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LIFE

夫婦のこれから/暮らしとおしゃれ

国際結婚をした鈴木ひろこさん夫妻が、これからも仲良く暮らしていく秘訣とは?【LEE DAYS】

  • LEE DAYS リーデイズ

2022.01.26

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夫婦のこれから/暮らしとおしゃれ

スタイリスト&コーディネーター 鈴木ひろこさん・オリビエさん パリに馴染む、私たちらしいおしゃれと生活

歩くのが楽しい街、パリ。新しい店を探したり、パリジャンを眺めながらカフェのテラスで休憩したり。そうすることで知的好奇心がくすぐられる。開放的な空気を纏えば、自然に笑顔があふれて会話もはずむという、鈴木ひろこさん夫妻のおしゃれの心得とは?

(右)鈴木ひろこさん/Hiroko Suzuki
(左)オリビエさん/Olivier

(右)鈴木ひろこさん/Hiroko Suzuki(左)オリビエさん/Olivier
すずき ひろこ●東京でスタイリストとして活躍後、渡仏。現在は女性誌を中心に取材、執筆やコーディネートを手がける。14年前に会社員のオリビエさんと結婚。今夏、結婚以来初めて引越しをした新居はパリ北部に位置するモンマルトルの丘の麓で、サクレクール寺院のドーム屋根が望める恵まれた立地。絵葉書のような景観が毎日目を楽しませてくれるそう。
Instagram:@suzukichako

仲良くいるための秘訣を一問一答方式で紹介

仲の良いふたりが仲良くい続けるためにしていること、してはいけないこと。国籍が違い、ペースも違うからこそ、大切にしていることについて伺いました

おしゃれ&贈り物編



Q1
お互いへのプレゼントはどんなものを贈りますか?

A

夫は結婚当初から月に2~3度、時々忘れたりもしますが(笑)、花をプレゼントしてくれます。私はブーケより一種類の花材が好きなので、近所のフローリストやマルシェで季節のシンプルな花を買ってきてくれて、それをいろいろな器に飾ります。

私はブーケより一種類の花材が好きなので、近所のフローリストやマルシェで季節のシンプルな花を買ってきてくれて、それをいろいろな器に飾ります。

私からはバカンス先で帽子をプレゼントするのが恒例。イギリスの王室御用達の老舗メーカーのキャスケット(下写真上)や、70年代のアメリカ製ボブキャップ(下写真下)など、パリでは出会えないデザインを見つけては記念に贈っています。

イギリスの王室御用達の老舗メーカーのキャスケット(写真上)と、70年代のアメリカ製ボブキャップ(写真下)

Q2
一緒に出かけるとき、どんなことを意識しておしゃれを楽しんでいますか

A

「場にふさわしい装い=大人のエレガンス」と認識されているパリでは日本以上に服装のTPOが求められます。街で見かける素敵だなと思うカップルは、服装の趣味はもちろんですが、醸し出す空気のトーンが似ていて、思わず振り返ってしまうことも。だから私たちも一緒に出かける時は、清潔感を大切にしつつ、抜けのあるスタイルを心がけます。

また、ディナーなどドレスコードのあるきちんとした場では、お互いの色と素材感をリンクさせてコーディネートしています。

「場にふさわしい装い=大人のエレガンス」と認識されているパリでは日本以上に服装のTPOが求められます。街で見かける素敵だなと思うカップルは、服装の趣味はもちろんですが、醸し出す空気のトーンが似ていて、思わず振り返ってしまうことも。だから私たちも一緒に出かける時は、清潔感を大切にしつつ、抜けのあるスタイルを心がけます。また、ディナーなどドレスコードのあるきちんとした場では、お互いの色と素材感をリンクさせてコーディネートしています。

Q3
二人でシェアしているアイテムを教えてください

A

ウエストがシェープされた女性らしいシルエットよりメンズのシンプルなデザインが好きなので、カーディガンやセーター、シャツなど夫のものをときどき拝借しています。手前はジョンスメドレー、奥はアクネ ストゥディオズのニット。夫が自分で買ってきたもので、フランス人はどうやら根っからブルーが好きみたいなんです。

手前はジョンスメドレー、奥はアクネ ストゥディオズのニット。夫が自分で買ってきたもので、フランス人はどうやら根っからブルーが好きみたいなんです。

暮らし&コミュニケーション編

Q4
国際結婚のよいところと難しいと思う点を教えてください

A

国籍というより夫の性格かもしれませんが、「結婚したからといって君の何かを変えるのではなく、今まで通り自分のペースでいてほしい」とずっと言われています。なので比較的、自由にマイペースで生活できるのはとても楽。だからこそ、私も「一緒にいる時間は大切にしよう!」と思います。

スタイリスト&コーディネーター 鈴木ひろこさん・オリビエさん

フランス人らしいなと思うことは、どんなに仕事が忙しくて頭が回らなくてもバカンスの計画についての話し合いを最優先させる時。日本人との違いを感じます(笑)。

パリの風景

Q5
喧嘩をしたらどちらが謝る? どうやって仲直りしてますか?

A

喧嘩はときどきします。先日も引っ越しのドタバタで、「あー、もういや!」と思うことが何度もありました。短期間で大事な決断をしなければならない場面も多く、お互いにストレスマックスでした。でも、喧嘩してイライラした時は全然関係のないことを考えてみる。自分の機嫌が良くなるようなこと。

「あのキャンドルいい香りだったからやっぱり買いに行こう」とか「今日の夕食は話題のお店のテイクアウトを試してみよう」とか。頭の切り替えをすることでクールダウン。その後、「さっきはごめんね〜」と会話のきっかけを私から作るのがいつものパターンです。

パリの風景

Q6
これからも仲良く暮らしていく秘訣は?

A

感謝の気持ちを忘れずに相手をリスペクトすること。些細なことでも言葉に出して伝えること。

パリの風景

「夫婦のこれから/暮らしとおしゃれ」記事一覧

撮影/篠あゆみ 原文/鈴木ひろこ


LEE DAYS リーデイズ LEE DAYS

LEEとともに歩んできて、子育てが一段落。自分に目を向ける余裕の出てきたLEEの姉世代の方に、日々の“ほんとうに好きなものと心ときめく時間”をお届けします。

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