画面越しだと、リアルな雰囲気が感じられない分、声がより重要に。オンラインでもいい印象を与える声の出し方、話し方のコツなどを覚えておきましょう。
教えてくれた人
フリーアナウンサー・スピーチ・ボイスデザイナー
魚住りえさん
日本テレビでアナウンサーとして活躍後、フリーに。30年間で培ったアナウンス技術を生かした「魚住式スピーチメソッド」を確立。個人レッスンやYouTube配信も人気。
Twitter:rie_uozumi
公式サイト:https://www.rie-speech.jp/
POINT 1
話す際の一文を短く、語尾をハッキリと言い切りましょう
「対面よりも集中しづらく、語尾が聞き取りにくいオンライン会話。自分の声を相手に届けるには、一文を短く、語尾をハッキリと『です』『ます』と言い切るのがポイントです」(魚住りえさん)
POINT 2
オンライン上の自分の声のトーンを見直しましょう
「PCを通すと実際よりも声が機械的に。大声でまくしたてたり、甲高い声が続くと聞き手が疲れてしまうことも。自分の声のトーンを見直し、心地いい話し声を探してみましょう」(魚住りえさん)
POINT 3
対面していない分、笑顔で大きくうなずきましょう
「集中して話を聞いているだけなのに、黙っていると不機嫌だと受け取られたり、リアクションを伝えきれないことも。いつも以上に意識的に、口角を上げてうなずく動作も入れると、場がなごみます」(魚住りえさん)
POINT 4
カメラの位置は高く、照明もあればさらにGOOD!
「ノートPCなどのカメラは顔を下から見上げるように映ってしまうことが多く、いばった印象に。下に台を入れ、顔よりもカメラがやや上にくるようにするのがおすすめ。また、顔が暗く映ると表情も暗くなるので照明をつけて顔を明るくするか、自然光が当たる窓辺を利用しても」(魚住りえさん)
- 大声の人は…… リラックスして、普段の声よりも抑えめに話しましょう
- 甲高い声の人は…… 落ち着いて少しトーンを下げましょう
(声のトーンの使い分けトレーニングを参照) - 早口の人は…… 一音一音、丁寧に発音する気持ちで
(あいうえお体操を参照)
【特集】出会いの春“好印象声”は作れます!
詳しい内容は2022年LEE4月号(3/7発売)に掲載中です。
撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/畑野和代 イラストレーション/多田景子 取材・原文/遊佐信子
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