中1男子の母、生徒手帳に翻弄されるの巻
みなさん、新学期慣れましたか?
我が家の中学1年生になった長男は、「生徒手帳」というアイテムを手に入れました! いつになくキリリとした表情の写真に、学校のエンボスの判子が押してあります。 定期券を買うときの身分証明としてはもちろんのこと、部活の入部証明、そして校則なんかも記載されていて、中学生にとってとても大切なものですよね。
が!配布されてから1か月も経たないうちに……
せ、せ、洗濯してしまいました!
はい、ぼっとぼとに濡れて、いまにも破れそうです……(チーン)。なぜ、洗ってしまったのかというと、ワイシャツの胸ポケットに入れっぱなしになっていたから。入部届を提出して、顧問の先生に生徒手帳へ記入してもらったときに胸ポケットに入れたんだそうです。私も生徒手帳に慣れていないもので、そんなところに入っているとは知らず……。
もしも、失くした場合は再発行の手続きをとって、有料で購入することになると保護者会で説明を受けたばかり。そんなに高いものではないけれど、やっぱりせっかく発行された生徒手帳ですから、なるべく大事に使わせたいと思って、なんとかきれいに乾かす方法がないかと調べてやってみました!
冷凍or紙を挟んで乾かす?
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写真も外れてしまいました。表紙も……。
生徒手帳の紙はとても薄い。ドライヤーやアイロンで乾かすと、紙が波打ってヘロヘロになってしまいます。濡れてしまったことがバレないくらいにまで、なるべく平らな状態で乾かしたいというのが希望です。
友人からの情報とネット検索により、ふたつの方法が候補となりました。まずひとつめが、ジップ袋に入れて凍らすという方法。たまたまジップ袋が自宅になくて、挑戦できませんでした。友人によると、この方法はかなり時間がかかるとのこと。
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長男の学校では、生徒手帳の再発行は500円とのこと。一枚ずつめくって紙を挟んだおかげで隅々まで内容を確認できました(笑)
ふたつめの方法は、紙を挟んで水分を移して乾かすという方法です。幸いコピー用紙がたくさんあったので、やってみることにします。まず、そーっとカバーから生徒手帳本体を外します。このときに、表紙と中のページが外れてしまいました。焦りますが、乾いてからテープで補強することにします。
カバーのポケット部分も濡れていたので、紙を挟んで乾燥させます。こちらは簡単に乾きました。ティッシュで拭くのとは違い、繊維も残らずきれい。
薄い紙を1ページずつやさしく剥がして、間に生徒手帳よりも少し大きめにカットしたコピー用紙を挟み込んでいきます。ページが剥がれなくて苦労する箇所もありました。
紙は多めに用意して、3回ほどチェンジ
紙を挟み終わったら、辞書などを重石にして置いておきます。4時間ほど待ってみると、挟んだ紙はしっとりして、生徒手帳の水分が少し抜けました。でも、まだ濡れています。コピー用紙をカットし、2回めも同じ工程を。ちょうど就寝のタイミングだったので、朝まで8時間ほど放置しました。それでもまだしっとり感があったので、また新しい紙と交換して、3回め。ここでは5時間ほど置きました。
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紙が波打つことなく、ふくらみは最小限に抑えられたのではないでしょうか?
なんとか乾いたようです。途中、ドライヤーをかけたいという衝動にかられましたが、なんとか我慢しました。完全に元通りとはいきませんでしたが、ヘロヘロにはなっていませんよね。
1枚1枚めくっては紙を挟んでという作業は、ちょっと骨が折れますが、この方法、どこかでみなさんの役に立つかもしれません。生徒手帳でなくても、お札を洗濯してしまったときなども同じ方法できれいに乾くと思います。
はぁ、なんとか乾いた!……と思った矢先、洗濯機から取り出した洗濯物の中から、小学校新一年生の次男の名札がびしょびしょで現れました。なんということでしょう。少し前に洗濯機オムツ事件が解決したと思ったら、つぎはこれですか!?
みなさんも名札の外し忘れ、生徒手帳の出し忘れには、じゅうぶんお気をつけくださいませ~。
![](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2019/04/natsuka-uegami.jpg)
上紙夏花 Natsuka Uegami
ライター/ビューティープランナー
1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳