FASHION

だって便利で素敵、これ以上の何かありますか?/スタイリスト福田麻琴

  • 福田麻琴

2022.06.09

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旅行中のコーデがノースフェイス率高めだった件

旅の途中、夫が言いました。
「ノースフェイスの方ですか?(笑)」
え?そういえば……。
店員さんよりスタッフ色が強かったであろうある日。
私は自分のコーディネートを改めて見直しました。

福田麻琴さん福田麻琴さん 

福田麻琴さん

上から、帽子→ノースフェイス、サコッシュ→ノースフェイス、スニーカー→ノースフェイス……
アウターがバブアーでオーバーオールはビューティアンドユースだったのでどうにか全身はまぬがれましたが、そう聞かれてもなんらおかしくない私のセレクトよ。

たとえ全身ワンブランドでも、便利で素敵ならOK

色々な組み合わせを楽しむのがスタイリストじゃないの〜? と、言うことなかれ。
スタイリストだって便利なものが好きよ。
たとえ全身ワンブランドだって、便利で素敵ならそれに越したことはないんだから。

何なら、ブランドイメージは統一されているのでどれを組み合わせても合わないなんてことはまず無いし、子供とのリンクもしやすいので家族でお出かけにはもってこい。
タウンにすんなり馴染むデザインながら、抜群の機能性で、痒い所に手が届くブランド代表格。
好きな方も多いのでは?

いつからこんなにノースフェイスが身近になったのだろう。

麻琴さんのファーストノースフェイス

私のファーストノースフェイスは働き始めてから。
天候に左右されるロケでもベストなパフォーマンスができるようゴアテックスのジャケットを買ったのが始まりです。
シンプルなデザインのナイロンジャケットは雨をはじいてくれるだけでなく、ワンピースやスカートとのコーディネートにも合わせられると、コーディネートの幅の広さを身をもって教えてくれたのです。

このミックス感、新鮮で可愛い!
今となっては当たり前のような組み合わせかもしれませんが、10数年前、ナイロンジャケットといえばトレッキングやその他のスポーツでしか出番がなかったのです。
デイリーに着るなんて! しかもトレッキングパンツではなくワンピースに合わせちゃうなんて! 私も夢中でミックスコーデを楽しみました。
そしてその楽しさは今も変わらずです。



快適だから毎日着たい、毎日来たら身近になる

“快適“
ここ最近、服に求められているキーワードです。
どんなに素敵でも、快適でなきゃ意味がない。
快適だから毎日着たい。
毎日着たら身近になる。

そんなことを繰り返して、ノースフェイスは私たちの安心できるブランドになっていったような気がします。
そしてこれからも変化し続ける私達のそばにはきっと、進化し続けるノースフェイスがいるんでしょうね。
これからもよろしくね!


福田麻琴 Makoto Fukuda

スタイリスト

1978年生まれ。パリ留学に裏打ちされたフレンチテイストに、今どきの抜け感を加えたベーシックスタイルが得意。LEEマルシェでのコラボ企画も大人気。1児の母。

この記事へのコメント( 7 )

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