【OURHOME Emiさん流・片付けがラクになるモノ選び】ガラス耐熱容器から、ごみ袋の最高の収納方法まで<“一生困らない”収納>
2022.05.13
連載「毎日が気持ちいい暮らしの仕組み」でもいつも〝気づき〞をくれるEmiさん。今回は、家族みんなの家事がラクになる”モノ選び”について教えてもらいました。
もっと「ラクする」ために
モノ選びで小さなストレスをなくしてより暮らしやすく
整理収納アドバイザーとして相談を受ける中で「片付けの問題は、ほとんど『モノ選び』で解決できる!」と気づいたEmiさん。モノを選ぶ際に重要なマイルール作りのヒント、実際に愛用しているお役立ちアイテムなどなどが詰まった著書『わたしの〝ちょうどいい〞モノ選び』(集英社)から、その内容を少しだけご紹介します。
Emiさんの
モノ選びルール
1. 使い回せる
「使い方が決まっているモノは引っ越しなどで生活が変わるときに新たに買い直すなどの手間が生まれます。専用のモノはなるべく買わずに、できるだけ多用途に使えるモノを選んでいます」(Emiさん)。
ガラスの耐熱容器
iwaki「パック&レンジ」は保存に調理に使えて、そして食器にもなる優れもの。
木製のオープンボックス
OURHOME「国産ひのきのオープンボックス」は自由度が高く、組み合わせ次第でいろいろな用途に。模様替えや引っ越しをしても、別の形で活躍してくれます。
2. 家族みんなで使いやすい
Emiさんの家では夫も子どもも家事をするため、みんなで使うモノは、家族全員がストレスなく使えるかという視点で。
「サッカー少年の息子とコーチの夫がいるので、玄関には砂がたくさん! たたきを掃除するほうきは、子どもが使いやすいよう柄の短いモノを」(Emiさん)。無印良品「掃除用品システム・木製ショートポール、ほうき」をセレクト。
3. 出しっぱなしにできるデザイン
「よく使うモノは取りやすい位置に出したままにするのがラクですよね。出しっぱなしにしても気にならないデザインを選びます」(Emiさん)。
東谷「アイロン台L ブルー」は木製の脚が家具のようで、インテリアになじんでお気に入り。霧吹きを使うので、アイロンはシンプルな機能&デザインのパナソニック「自動アイロン(ドライアイロン)NI-A66」を。
Emiさんの最新アップデート
暮らしの中でどうしても出てくるプチストレス。それを見過ごさないことで、毎日が快適に。
ごみ袋が見えているストレスを解決
「地域のごみ捨てのルールが変わったことをきっかけに生ごみの捨て方を変えようと思い、夫のプラ製の植木鉢を使ったのはよかったのですが、袋が見えているのがイヤだなと(1)。そこでネットで検索して見つけた方法で、クリアファイルをカットしてホッチキスで留め、袋を沿わせたらすっきり!(2・3)」(Emiさん)
ごみ袋の最高の収納方法を発見
「猫が家族の仲間入りをしたのですが、いたずらされないようごみ箱を新しいモノに。キッチンシンク下のごみ袋の置き場も変えたいなと考えていたところ、お風呂場で使ってサビが出てきたマグネットタオルバー(キッチンペーパー用)がぴったり!(1・3)地域のルールで小袋に入れて捨てる電池もペタッと(2)」(Emiさん)
教えてくれたのは?
OURHOME主宰、整理収納アドバイザー
Emiさん
通販会社勤務を経て、2012年に整理収納アドバイザーとして独立。暮らしの情報発信とオリジナルの商品企画、レッスンを行う「OURHOME」主宰。双子のお子さんはこの春、中学生に。
●Instagram:emi.ourhome
●Twitter:ourhome305
●公式サイト:https://ourhome305.com
他にも「 当たり前を捨てたら”一生困らない”収納ができた!」を公開中!
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次回は「ミニマリストに聞きたい! ものを減らすと、いいことありますか?」をご紹介。
撮影/仲尾知泰 Emi(ガラスの耐熱容器使用例、最新アップデート) 取材・文/本誌編集部
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