【菊池亜希子さんが「銀座たくみ」で民藝の魅力を発見】全国から手仕事の名品が集まる老舗ショップへ
2022.04.22 更新日:2022.11.09
意識して集めたわけではないのに、気づいたら民藝の品をいくつも手にしていたという菊池さん。
全国各地の手仕事の道具を一堂に集めた民藝の老舗「銀座たくみ」で、さらなる民藝の魅力を発見しました。
民藝について教えてくれたのは…
代表取締役 野﨑 潤さん
学生時代から日本民藝館の学芸員実習生を経験したという民藝のスペシャリスト。全国の作り手との親交も厚い。
全国の窯元からずらりと揃う食器は買いやすくて、選ぶ楽しさ満点
大分の小鹿田焼、沖縄のやちむん、愛媛の砥部焼など陶磁器類をはじめ、漆器、ガラスや木の器など、日々の食卓で活躍する使い勝手のいい器が所狭しと並ぶ。
菊池さんが手に持った塩釉の湯呑みは、益子在住の佐久間藤也さん作。呉須(青い顔料)をかけた器の焼成中に塩を投げ入れることで、星くずのような独特の模様を生んでいる。
愛用品の別バージョンも発見
風呂敷を持っている刺し子織は、色違い&柄違いの布が測り売りでずらり。「オリジナルアイテムを手作りするのもいいですね!」(菊池亜希子さん)
菊池さんが愛用しているノッティングの椅子敷も多数並び、珍しい丸形も。
置いた姿も美しい! 手仕事の道具で生活が楽しくなりそう
かご好きも満足な、圧巻の品揃え。
京都在住の北村一男さんの銅鍋は、一枚の銅板を叩いて成形した一生ものの道具。
座り心地も佇まいも抜群の、松本民芸家具のスツール。
米澤ほうき工房の松本箒は「木でできた持ち手の握りやすさや穂先の角度が絶妙で、機能性と見た目の美しさを兼ね備えた名品」と野﨑さんも絶賛。
店内には日本だけでなく世界各地から集まった民芸品も。「どこを見ても魅力的な品が並んでいて、時がたつのを忘れますね」(菊池亜希子さん)
SHOP DATE
銀座たくみ
東京都中央区銀座8の4の2 たくみビル1・2F
☎03・3571・2017
11:00~19:00 ㊡日曜・祝日
●Instagram:ginza_takumi
●公式サイト:http://www.ginza-takumi.co.jp
他にも「暮らしの目利き13人が選んだ雑貨と道具」を公開中!
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詳しい内容は
LEE 2022年5月号別冊
暮らしの目利き13人が選んだ間違いない雑貨と道具BOOK
に掲載されています。
次回は「人気スタイリスト石井佳苗さんお気に入りの雑貨店・京都『ギャラリーSON』編」をご紹介。
撮影/須藤敬一 ヘア&メイク/吉川陽子 スタイリスト/山口香穂 取材・文/田中のり子
※クレジットのないアイテムはすべて私物です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2022年4/7発売LEE5月号現在)です。
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