東京国立近代美術館の展示があまりにも素敵で…
※現在は終了しています
東京国立近代美術館の展示を二回観ました。
なぜ二回かって?(笑)
一度目は友人と、二度目は子供と。

テーマが民藝だったので、もしかしたら子供向きじゃないかも、ゆっくり観ている人に迷惑かも、と色々考えて最初は連れて行かなかったのですが、あまりに素敵で感動してしまったので、これは絶対観せたいと思ったのです。
そうひらめいてしまった私の行動力というものは、私自身どうかしてると思うほどの勢いがあります。
付き合わされる子供もたまったもんじゃありませんが、楽しんでいたので良しとしましょう(笑)
民藝品に「デザインの力」を強く感じる理由
しかしデザインの力ってすごい!
民藝品に関しては、実際に道具として使うものだからよりそのデザイン性を感じます。
だってヤカンはかっこいいだけじゃなくて、使いやすくなきゃいけないし、茶碗にしてもハサミにしても同じ。そのデザインには実用性が伴っていなきゃいけない。
素敵なものはこの世にたくさんあるけど、素敵で使いやすいものってそんなにない。
だからよりデザインが持つ力を感じるんです。
柳宗悦さんの時代を感じさせない装いがカッコイイ
そしてまた柳宗悦さんがカッコイイ。
柳宗理さんは知っていてもお父さんがそんなにカッコイイなんて!
柳宗理さんのデザインした道具は、私を含めたくさんの方がお世話になっていると思います。
そのルーツになったであろう父もそれはそれは素敵な人だったんですねぇ。

ファッションもとてもカッコよくて、全く時代を感じさせない装いです。
むしろ今、この辺のファッションが戻ってきているようにも感じます。
展示されているのは男性ものばかりですが、何か取り入れられそうなアイデアばかり。
ついついスタイリスト目線で見てしまいます。
お洒落って服だけじゃない、暮らしの中にもある
終わり間近ということもあり美術館は整理券を配っていました。
私達も突撃だったので入場できたのはチケットを購入してから一時間後。
民藝に注目が集まっているんだなぁと感じました。
暮らしを豊かにデザインすること、今私も最も興味のあることかもしれません。
時代、年齢、職業、いろいろな要因が民藝への興味を掻き立てます。
やっぱりお洒落って服だけじゃない!
暮らしの中にもあるんだなぁと改めて引き込まれました。

そんなこんなで二度目も十二分に堪能したわけですが、教訓としては「気になる展示はあれこれ考えず最初から子供と一緒に見に来よう!」
でも一度観てるから子供のペースに合わせてあげられたってのもあるので、「気になる展示は二回観よう!」でもいいかな(笑)
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