垣内彩未さん
〈 モデル 〉
モデルとして長く活躍を続ける垣内彩未さん。2児の母となり、育児を通して感じること、変化したライフスタイルについて。肩ひじ張らずに、ありのままの生活を受け入れて楽しむ、垣内さんのハッピースマイルの秘訣を聞きました。
母になって感情をコントロールできるように。育児を通して、自分も成長してるなと感じます──垣内彩未
● 垣内彩未 Ayami Kakiuchi
1989年8月30日、東京都生まれ。モデルとして数多くの女性誌に出演し、女優としても活躍。2020年、自身のブランド「not lonely」(www.notlonely.jp)を立ち上げ、人気に。写真集『I’m not lonely』(世界文化社)が発売中。4歳女児、0歳男児の母。最新情報は公式インスタグラム(kakiuchiayami)にて。
Instagram:kakiuchiayami
Twitter:kakiuchi_ayami
公式サイト:https://kakiuchi-ayami.officialsite.co/
垣内彩未さんの
選ぶのも組み合わせるのも楽しい! ポップな子ども服
「スペインの『BOBO CHOSES』やオランダの『maed for mini』など、好きなキッズブランドはシーズンごとに欠かさずチェックしています。ブルー地に鮮やかな柄入りのロンパースは、インスタグラムで見つけて気に入り、出産前に息子のおしゃれ着として購入したもの。4歳になった娘は、最近自分が気に入ったものしか着てくれず……。ただ、私も子どもの頃から着たい洋服がはっきりしていたので、無理強いはせず、買う前に娘本人に写真を見せて確認したりしていますね」/すべて本人私物
子ども服は色や柄合わせも自由! 自分のファッションへの刺激にも
はつらつとした笑顔とツヤピカな美肌が印象的な垣内彩未さんは、昨年10月に第2子を出産したばかり! 4歳の女の子、生後約半年の男の子の2児の母として日々育児に奮闘中だと言います。自身もファッションブランドを手がけ、おしゃれ好きな垣内さんの楽しみが、子ども服を選ぶことと、コーディネートをすることだそう。
「子どもって何を着てもかわいいし、色や柄同士を組み合わせてもおかしくないから、自分が着る洋服よりも自由なのが楽しいですね。ニュアンスカラーは大人になっても着られるので、子ども服にはポップなアイテムを選ぶことが多いです。思いがけないかわいい色合わせが見つかったりして、自分のブランドのアイデアにつながることも。探し方はいろいろで、海外のかわいい子ども服ブランドのサイトでポチッたり、セレクトショップで見つけたり。
古着も大好きなのですが、最近キッズヴィンテージのお店が増えているんですよね。特に子どもが好きなキャラクターものは、ヴィンテージだと昔っぽいレトロなタッチの絵柄でおしゃれに見えるので、こまめにお店をチェックしています」
母になって4年がたち、親として自身の成長も感じているという垣内さん。ついイライラしがちな子育てを逆手に取って、「かえって怒りをコントロールできるようになった」というから感心!
「出産前のほうが、夫にもっと家事をしてほしいなとか、ささいなことでイラッとしていた気が(笑)。もちろん、子どもって自分の思いどおりには動いてくれないので、強い口調で怒ってしまうこともあるんですよ。でも、私が怒ると子どもも怒ることを覚えるし、余計に手がつけられなくなると感じて。夫とも相談して、“叱る”はOKだけど“怒る”は自分の感情本位だから、思いのままに言いすぎないようにしようと。心がけるうちに感情をコントロールできるようになり、これは自分自身もラクだし、すごく大きな変化でした」
インテリアは実用性重視。産後は無理をしない生活に
出産前後には、ライフスタイルも見直したそう。
「もともとはインテリアにこだわっていて、観葉植物もたくさん置いていたのですが、今は小さい子ども2人と犬2匹のお世話で手一杯。子どもには危険なサボテンなどもあったので、かなり減らしました。家具もイケアや無印良品が増えて、実用性重視に。汚れたりしてもストレスにならないので、今の生活に合ったモノ選びができているなと思います。
昨年には、ずっと欲しいと思っていた車の免許も取得! 第1子の妊娠でつわりがひどく一度仮免を失効してしまって、産後に落ち着いてから再度トライしたら、今度は2人目を妊娠して、またくじけそうに。つわりが収まってから、なんとか取ることができました。4年越しぐらいで取得できたので達成感がすごい! 私はお酒を飲まないので、食事に出かけたとき飲んだ夫の代わりに運転できて安心だし、今後は子どもの習い事の送迎や、車でいろいろなところに出かけたいですね」
環境や生活の変化を柔軟に受け入れ、無理なく“今”を楽しむことが、垣内さんのハッピーな笑顔につながっているのかもしれません。ひとり時間には、エンタメにひたって息抜きも。
「K-POPが好きなのですが、ダンスも歌もめちゃくちゃうまいし、ビジュアルもよくて。MVなどを見ると気分が上がります。韓国ドラマもたくさん見ていて、最近は『その年、私たちは』や『わかっていても』にハマりました。脚本がおもしろいし、ふとした風景にもこだわって撮影する映像美が素晴らしいなと思います。劇中で流れる音楽もいいんですよね。
ドラマを見ていると韓国料理も食べたくなって、韓国食材のお店で見つけたヤンニョムジャンという調味料が最近のお気に入りです。煮物に入れて韓国風にしたり、マヨネーズと混ぜて野菜スティックにつけたり、お刺し身と混ぜてユッケっぽくしたりとフル活用。韓国カルチャー全般に元気をもらっていますね」
「教えて! 笑顔の素」記事一覧撮影/須藤敬一 ヘア&メイク/河嶋 希(io) スタイリスト/西野メンコ 取材・原文/野々山 幸(TAPE)
LEE6月号『教えて! 笑顔の素』から。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2022年5/7発売LEE6月号現在)です。
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