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LIFE

津島千佳

子鉄もママ鉄も大興奮!子連れ「都電ルーム」下町ステイで、旅気分満喫【OMO5東京大塚 by 星野リゾート】

  • 津島千佳

2022.06.05

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コロナウイルスの行動規制でここ2年ほぼ都内にいたせいか、猛烈に旅行したい熱が高まっています。とはいえ、夏休みはまだ先で、何泊もする旅行はちょっと無理。

都内で旅行気分が味わえるスポットを探していたところ、見つけたのが東京・大塚にある「OMO5(おもふぁいぶ)東京大塚 by 星野リゾート」(以下OMO5東京大塚)。都電荒川線の線路の真横にあり、都電が眺められる「都電ルーム」があるとのことで、電車好きの息子と一緒にお泊りしてきました。

眼下に都電が見える! 秘密基地っぽい! 「都電ルーム」で息子大興奮!

大塚のイメージは池袋の隣にある地味めな駅。そんな先入観から「OMO5東京大塚」も小規模なホテルかと考えていました。が、大塚駅北口を出ると、目の前にかなり立派なビルが!

13階建て、125もの客室がある「OMO5東京大塚 by 星野リゾート」。

エレベーターに乗って4階にあるフロントへ。ここは「OMOベース」と呼ばれ、フロントのほか、宿泊者以外も利用できる「OMOカフェ」やリビングのように利用できるロビーラウンジがあり、宿泊者とローカルの人を結びつける場でもあります。

「OMOカフェ」。

思い思いにすごせるロビーラウンジ。

チェックインを終え、6階にある「都電ルーム」に向かう前に「OMO5東京大塚」の客室の構造をお伝えしたい! 絶対子どものテンションが上がるから!

建築面積が限られる都市でありながら、和室でくつろぐ感覚ですごしてほしいとの思いから、客室は「やぐらルーム」という2人が眠れるロフトベッドを採用しています。

探検感覚で階段に登り、やぐらに向かいます。

初めてのやぐらに興奮し、息子もゴロゴロ!

階段の内部は収納になっており、冷蔵庫や金庫などの備品が収められているほか、旅行者のスーツケースもしまえる仕組みになっています。

またやぐらの下はエキストラベッドにもなるソファベッドがあり、のんびりできます。

息子は一目散に飛びつき、おもちゃで遊び始めました。

「都電ルーム」では、ここに電車型のソファやおもちゃ、運転士のレプリカ制帽などがあり、電車ごっこが楽しめます。

「都電ルーム」は随所に都電にまつわるモチーフが散りばめられています。

入浴する際、息子ははいていたズボンをこのつり革に引っ掛けていました。なぜ…?

都電の線路が真横に走っているとはいえ、なぜこの部屋が「都電ルーム」なのか。それは、都電が走行する様子を眼下に望めるから。

真俯瞰で電車が走行する様子を眺める機会なんてあまりないので、思わず私も見入ってしまいました。

都電の走行が見下ろせる大きな窓の近くには時刻表があるので、いつ電車が来るのかがわかります。それに思ったよりも短い間隔で走っているので、気が向いた時に窓の外を見ても都電に出合えるかもしれません。

地下鉄沿線エリアに住んでいるため、普段目の前であまり電車を見ることのない息子。都電が通るたびに歓声を上げていました。

基本は畳敷きですが、「都電ルーム」のみ線路がデザインされたカーペットが敷かれています。ふかふかなので素足でその感触を体感してください。

息子はしずかちゃん並にお風呂好き。しっかり浴槽に入れたいと思うものの、コンパクトな客室なのでシャワーだけかも…と不安に感じていましたが「OMO5東京大塚」は「都電ルーム」のみならず、全室浴槽を完備しているのがありがたい!

浴槽は親子2人でも入れるサイズでした。

コンパクトな客室のため、脱衣所はありませんが、ロールカーテンを降ろせば洗面スペースが脱衣所に早変わり!

「都電ルーム」はロールカーテンにも都電が描かれています。

客室は正直広くはないですが、計算された設計で全体に漂う秘密基地感。子どもが興奮することはもとより、私もめちゃくちゃ落ち着きました。

客室で地元の名店の味を! 「Go-KINJO 出前レンジャー」によるフードデリバリー!

「OMO5東京大塚」は地元飲食店の美味しさを体感してほしいとの思いから、夕食の提供は行っていません。周囲にはおいしそうなお店が目移りするほどありますが、子連れだと行けるお店が限られてしまうことも。そんな時に利用したいのが「Go-KINJO 出前レンジャー」と呼ばれる、地元に精通したスタッフによるデリバリーサービス。

客室まで「Go-KINJO 出前レンジャー」が宅配してくれます。

これは周辺の店舗から「Go-KINJO 出前レンジャー」が宿泊者の希望に沿った料理を宅配してくれるもの。2000円、3000円、5000円と用意された値段別メニューだけでなく、こちらのざっくりしたリクエストに応えてもくれます。我々は「子どもが満足できて、大人のお酒も進む」という七面倒臭いオーダーをしたところ、集めてくれたのがこちら。

「OMO5東京大塚」が各店の魅力を知ってほしいと、お店の紹介文のメモを添付してくれます。

おにぎり、焼き鳥、天ぷら、卵焼きなど、子どもも大人も大好きなメニューがズラリ! 4つものお店を巡ってくれ、もちろんすべて地元のお店!

旅先だと「地元のおいしい店で食事したい!」欲が沸きますが、地元民に愛されている店だと満席だったり、そういう店に限ってわかりづらい場所にあって見つけられなかったり。その点「Go-KINJO 出前レンジャー」なら人気店やおすすめのお店の料理を宅配してくれるので、確実に地元の味が堪能できます。今回宅配してもらった料理は、いずれも家庭的な味わいでビール片手に客室で居酒屋気分に浸れました。

子どもOK! シティポップが流れる「オーツカ下町DJナイト」で夜は更けていく

ちょっと2軒目に行きたい。でも子どもがいるから外には出られない。そんなジレンマを解消するのが「オーツカ下町DJナイト」。

スタッフがローテーションでDJとなってプレイしてくれます。

「OMOベース」で、昭和レトロな音楽を楽しめるカルチャーイベントで、ローテーションで「OMO5東京大塚」スタッフがDJとなり、昭和歌謡曲を中心にプレイしています。

DJやクラブって人がごった返しているイメージがありますが、「オーツカ下町DJナイト」が行われているのは開放的なロビーラウンジ。わちゃわちゃ感もないですし、出入り自由。しかも子連れOKなのです。

宿泊しない地元の人が訪れることもあるので、運がよければローカルの方から地元情報を聞けるかも。



地元に精通したスタッフがアテンド! 地元・大塚を巡るツアーへ

朝食は「OMOベース」にある「OMOカフェ」で。こちらで食してほしいのが「OMOrning(オモーニング)リゾット」。7種類のリゾットがラインナップされています。

手前が「深川あさり」、奥が「鮭いくら」。

東京を感じられる「深川あさり」は「OMO5東京大塚」限定メニュー。とろみのあるあんの中にあさりたっぷりで食べごたえがあるうえ、出汁がかなり効いているので、するする食べられます。

「OMOrningリゾット」でお腹を満たしたら、地元・大塚を巡る「ご近所ガイド OMOレンジャー」の案内による地元巡りへ。

出発前に「OMOベース」にある「ご近所マップ」で巡るスポットを教わります。

出発前に「OMOベース」に設置してある「ご近所マップ」から、当日巡るスポットをガイドが紹介してくれます。参加したのは都電ビュースポットや神社、商店街を巡るコース。

都電荒川線大塚駅前を起点に、ローカルの視点で大塚を巡ります。

大塚には7つもの商店街があり、今回は大塚駅南口で一番大きなサンモール商店街へ。サンモールのサンはSUNかと思いきや、「3つ」の商店街が合体した商店街であること、大塚天祖神社の「参道」だったことからサンモールになったというガイドブックには掲載されない情報を教わりました。

参道だったこともあり、ゲートの形は鳥居。

立ち寄るスポットが気に入れば、ツアー途中で離脱してもOKという気軽さもいいですね。

ツアーを終えて、濃い1泊2日はここで終了。帰り支度をしている最中、子どもが「もっと泊まりたかった!」と言うので、「OMO5東京大塚」のどこが気に入ったのか尋ねると「全部!」とのこと。

未就学児は宿泊人数に含まれないので、小さなお子さんなら4人家族で一緒に泊まれる「OMO5東京大塚」。近場で旅行気分を味わいたい人におすすめです。

 

【OMO5東京大塚 by 星野リゾート】

住所/東京都豊島区北大塚2-26-1

宿泊料金/¥16,000~(1泊1室あたり/税込・食事別)

「OMO5東京大塚 by 星野リゾート」公式サイトはこちら

津島千佳 Tica Tsushima

ライター

1981年香川県生まれ。主にファッションやライフスタイル、インタビュー分野で活動中。夫婦揃って8月1日生まれ。‘15年生まれの息子は空気を読まず8月2日に誕生。

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