
どんなにきれいにしても、次の日になればまた、髪の毛やホコリが…。生活をしていれば当然、床は汚れていくもの。頑張りすぎずほどほどに、そして自分たちが気持ちよく暮らせる床掃除とは?
今回はライフオーガナイザー・さいとうきいさんのルーティンや最新アイテム情報をチェック!
教えてくれたのは?
さいとうきいさん

ライフオーガナイザー。都心の60平米2LDKのスモールスペースで、夫と小学生の息子さんの家族3人で暮らしながら、限りある空間での片付け収納や心地よい暮らし方について提案。
●Instagram:key.saito
●公式サイト:https://keyspace.info
しっかりの日と軽い日とそれぞれメニューを決めておいて淡々と
「正直、床掃除は嫌いなんです。だからちょっとでもラクしたくて」と、さいとうきいさん。手持ちの掃除道具を聞くと、お掃除ロボット2種、スティック掃除機にほうき、はたきも数種類と、かなりの数をお持ち。とても床掃除が苦手とは思えぬラインナップ。
「以前は犬がいて、子どもも小さかったので、しっかり掃除する日が多かったんです。今は軽くでもやっておきたい日など、日によって汚れの量や自分のモチベーションが違うので、私は道具の使い分けでコントロールしています。
どんな日も、これだけやっておけばOKというルーティンに従って、決まった道具を動かすだけ。なるべく頭や体を使わず、淡々とラクしてきれいになる方法を探して、今のスタイルに落ち着きました(笑)。今後はまた生活スタイルに合わせて、微調整していくつもりです」(さいとうきいさん)

掃除アイテムは、シュークローゼットの壁に吊るして収納。「タテに長いものもまとめて収納。吊るすとほうきやはたきは形崩れの防止にも」(さいとうきいさん)
床掃除ルーティン①
しっかりの日
はたき、ほうきでホコリを表に出し、ルンバとブラーバにお任せ
ロボット掃除機を使う前に
Point_1
はたきで壁や棚のホコリを落とす

壁に飾った額や照明のかさなどのホコリは、レデッカーの羽はたきを。
「ホコリは意外と壁にたまると聞いたことがあるので、溝や出っ張りを中心に、壁を全体的にさっとなでてホコリを落とします」(さいとうきいさん)
Point_2
椅子を机やソファに上げ掃除ロボットの動線を確保


大人用の椅子はひっくり返して机に置き、子ども用の椅子はソファの上に。掃除ロボットが通りやすくなるように下準備。
「子ども用の椅子の下が一番汚れがち。椅子は少し重たいですが、しっかりきれいにしたい日は、毎回欠かさず持ち上げます」(さいとうきいさん)
Point_3
ほうきなどで隅のホコリをかき出す


幅木にたまったホコリはウェーブ ハンディワイパーでからめとり(上)、植木鉢の隙間のホコリは、掛け無精ほうきでかき出す(下)。
「キッチン下のくぼみなど、掃除ロボットが入れないところのホコリもほうきでかき出します」(さいとうきいさん)
Point_4
仕上げはルンバとブラーバにお任せして仕事モードに!

準備が整ったら、ルンバのスイッチをオン。
「ルンバのために隅や溝のホコリを先にちょこっとかき出しておくことで、効率よくきれいを保てます。ルンバが自動で充電器まで戻っていったら、今度はブラーバをオンに。床がサラサラして、はだしでも気持ちよく清潔な環境に」(さいとうきいさん)
床掃除ルーティン②
軽めの日
スティック掃除機でささっと

マキタのスティック掃除機は、部屋ごとに掃除をしたり、洗面所やキッチンの汚れが気になったときに活用。
「ヘッドがコンパクトで小回りがきくので、狭いスペースでも使いやすく、しっかり吸い取ってくれます。マキタのバッテリは別売りのUSB用アダプタと組み合わせると災害時の充電器にもなります」(さいとうきいさん)
床掃除ルーティン③
しっかりと軽めの中間
スティック掃除機の後にブラーバで拭き掃除

あまり時間はかけられない日は、スティック掃除機で部屋全体のホコリなどを吸引後、ブラーバをオン。
「犬がいた頃は床の拭き掃除が必須だったのでブラーバを導入。今も床のサラサラ感が格段に変わるので、こまめに使っています」(さいとうきいさん)
床掃除ルーティン④
家族で外出する日
ルンバにお任せ

週末など、家族全員が外出する日は、ルンバをオンするだけ。
「家族が歩くところや目につくところがきれいになっていると気分がいいです。何も手をかけずに、ロボットがここまで助けてくれると、掃除のストレスが激減」(さいとうきいさん)
ストレスフリーにするための工夫
納戸の扉を開けてすぐルンバが出発できる場所にセット

ルンバの充電スポットは、廊下の一番奥にある納戸の下。
「ステンレスラックの棚板を、ルンバが入るように調整しました。扉を開けてオンをすれば自動で元に戻るので、私は最後に扉を閉めるだけ」(さいとうきいさん)
ルンバは通れる高さにソファの脚の長さを微調整

「最初はソファの脚の高さが微妙に足りず、ルンバが入りませんでした。そこでルンバ仕様にするべく、脚底に貼るフェルトパッドを2枚重ねてみたところ、ギリギリルンバが通過できる高さに!」(さいとうきいさん)
他にも「きれいが続く『床掃除ルーティン』」を公開中!
「きれいが続く『床掃除ルーティン』」詳しい内容は年LEE1月号(12/7発売)に掲載中です。
撮影/木村文平 取材・文/田中理恵
※商品価格は消費税込みの総額表示(2021年12/7発売LEE1月号現在)です。
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