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ミナ ペルホネン、くるみの木…4ブランドが各一室のインテリアを担当した「旅籠ヴィソン」コンセプトルームに注目【石井佳苗さんのインテリアハンティング】

  • 石井佳苗

2022.04.03

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スタイリスト 石井佳苗さんのインテリアハンティングの小休止Spot

Vol.2では、三重のリゾート「VISON」にある「くるみの木 暮らしの参考室」でかご・木箱をHUNT!した石井さん。

その際に宿泊した宿泊施設にも注目です!

石井佳苗さん/Kanae Ishii

雑誌や書籍、広告など多岐にわたって活躍するインテリアスタイリスト。初心者にもわかりやすいオンラインレッスンも好評。「オブジェは、触れると作家さんの力を感じられるところが好き」(石井佳苗さん)
Instagram:kanaeishii_lc
公式サイト:https://kanaeishii-stylist.com

各1室のレアな存在、“コンセプトルーム”に注目
旅籠(はたご)ヴィソン

食やショッピングだけでなく、宿泊もVISONの醍醐味。全155室の「HOTEL VISON」のほか、ぜひ滞在してほしいのが4ブランドがインテリアを担当した「旅籠ヴィソン」。

「中でもおすすめは各ブランドが力を入れるコンセプトルーム。それぞれに特徴的な空間作りが楽しく、そこで過ごすだけでインテリアへの好奇心が刺激されます」(石井佳苗さん)

旅籠ヴィソン

取材時に泊まった「ホテルヴィソン」も素敵でした!

旅籠ヴィソン

DATA
ブランド別に各棟6〜10室のツインルームを用意。その中の1室が、約70㎡の特別なコンセプトルーム。各ブランドの世界観にひたって旅を満喫できる。三重県多気郡多気町ヴィソン672番1 サンセバスチャン通り5番地

D&DEPARTMENT

D&DEPARTMENT

長く愛される「ロングライフデザイン」のアイテムを取り入れた空間。インテリアの一部は、ヴィソン内の「D&DEPARTMENT MIE」で購入可能。

D&DEPARTMENT

「海外のB&Bのようなくつろげる雰囲気。’60〜’70年代を思わせる、懐かしいテイストが、一般的なホテルとは一線を画す魅力です」(石井佳苗さん)



ミナ ペルホネン

ミナ ペルホネン

「ミナ ペルホネン」と親和性の高い北欧デザインのプロダクトや調度品をセレクト。テキスタイルやファブリックボード、椅子の張り地などは、もちろん「ミナ ペルホネン」のもの。

ミナ ペルホネン

「かわいらしいけれど、どこか凛とした雰囲気がある。大人にちょうどいい甘さが漂っています」(石井佳苗さん)

くるみの木

くるみの木

窓から見える美しい自然と調和した、目にやさしくて心穏やかに過ごせる空間。工芸作家による作品があちらこちらにあしらわれている。

くるみの木

「すっきりとしていて、上質。まさに『くるみの木』の世界観でのおもてなしを感じました。窓辺にぽつんとある、ウィンザーチェアが素敵」(石井佳苗さん)

ランドスケーププロダクツ

ランドスケーププロダクツ

「ランドスケーププロダクツ」らしい、モダンでクラフト感のある空間。のれん、エキパレスチェアなど、さりげなく国内外の民藝のアイテムを取り入れているのは、さすがという感じです」(石井佳苗さん)

ランドスケーププロダクツ

同ブランドと縁の深いカリフォルニアデザインからも、テキスタイルや調度品をセレクト

石井さんが訪れた三重のリゾートVISON内「くるみの木 暮らしの参考室」についてはこちら

日常生活と自然の共存を満喫/三重の『VISON』と『くるみの木 暮らしの参考室』【石井佳苗さんのインテリアハンティング】

「石井佳苗さん連載」記事一覧

撮影/宮濱祐美子 取材・原文/福山雅美

LEE2022年3月号『スタイリスト石井佳苗さんのINTERIOR Hunting!』より

石井佳苗 Kanae Ishii

インテリアスタイリスト

「カッシーナ・イクスシー」にて10年間勤務後、独立。雑誌や書籍、広告など多分野にわたる活躍で知られる。住まい作りの感覚を磨くヒントを綴った近著『Heima』(扶桑社)も好評。初心者にもわかりやすいオンラインレッスンも行っている。

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