

すべての日焼け肌に共通！
抗酸化できる「インナーケア」で、修復スピード＆代謝アップ

「『うっかり日焼け』をしてしまったら、どのレベルでも取り入れてほしいのが抗酸化のインナーケア。日焼けで発生する活性酸素による刺激を最小限に抑えたり、将来のダメージの蓄積を減らすことが期待できます。抗酸化成分の代表はビタミンC。そのほかの成分でもいいので、自分に合うものをぜひ見つけてください」（髙瀬先生）

おすすめのインナーケア5選

1.
リポ・カプセル ビタミンC

効率的に体に届ける高機能ビタミンC

浸透や吸収のよいリポソーム化したビタミンC。液状タイプなのでそのまま飲んでも、飲料などに混ぜてもOK。

2.
HAKU 美容サプリメント

飲む「HAKU」で日焼け肌をサポート

ビタミンCとL-システイン配合。インナーケアで代謝を高めてくれる。ポリフェノールを含むモリンガ入り。

3.
トランシーノ ホワイトCクリア（第3類医薬品）

肌の働きに欠かせないビタミンB、C、EがIN

L-システインと肌の代謝に必要な5種のビタミンを配合。

4.
アスタリフト サプリメント ホワイトシールド

抗酸化作用で紫外線ライフを守る

抗酸化作用のあるアスタキサンチンを代表に、ポリフェノールなどをたっぷり配合。

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次回は「ほてり肌は『ひんやりorビタミンC』コスメで鎮静を」をご紹介。

撮影／浜村菜月（LOVABLE）（人物）　KEVIN CHAN（静物）　ヘア＆メイク／後藤若菜（ROI）　スタイリスト／中村美保（人物）　山本瑶奈（静物）　モデル／大橋真代（LEEキャラクター）　イラストレーション／別府麻衣　取材・文／松井美千代　撮影協力／UTUWA

※商品価格は消費税込みの総額表示（2022年7/7発売LEE8月号現）です。

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