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LIFE

インドア派ママライターの「ファミリーキャンプデビュー」体験記【丹波篠山キャンプ場】

  • 藤本こずみ

2022.05.22

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ずっと「一度はやってみたい!」と思っていた、キャンプ。私はもともとインドア派なのですが、子どもたちが生まれて、自然の中で遊ぶ機会が増えたりキャンパーさんたちの経験談を聞いたりするうちに、「いつかわが家も」と考えるように。ついに先日、その機会がやってきました!

キャンプ上級者さんたちのレポートの中には素敵なごはんやグッズがたくさん出てきますが(私も参考にさせていただきました!)、ここでは初挑戦のわが家ならではのいろいろな発見を、デビュー体験記としてまとめてみたいと思います。

丹波篠山キャンプ場 やまもりサーキットへ

私たちが初めてのキャンプに選んだスポットは、「丹波篠山キャンプ場 やまもりサーキット」。アウトドア派の家族におすすめしてもらったキャンプ場です。

振り返ると、「ここでキャンプデビューできてよかった~!」と感じる点がいっぱい。初心者であればあるほど、キャンプ場選びって大切ですね。今回の私の感動ポイントはこちら。

①子どもたちがのびのび遊べる!

子どもたちが大喜びだったのが、キャンプ中に楽しめるアクティビティ。

名前の通り、キャンプ場内にはサーキットがあり、無料でペダルゴーカートを運転できます。これが、乗り物好きの息子のハートをがっちりキャッチ! 滞在中、エンドレスで並び、乗り続けていました(笑)。

同じ広場には、ブランコやトンネルなどの遊具も。娘はこちらに夢中!

このほか、宝探しやスタンプラリー、体育館での卓球やバドミントンなど、たくさんの遊びを満喫。キャンプ場全体の見通しもよく、安心して子どもたちを遊ばせることができました。周りもほとんどが小さなお子さん連れのファミリーで、いつの間にか子どもたち同士が仲良くなっていたのも微笑ましかったです。

②水回りがキレイ。徒歩1分の場所に温泉も!

私が嬉しかったのは、水回りが清潔だったこと。初心者としては、これだけでホッとしちゃいます。こちらのキャンプ場は、2019年7月にオープンされたとあって、炊事棟もトイレもピカピカ!

また、徒歩1分の場所には温泉も。上の写真がその施設「草山温泉 やまもりの湯」なのですが、キャンプ場オープンとほぼ同時期にリニューアルされたそうで、こちらもすごくキレイ!

実は今回のキャンプ、1日目はとっても寒く、2日目はとっても暑かったんです。周りのキャンパーさんたちに「4月の朝晩は冷え込む」「でも日中は水遊びもできるかも」と聞いて、どちらにも対応できる服装を目指したつもりだったんですが……大人の”寒いバージョン”の装備が足りませんでした(反省)。なので、温泉で体の芯から温まることができたのは本当にありがたかったです!

③手ぶらで楽しめるプランあり

キャンプ初挑戦、アウトドアのグッズをほとんど持っていない私たち。こちらのキャンプ場では、テントやシュラフから、テーブルやチェア、コンロや食器までレンタルできる手ぶらプランがあったので、迷わずそれを選びました。

手ぶらプランのおかげで、ぐっと下がった初キャンプへのハードル。自分たちで持って行ったのは、衣類、毛布、食材。あとは虫よけや日焼け止め、ラップやホイルなどの細々としたもの程度。身軽に行けそうなものですが、実際は不慣れすぎて大荷物に。しかもそれでも足りなかったものもある(主に防寒具!)という初心者らしい教訓は、次回以降に生かしたいと思います。

初回のテーマは…「無理せず自然を楽しむこと」

キャンプビギナー向けの情報をチェックしていて、よく目にしたのが「無理をしないこと」という言葉。キャンプ場、持ち物、料理……どれも背伸びをすると疲れや失敗につながると聞いて納得。また、キャンプ上級者の友人からは、「非日常だから、ついあれもこれもとやってみたくなるけど、本末転倒にならないように、目的を絞って自然を楽しむといいよ~」というアドバイスも。

そこで、初回のテーマは、「無理せず自然を楽しむこと」にしました。具体的には……

①安心感のある場所を選ぶ

今回訪れた丹波篠山までは、家から車で約1時間半と遠すぎない距離。キャンプ以外で何度か遊びに行ったこともあり、なんとなく土地の雰囲気を知っていたので、安心感がありました。先に紹介した通り、滞在するキャンプ場が、子連れに優しい・水回りが清潔・レンタルが可能なことなども高ポイント。

②最初からあれこれ揃えない

一応、事前に情報やグッズはチェックしたものの、最終的には手ぶらプランに身を委ね、新しいものは何も買わずに臨んだ私たち。でも、それはかえってよかったかも。一度行ってみて家にあるもので対応できると分かったもののもあれば、レンタルしてみて使い心地を試せたものも。また、他のファミリーが使っている様子を見て「今後もキャンプをするならあれがあると良さそう!」と気づいたものもありました。実際に体験することで、イメージがぐっと具体的になった気がします。

③食事は手軽さを最優先に

キャンプ上級者さんたちが作っている、おいしそうで映える”キャンプ飯”に憧れつつも、初回はあっさり断念、手軽さを最優先しました(笑)。お昼は、評判のお店を調べてお蕎麦を食べてからチェックイン。夜は鍋をメインに、コンロでお肉と野菜を焼くミニマムなBBQを。

朝は、有名店のパンも買って行ったものの、寒さのあまり、鍋の残りで作った雑炊に人気が集中(笑)。ちなみに、飲みものも冷たいものより温かいものが恋しくなり……インスタントコーヒーは持って行ったのですが、ティーバッグやココアなど、他のホットドリンクも飲めるように準備して行けばよかったかも。

④たき火を眺めてのんびり

日中はキャンプ場内で遊びつくした分、夜はのんびり。夫の一番の希望だった、たき火に挑戦して、家族で囲みました。

たき火って、本当に癒されますね。子どもたちは、定番の焼きマシュマロにも大満足。星空の下でたき火を眺めて、家族でゆるゆるおしゃべり。キャンプの醍醐味を感じられた時間でした。

目指せ、準備&片づけのスキルアップ!

ドタバタしながらも、いい思い出になったキャンプデビュー。

初めてでも楽しめたのは、やはりキャンプ場やグッズに助けられたからだと思います。逆に難しいと痛感したのは、天候や気温への対応。

1日目の夕方から2日目の朝にかけては本当に寒く、テントの端に置いておいた食器の水滴が凍っていたほど。寝る時用に、大人も”着る毛布”代わりになるフリースなどを持って行くべきでした。一転、2日目の日中は、それまでが嘘のような暑さ! 「えー、要る?」と半信半疑で車に積んだ水着は、大活躍。

大自然の中で思い切りリフレッシュした2日間。ただし、帰宅した後には、大量の洗濯物と直面という現実も(笑)。準備や片づけのスキルは、経験を重ねて磨いていけたらいいな、と思っています。

これから、気持ちよくキャンプが出来そうなシーズンがやってきますね。わが家は、「春にデビューしたばかりだから次は秋?」と夫婦で話していたら……子どもたちから「早くテントに泊まりたい!」「明日行こう!」と熱烈なリクエストが! 二度目のキャンプの機会も、意外に早くやって来るかもしれません(笑)。

 

丹波篠山キャンプ場 やまもりサーキット

住所 兵庫県丹波篠山市遠方41-1

URL https://yamamori-cct.com/

藤本こずみ Kozumi Fujimoto

ライター

1979年、兵庫県生まれ。雑誌やWEBで、インタビュー、ライフスタイル、占いなどの記事を執筆。趣味は、テレビドラマ鑑賞&リラクゼーションスポット巡り。夫、長男、長女との4人暮らし。兵庫・東京の二拠点生活に挑戦中。

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