ここ数年、話題に上がることの多い“低糖質”や“糖質カット”の食事ですが、毎日続けようとするとなかなか難しいもの。そこで注目されるのが低糖質のごはんが炊ける炊飯器だったりするのですが、今までのものってとても大きかったり、機能重視で見た目が今一つのものが多かったんですよね。ところがレコルトのヘルシーライスクッカーは、よくある3合炊きの炊飯器よりも一回り小さい超コンパクト&スタイリッシュなデザインが素敵なんです。先日、出演したテレビ番組でもご紹介したところ、大評判になって一時は品切れになってしまったとのこと。ようやく入荷されたようなので、こちらの連載でもその魅力をお話ししますね!
内釜、ザル釜、糖質カット受け皿の3層構造でお米を“糖質あらい炊き”
初めてヘルシーライスクッカーを手にしたときに「え?これで糖質カットごはんが炊けるの?」と疑心暗鬼になってしまったのは、あまりに小さくてその仕掛けがわからなかったから。マットですべすべの小さな本体に丸くてフラットなフタ、正面についている丸ボタンを押すとフタが開く仕組みです。重さも電源コードまで含めて約2.4㎏と軽いのです。
でもね、開けてみると不思議な構造になっていて、これがヘルシーライスクッカーの秘密なんだなと納得しました。内釜の上に「ザル釜」がのり、さらにその上には真ん中に穴のあいた「糖質カット受け皿」をのせて使うというわけ。普通なら内釜に洗米したお米を入れて水加減しますが、糖質カットごはんを炊くときには内釜には水だけを入れ、ザル釜にお米を入れます。
お米はいわゆる“蒸し炊き”の状態になり、ザルの穴からお米に含まれる糖質を含んだ水が落ち、さらには沸騰して吹き上がった時に受け皿部分にも糖質を含んだ水(おねばとも言いますね)がキャッチされるという仕組みです。レコルトではこれを“糖質あらい炊き”と表現していて、糖質を最大約1/3カットしたごはんが炊けるとのこと。
ザル釜にはホワイトのセラミックコーティングが施されているため、見た目が可愛らしいのはもちろん、粘度のあるお米の糖質が詰まりにくく、お手入れもしやすくなっています。取り出す時に糖質カット受け皿がかなり熱くなっていますが、シリコンミトン1組が同梱されているからご安心を。
さっぱりして食べやすい糖質カットごはんのほかにも、多彩な健康ごはん
“糖質あらい炊き”したごはんを食べてみると、やや柔らかめの食感ですが、見た目は普通のごはんと変わらず、さっぱりとした味で食べやすい。これならずっと続けられるし、家族(子ども)用の従来の炊飯器にプラスしても、コンパクトサイズで邪魔にならないのでいいなと思います。
糖質カットごはん以外にも、玄米やおかゆを炊けるモードもあり、どちらもおいしく炊けます。もちろん、普通の白米だって炊けますよ。内釜が壺のようなくびれのある形状になっていて、これがごはんがおいしく炊ける理由なんです。
ちなみに炊飯できるお米の量は下記のとおり。
- 白米 → 1~3.5合
- 白米の炊きこみごはん → 1~3.5 合
- 糖質カット → 0.5~1.5合
- 玄米 → 1~2.5合
- おかゆ → 0.5~1合
小さいながら、白米や炊き込みごはんなら3.5合まで炊けるなんて頼もしいですよね。
煮崩れしやすいカボチャもおまかせでホックリした仕上がりに
ヘルシーライスクッカーは今人気のほったらかし調理も得意。中でも煮物やシチュー、おでんなど、88℃前後の煮込み温度でじっくり仕上げる「煮込み」機能がおすすめです。お鍋で作ろうとすると煮崩れしやすいカボチャの煮物も、火加減などの心配要らずで作れるのでとても便利。時間は1時間ほどかかりますが、その間、手がかからないのでいいですよね。
そのほか、ザル釜を利用した蒸し料理もぜひ試してほしい機能の1つ。カリフラワーやニンジン、大根、サトイモなどなど、甘みたっぷりで栄養素を多く残した蒸し野菜も手軽にできます。蒸し時間は15分~2時間までの間で設定できるので、食材や好みの食感に合わせて調整してみてくださいね。
DATA
- ブランド:レコルト
- 商品名:「ヘルシーライスクッカー」
「神原サリーの愛しの家電語り」は、毎月2回更新。次回もお楽しみに!
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