Vol.3では、三重のリゾート「VISON(ヴィソン)」にある「Gallery 泛白(うはく) uhaku」で白い器をHUNT!した石井さん。その際に立ち寄った地産の生活用品も買えるミュージアムショップや専門店にも注目です!
石井佳苗さん/Kanae Ishii
雑誌や書籍、広告など多岐にわたって活躍。初心者にもわかりやすいオンラインレッスンも好評。「白いもの好きとしては、今回は目移りが心配(笑)。時間が足りるでしょうか?」(石井佳苗さん)
Instagram:kanaeishii_lc
公式サイト:https://kanaeishii-stylist.com
内田鋼一さんの個人的な収集品もたくさん。
“食”をテーマとしたユニークな博物館
KATACHI museum / museum shop
「展示物に関する細かな説明は、ほぼありません。先入観なくものに向き合えるから、自分の想像力を試されるような楽しさがあります」(石井佳苗さん)
古今東西の“食”にまつわる道具の数々を熱心に見つめつつ、石井さんは、棚などの什器にも注目。
「古い家具や建具を使ったディスプレイが素敵。隅々まで、内田さんの美意識が貫かれた空間でした」(石井佳苗さん)
道具ながら、まるでオブジェ。「使いやすい道具は、デザインが考え抜かれているから美しいんですよね」(石井佳苗さん)
「展示物だけでなく、什器も価値ある古いものが使われているのが楽しい」(石井佳苗さん)
館内は区切りがなく、順路を気にせず興味のままに回れる
圧巻のおろし金コーナー
古今東西のやかんが一堂に。マネジメント担当の丹那雅貴さんと
内田さんが個人的に集めたコレクションも多数展示
道具が買えるミュージアムショップも併設
現代の職人が手がけた上質な調理道具やキッチンツールなど、食にまつわる品を販売
「ミュージアムを見た後だと、使いやすい道具だけが持つシンプルな美しさに、いっそう心惹かれますね」(石井佳苗さん)
DATA
VISONのテーマのひとつである“豊かな食文化”を象徴する存在の展示施設。入館料¥1000(ミュージアムショップで使える¥500のチケット付き) ☎︎0598・67・0725 営業時間10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで) 年中無休
「VISON」内には、ほかにもLEE読者必見のスポットが
minä perhonen museum / minä perhonen museum shop
ファン垂涎の常設ミュージアム。
併設のショップでは、洋服や家具のほか、手に取りやすい小物までが揃う。
DATA
入館料¥800(ミュージアムショップで使える¥800のチケット付き) ☎︎0598・67・6467 営業時間10:00〜18:00(ミュージアム入館は閉館の30分前まで) 年中無休
D&DEPARTMENT MIE by VISON
ロングライフデザインをテーマに、47都道府県の“らしさ”を見直すD&DEPARTMENT。三重の拠点となるこちらでは、松阪もめんや伊賀焼など、この土地らしい生活道具が並ぶ。ひと息つけるスタンド式カフェも併設。
DATA
☎︎0598・67・8570 営業時間10:00〜18:00 年中無休
石井さんが訪れた三重のリゾートVISON内「Gallery 泛白 uhaku」についてはこちら
「石井佳苗さん連載」記事一覧
撮影/宮濱祐美子 取材・原文/福山雅美
LEE2022年5月号『スタイリスト石井佳苗さんのINTERIOR Hunting!』より
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