人気スタイリスト石井佳苗さんの【京都で買う雑貨と道具】「ギャラリーSON/サン」の古道具、アンティークの食器…
2022.04.23

石井さんにとって京都は、ほかとはひと味違う特別な場所。探すのは、いっそう愛着を持って向き合える雑貨と道具。
今回は、お気に入りのショップ「ギャラリーSON(サン)」を紹介していただきました。
石井さんおすすめ!
「ギャラリーSON【サン】」のオブジェになる古道具
かつての誰かの宝物を受け継ぐような気持ちで、お気に入り探し
人気のコーヒーショップ「WIFE&HUSBAND」がオープンした焙煎所&ギャラリー。店主の吉田恭一さんが、国内外から集めたヴィンテージアイテムに、石井さんも興奮。
「はるか昔に使われていた道具や、古びたおもちゃ。まるで、ヨーロッパの蚤の市をのぞいている感覚。自分だけが価値を見いだせる宝物が隠れている、そんな場所です」(石井佳苗さん)


「国などにはこだわらず、〝経年の美〞を感じるものを選んでいます」と店主の𠮷田さん。かつては実用的な〝道具〞だったものが、時代を経ることで世にふたつとないオブジェに。

1階は焙煎所。ヴィンテージアイテムに囲まれた空間で煎りたてのコーヒーを購入できる。

¥14000
フランスの古い書見台。「そのままでも存在感があるし、タブレットを置いて実際に〝道具〞としても使えそう」(石井佳苗さん)

上¥1500、下¥2200
「細い釘を壁打ちするのにぴったり!」と手に取ったのは、小さめのトンカチ。「日本の古いもので、時計を修理するのに使っていたそう」(石井佳苗さん)

「アンティークプレートもたくさん!」(石井佳苗さん)

誰かに大切されていた品々が、時代を超えてこの場所に。

𠮷田さんが好きで収集しているというトイピアノ。楽譜など音楽まわりのアイテムも多い。

¥6600〜
トランスファーウェアと呼ばれる銅板転写の絵皿がずらり。主に19世紀~20世紀初頭のフランスのもの。サイズや色も豊富なラインナップ。

フランスのアンティークグラスも多数。「吹きガラスならではのゆがみが美しいですね」(石井佳苗さん)
SHOP DATE

ギャラリーSON
2019年オープン。
京都市下京区鎌屋町22
☎075・203・2767
12:00〜18:30 不定期営業 詳細はHPにて確認を。
●公式サイト:www.wifeandhusband.jp
教えてくれたのは
スタイリスト 石井佳苗さん

雑誌や書籍、広告などでひっぱりだこのインテリアスタイリスト。本誌で「INTERIOR Hunting!」を隔月連載中。
●Instagram:kanaeishii_lc
●公式サイト:https://www.heimalesson.com
他にも「暮らしの目利き13人が選んだ雑貨と道具」を公開中!
【京都で買う雑貨と道具】「Zplus/ジープラス」人気スタイリスト石井佳苗さんがおすすめ! カード、マッチ箱…手のひらサイズの紙小物が素敵
詳しい内容は
LEE 2022年5月号別冊
暮らしの目利き13人が選んだ間違いない雑貨と道具BOOK
に掲載されています。
次回は「石井佳苗さんお気に入りの雑貨店・京都『サンガインセンス』編」をご紹介。
撮影/宮濱祐美子 コーディネーター/大和まこ 取材・文/福山雅美
※クレジットのないアイテムはすべて私物です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2022年4/7発売LEE5月号現在)です。
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