【真冬の足元問題を解決! 靴下、タイツ…】寒がりスタイリスト徳原文子さん・エディター磯部安伽さんが本気で対談
2022.01.23
頭寒足熱という言葉があるように、特にこの時期は、足元を冷やさないことがLEE世代の絶対条件。それに、おしゃれ優先で薄着をし、うっかり体調を崩してしまうなんて、許されない選択肢なのですが…。
防寒を重視して完全防備してしまうと、なんだかもっさり見えてしまい気分も上がらず。そんな堂々巡りのお悩みに、この冬こそ終止符を! 旬の靴やソックス使いを押さえれば、とっても簡単。
今回は、スカート派のスタイリスト徳原さん、パンツ派のエディター磯部さんのお二人が、真冬のあったか&おしゃれな足元について語り合いました!
教えてくれたのは?
スカート派スタイリスト 徳原文子さん
夢のあるコーディネートを提案しつつも、実用性の高さも重視する人気スタイリスト。プライベートでは一年を通してほぼ毎日スカート生活。スカートに似合う靴にも精通し、特に旬スニーカーへの感度は誰よりも高い。
●Instagram:fumikotokuhara
パンツ派エディター 磯部安伽さん
真夏ですら素足のおしゃれにためらいを感じるくらいの寒がりパンツ派。ソックス使いが苦手で、冬はスカート着用頻度が高くなる。著書に『ファッションエディター磯部安伽のスマートクローゼット』(KADOKAWA)。
●Instagram:yasukoisobe
スタイリスト徳原さんとエディター磯部さんの寒がりコンビがナビゲート!
スカート派もパンツ派も、今季の足元は寒くない!
磯部 とくちゃん(徳原さん)って、私と同じで寒がりだよね?
徳原 うん、そうだよ。寒がりで冷え性。そういえば私ね、毎年最高気温が20℃を切ると、タイツを履くようにしてるの。
磯部 本当に? 知らなかった〜。タイツの解禁日を、最高気温を目安にするっていいね。私もまねする! でもさ、とくちゃんのようなスカート派はタイツという選択肢があるから、冬の足元対策は実はらくちんだよね。パンツ派の私ですら、冬はスカートをはく頻度が高くなるもん。
徳原 確かにそうかも。春夏にはくような薄手のスカートだって、ウール混の厚手タイツとペチコートをはけば冬仕様になるよね。それに今季は、“重ための足元”がトレンドでしょ。底冷えを防いでくれる厚底スニーカーやコンバットブーツ、ロングブーツの流行が、スカート派にとってはすごく追い風。寒さ対策になりつつも今どきのおしゃれ感が叶うなんて、本当にありがたいよ。
磯部 重めの足元って新しいバランスだよね。スカートに単にタイツを合わせるだけじゃおしゃれを目指すのは難しいけれど、この冬は旬靴のおかげでどちらも叶うね。しかもショート丈のアウターが流行っているから、重めの靴とのバランスが取りやすい。
徳原 スカート派だけじゃなく、やっちゃん(磯部さん)のようなパンツ派だって、今年はあったかとおしゃれが両立できるよ。トレンドのレイヤードの延長で、ソックス使いが流行っているじゃない。足首の肌を見せて抜け感を出すような着こなしよりも、パンツの裾からソックスをのぞかせておしゃれ感を出す着こなしのほうが、断然今っぽくなるはずだよ。
磯部 なるほど! 確かに撮影でも、ソックス使いがポイントのコーディネートが今年はすごく多い。ソックスを合わせるだけでグッと新鮮になるんだよね。
徳原 ソックスを合わせるときのポイントは、なじませるか、あえてきかせるか、それを明確にすることかな。ちゃんと意識してソックスを履けば、単なる寒さ対策には見えないはずだよ。
磯部 了解! 早速実践するね!
いつものデニムもお気に入りのスカートも真冬に困るのが足元の寒さ!
秋までは大丈夫だった足元の肌見せも、この季節は難しい! チラッとのぞく素肌の抜け感を埋めてしまうと、おしゃれ感まで損ないそう…というジレンマが毎冬の課題でした。
でも、この冬のトレンドは「足元あったか」が叶います!
ショートアウター、ソックス合わせ、ボリューム感のある靴などの今季の流行を味方につければ、あったかさをキープしつつ、今どきのおしゃれ感が手に入るんです!
コート丈が短くなり、足元コーデの可能性が広がった
ソックスのおしゃれがますます楽しく!
今季のトレンド靴、実は寒さに強いんです!
他にも「真冬の『足元問題』本気で考えました!」を公開中!
次回は、「真冬の『足元問題』本気で考えました! デニム編」をご紹介。
撮影/魚地武大(TENT)(物) スタイリスト/徳原文子 取材・文/磯部安伽
※商品価格は消費税込みの総額表示(2022年1/7発売LEE2月号現在)です。
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。