天然温泉に入ってリフレッシュ!
東京・豊洲市場のすぐそばに4月にプレオープンした、ラビスタ東京ベイ。東京湾に浮かぶウォーターフロントに、美しい夜景に抱かれ天然温泉が楽しめるリゾートホテルが誕生しました。近頃、東京在住者にも人気の都内ステイ。景色のいいジャグジー付きプールもあるとのこと。家族で泊まってみたいので「大人も子どもも楽しめるか」をチェックすべく、今回は私ひとりで試泊をさせてもらいました。
駅から近くて便利!雨にも濡れない
ゆりかもめの市場前駅から、徒歩1分でラビスタ東京ベイに到着します。道中、駅からずっと屋根があるので、雨が降っても濡れずにホテルまでたどり着くことができます。ベビーカーで行っても、駅から段差もないので、らくらく到着できると思います。
開放的なロビーには、ソファでくつろげるスペースもあり、心地よいアロマの香りが漂っています。アメニティや客室で楽しめるお茶のティーバッグやコーヒー、駄菓子なども用意されていて、自由にいただくことができます。582室の客室がありますが、エレベーターも5基あり、あまり混みあうこともなくすぐに乗れました。
ビューバスからの眺めをひとり占め
10階にある、ベイサイドのラビスタツイン(ビューバス付)36平米のお部屋に宿泊。カーテンを開けると空の高い東京に景色が見渡せます。東京タワーも見えました。東京在住でも、この景色にはうっとりしますね。
お部屋には景色を眺めながら入れる、ビューバスがついています。優雅な気分になれます。ひとりではもったいないくらい、ゆったりとしたつくりになっていました。
夜景を眺めながらの入浴もなかなかいいものです。お昼の景色とは趣が違いますね。お部屋のビューバスは普通のお湯ですが、実は大浴場は温泉。15時のチェックイン後からすぐ入れます。翌日10時まで、3回は入りたいですね!
ママ友と子連れでステイも!
シングルベッドが4台セットされた「ラビスタフォース」という46平米のお部屋は3~4名で宿泊が可能です。ママ&子どもひとりの2組で一緒にステイするのも楽しいなと、お部屋を見てわくわくしました。くつろげるソファーもあるので、一緒にカードゲームなどをしてみるのもいいですね。
東京湾を一望できる天然温泉
温泉大浴場は最上階に14階にあります。埼玉から運んできた天然の三郷温泉です。薬湯のエリアもあって、疲れが癒されます。ドライサウナやナノミストサウナ、ナノミスト岩盤浴と3種類のサウナもありますよ。
そして大きくひらけたインフィニティ風露天風呂からは、スカイツリーも見ることができます。壺風呂もあるので、子連れでもゆっくりとくつろげますね。
大浴場へ行くときは、お部屋にある館内着での移動OK。バスタオル&フェイスタオルを、専用のバッグに入れていきます。お子さまサイズのものも用意されているので、子連れでも荷物が少なくて済みますね。ちなみに、更衣室にランドリースペースがあり、洗濯機は無料で乾燥機は有料で利用することができます。子連れだととくに、洗濯できると有難いですよね。
ママ&パパから大人気になりそうなエリアが、大浴場と同じ最上階にあります。エステルーム(有料)とマッサージチェア(無料)は日常の疲れを吹き飛ばしてくれることでしょう。マシンのあるジムも完備(有料:550円)。そして、スカイラウンジもあるので、夜景に包まれながら乾杯できますよ。
ゆっくり遊べるプール&ジャグジー
夏のリゾートのお楽しみといえば、プール。「屋外のプールだと、体力がもたない」というママには、ホテルの中のプールがおすすめです。空調が入ったところで、景色も眺められるから、大人も子どもも大満足ですね。対象が中学生以上ということなので、我が家は中学1年生の長男と楽しもうと思います。
14階で先着順で受け付けているプールは有料(2,200円)ですが、時間制限が設けられていないため(再入場は不可)、ジャグジーを楽しんだりと、時間を気にせずにゆっくりと過ごすことができます。着替えに時間を取られたりして、遊ぶ時間が少しだけになっちゃった!なんてこともなさそうです。そして、水深が0.99mというところも、それほど泳ぎが得意でない長男にも安心です。
お風呂上がりのお楽しみ!アイス&夜鳴きそば
22時半~24時(LO 23:30)までの間、ロビー階のレストラン「SACHI」にて、夜鳴きそばが無料で振る舞われます。いわゆる昔ながらの中華そばです。無料なうえに、トッピングまで自由なので、これは子どもたちが喜びそうです。普段なら寝ている時間ですが、「今日は特別!」ということで、盛り上がること間違いなし!シンプルな中華そばに、トッピングはねぎチャーシューが特においしかったです。
和洋バイキングの朝食が楽しい!
私は朝早起きして、まず大浴場で温まってから朝食をいただきました。前の晩に夜鳴きそばをいただいた、ロビー階のレストラン「SACHI」が会場です。6時から9時半(最終入場は9時)までの朝食バイキングですが、8時ごろは混むようなので、少し早めがおすすめ。
和食も洋食も充実!連泊しても全部の種類は食べられないのではないかというほど、楽しいラインナップでした。豊洲市場の近くということもあって、海鮮もたくさんありました。朝からミニ海鮮丼と天ぷらそばに、サラダやフルーツ、スイーツまでも堪能させてもらって幸せでした。朝食は軽くして、昼食を豊洲市場で食べるというのもいいですね。でも、こんなに美味しそうなバイキングを目の前に……控えるのはやっぱり無理かな(笑)。
受付時間に関しては変更になることがあるようなので、お問い合わせを。
近隣にはレストランや人気のカフェも
ラビスタ東京ベイは、現在プレオープン中ということで、昼・夜営業しているレストランがありません。夕食はホテルの玄関を出てすぐ向かいにある「季の庭」でいただきました。こちらは寿司・天ぷらを中心とした和食レストランです。カウンター席もありますが、ほとんどの席が半個室や個室になっているので、プライベートな空間でゆったりとお食事が楽しめます。
お刺身や茶碗蒸しなど、どれもこれも美味しかったのですが、とくにお椀に入った「魚介と胡麻豆腐の煮おろし」が最高でした。お子さま用で、とり天やエビ天、ポテトフライにお寿司とミニきつねうどんなどのセットも。お昼は定食もあるようなので、また行ってみたいなと思います。
ホテルのロビー入口手前右手には、カフェテリア「CAFE OASIS」があります。この日は残念ながら定休日だったのですが、小さなフライパンごとサーブされる、「ふわふわカステラPANケーキ」やホットドッグが人気のようです。天井が高くて居心地がいいとのことなので、再訪したいです。
実は、ホテルに住めます!
ラビスタ東京ベイでは、ロングステイプランもあるのです。作りつけの棚に冷蔵庫や電子レンジ、電気調理なべを完備。30日からのプランで、現在は単身用のお部屋のみですが、ファミリー層からの問い合わせも多いとのことで、今後、ファミリータイプも登場するかもしれませんね。毎日、あの温泉に浸かれるなんて、憧れますね!
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上紙夏花 Natsuka Uegami
ライター/ビューティープランナー
1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳