DIYの達人としても知られる石井さん。LEE’22年5月号別冊付録(詳細はこちら)の京都での雑貨巡りの後、以前から気になっていたパーツショップを訪ねて中心地より北へ足をのばしました。
石井佳苗さん/Kanae Ishii
雑誌や書籍、広告など多岐にわたって活躍。初心者にもわかりやすいオンラインレッスンも好評。「パーツを付け替えるだけで、あれもこれも、実は自分好みに変えられるんです!」(石井佳苗さん)
Instagram:kanaeishii_lc
公式サイト:https://kanaeishii-stylist.com
vol.4 | area: 京都市北部 | Hunting item: DIYパーツ
ディテールこそ、インテリアの醍醐味。“パーツ”の宝探しでワクワク!
しゃがんで背伸びして、隅々までチェック。「パーツ屋さんに来ると、家のあちこちを改造したくなっちゃいます。夢が広がりますね」(石井佳苗さん)
Hint-1
ツヤの有無など素材感を重視して自宅のインテリアに合うパーツを探す
DIYパーツ選びというと、上級者向けで難しそうだけれど……。
「タオルハンガーや棚の取っ手など、“自分が選んだわけではない”パーツって、家の中にけっこうありますよね。それを、自分好みに取り替えるイメージ。小さな違和感って侮れなくて、替えてみると空間全体が、パッと自分らしくなるんです。ドライバー1本で付け外しできるものも多いので、どうぞ気軽に!」(石井佳苗さん)
シンプルだけど、なかなかないデザインですね
「あんまり個性的なものだと、わが家で浮いてしまうから」(石井佳苗さん)と選んだのがこちらのホルダー。マットなステンレスのスイス製。¥4840
トイレットペーパーホルダーだけでもこの数!「真鍮もいいし、陶器もいいなあ」(石井佳苗さん)
コート掛けをはじめとするフックのラインナップも圧巻
棚受けいろいろ。質感からサイズまで、ここまであればぴったりなものがきっと見つかる
「電球は手軽に雰囲気を変えられるから、明るさやデザインの違うものをいくつか持っておくと便利」(石井佳苗さん)
Hint-2
なくてもいいけど、あると楽しい用途限定のパーツも
石井さんが「いいもの見つけた!」と即決したのがコート掛け。「こんな実用的でシンプルな、“狙ってない”ものが見つかるのがパーツ屋さん。一点ものだから、それぞれ形が違うのもいいでしょ?」(石井佳苗さん)。
さらにもうひとつ購入したのは、標語が書かれたプレート。「こういうアイテム、使うアテもないのに手に入れたくなるんですよね……」(石井佳苗さん)
木目がひとつずつ違うのがいい
「フック類は、何も掛かっていないときに、いかにインテリアの邪魔をしないかが大事」(石井佳苗さん)。サイズと木の種類の違う2個を購入。(各)¥6270
なぜか心惹かれてしまうプレート。¥2640
Hint-3
電球は、形を変えるだけで手軽に印象チェンジできる
一番簡単に替えられるパーツといったら、電球!
「丸いものや細長いものなど、最近はLED電球もいろいろな形のものが出ています。色合いもほぼ白熱電球と変わらなくなってきていますね。おすすめは、電球内部にあるフィラメントが美しいエジソン電球タイプ。見た目だけでなく照らされ方も変わるから、空間の印象が変えられますよ」(石井佳苗さん)。
黄色く光るフィラメントがアクセントになる!
「今回は、フィラメントがはっきり見えるものを」と選んだのは、楕円形のエジソン電球タイプ。「使う場所は想定済み。早く家に帰って、取り付けたい!」(石井佳苗さん)。
迷うことなく2個お買い上げ。(各)¥1408
Hunting item DIYパーツ
小さいからこそ、ピリッと空気を引き締めてくれるこだわりのパーツ。プラスすれば、より“自分らしい”空間に!
飾り方1
フックの取り付け方にもひと工夫すれば実用品がオブジェになる
同じテイストのアイテムは、きちんと並べがち。
「その思い込みを捨て、高さをずらして取り付けます。すると実用的な表情がやわらぎ、オブジェのような見え方に。実用品は、用途を一度忘れて“もの”として眺め、気に入ったものに替えると、空間に個性が生まれます」(石井佳苗さん)
回して向きを変えれば、雰囲気も変化。「フックに直接コートなどを掛けても。丸いから跡がつかない実用性もいい」(石井佳苗さん)
飾り方2
電球で照明をリフレッシュ!部屋全体の空気感も変わる
個性的な形の電球は、手軽にインテリアの雰囲気を変えられるアイテム。
「形そのものを楽しむだけでなく、光の色合いや強さ、広がり方までこだわって選ぶと、よりインテリアがおもしろくなります。空間そのものの“温度感”まで変えるのは、電球だけができること」(石井佳苗さん)
丸みを帯びた小ぶりの電球に替えたことで、可愛らしい雰囲気に。照明器具は「オルネ・ド・フォイユ」のもの
飾り方3
なんとなく使っていた部品を自分好みぴったりの質感・形に替えるだけで、空間の完成度が高く
入居前から付いていたものの光沢感に、居心地の悪さを感じていたトイレットペーパーホルダー。
「ウォシュレットのリモコンと質感を合わせてマットに。以前のものは厚みがあって、その“圧”も気になっていたんだなと、替えてみたことで違和感の正体がわかりました」(石井佳苗さん)
リモコンとホルダーの質感の違いが気になっていたけれど…… 質感を統一して、軽やかなデザインに変更!
電気ドリルはひとつ持っておくと便利!
\クスッと笑える、空間のアクセントに/
「このフォントや行間のスペースが、何とも可愛い!」(石井佳苗さん)。プレートはブックエンドや背表紙の赤とリンクさせて飾って
今回のHuntのまとめ
“空間作りの楽しさはディテールの作り込みにあり!”
Kanae Ishii
いつでもインスピレーションを与えてくれる場所。それが、私にとってのパーツショップ。“完成された商品”がないからこそ、想像の幅が広がります。たくさんのDIYパーツを眺めるうちに気づく、いつもは見逃している“ちょっと気になる部分”。そんな細かなところをひとつずつ整えることが、自分らしい空間作りには大切なんです。
Hunting Spot
BOLTS HARDWARE STORE(ボルツ ハードウェア ストア)
DATA
国内外からセレクトした、一般的なホームセンターとは一線を画すセンスあるパーツが揃う。オリジナルアイテムも人気。一部商品はネット通販可。京都市北区上賀茂葵之森町7の19 ☎︎075・744・6030 営業時間:10:00〜18:00 ㊡水曜・隔週日曜
https://bolts-hardwarestore.com/
撮影/宮濱祐美子 コーディネーター/大和まこ 取材・原文/福山雅美
LEE2022年7月号『スタイリスト石井佳苗さんのINTERIOR Hunting!』より
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