気になるアノ漫画が無料で読めちゃう! 集英社が贈る秋を彩るデジタルマンガ祭「秋マン!!2021」が開催中です!! 各週のラインナップの中からLEE読者の皆さんにオススメの作品を、LEE100人隊やLEEスタッフの熱~いコメント付きでご紹介します。
君が死ぬまであと100日
右腹
幼なじみのうみに、人生4回目の告白をした太郎。やっとOKをもらえたと喜びを感じる間もなく、うみの胸に余命カウントダウンが表示されて……。他人の余命が見えてしまう少年・太郎と、彼の想い人で幼馴染のうみ。二人に残されたのは余命100日──友達を巻き込みつつ、2人の未来をかけて奮闘が始まります!
なかば妄信的に彼女を愛する内向的な男子とちょっとドジっこな根アカ女子という、どちらかというと少年漫画向きのカップルが繰り広げる、胸キュンファンタジー・ラブストーリー。トリッキーな設定と予想を覆す展開の連続でユーザーの支持を獲得、「次にくるマンガ大賞2019」ではWebマンガ部門にもノミネートされた話題作です。
運命に立ち向かう高校生カップルの純粋さに心が洗われる!
女の子の寿命がわずかとわかっても、明るくときに狂おしく、運命に立ち向かっていく高校生カップル。その初々しさ純粋さゆえに心洗われるストーリー。
序盤はあまりに爽快かつコミカルで、モチーフの深刻さとのギャップにただ驚くばかり。次第にギャップ萌えにはまり、コメディー要素を楽しく読み進めながらも、余命宣告された女の子の前向き過ぎるポジティブさが生まれた背景にのめり込んでしまいます。
意外な展開に次ぐ展開が繰り広げられ、どうか「死なないで」と引き込まれていく物語。同級生たちと友情が芽生えていく様、心の傷を隠し持っていることを互いに見抜き寄り添いあっていく過程も、深く美しい。
人と関わることを恐れず、互いを信じ理解し受け入れていくことがいかに大切か、改めて気付かせてもらえました。忘れていたことを思い出させてくれる、もう若くはない今だからこそ出会えてよかった、そう思える作品です。
諦めの悪い泣き虫男子「俺の彼女があと97日で死ぬんだが」
この作品の主人公、津田林太郎(太郎)は幼稚園の頃に出会った同級生の神崎うみに思いを寄せ続ける一途な高校生。ちょっと気弱ですぐ泣いてしまう自分とは正反対の明るく前向きなうみに惹かれ、何度も何度も想いを伝えながら連戦連敗を喫する彼にはある秘密があったのです。
その秘密とは、生き物の余命が分かること。その生き物の余命が100日を切ると、太郎の目には人生の残りの日数が数字となって見えるのです。そして、ついに4回目の告白でうみに交際OKをもらった瞬間、太郎の目に見えたものは……。
余命3カ月強の彼女「だいじょぶ! 運命だって変わるよ!」
太郎が思いを寄せ続けているに全く気付いてくれないヒロイン・神崎うみ。ちょっと鈍感なところもあるけれど、どこまでも前向きに突き抜けたキャラクターで、太郎を力強く引っ張ってくれるのも魅力の一つ。
余命が見えたネコを前に諦めの表情でたたずむ太郎にも、「大丈夫!」とネコを助ける提案をします。しかして100日後、ネコは余命0日を迎え、交通事故で亡くなりました。
太郎の目に余命が見えた生き物は、例外なく100日目=カウントダウンが終わった日に生涯を閉じる──それは絶対的なルール。そしてその運命はうみにも襲い掛かりつつあるのです。
自らに降りかかった運命を恐れつつも、「私が死んだら太郎が泣いちゃう! 怖がってる場合じゃないよ!」落ち込む太郎を必死で励ますうみ。そんな姿にあらためてうみの魅力を確認し、想いを深める太郎なのでした。
諦めの悪い泣き虫男子「とある言葉で彼女の余命が増えた件について」
いつも人のことばかり考えて、一生懸命に尽くすうみに引っ張られてきた太郎。「死んだら泣いちゃうから 死なないで」と、珍しく運命にあらがうための第一歩を踏み出します。
これまでに見たことのない、前向きな太郎の言葉にうみの胸が高鳴った瞬間……それは起こります。うみの胸のカウンターが巻き戻ったのです。
あり得ないカウンターの動きに驚く太郎。もしかして、うみを救うすべがあるかもしれない……そんな淡い期待を感じつつ、2人の運命にあらがう挑戦が始まるのでした。突然の謝罪、その意味は?
少女漫画らしくない主人公カップルが繰り広げる、少女漫画ならではのときめきと、余命が見える上に増えたり減ったりする奇想天外な設定と、次々と明かされるキャラクターたちの過去や本当の想いが錯綜する展開にドキドキ! ラブコメ、ファンタジー、SFと様々な要素の楽しさがギュっと詰まった、隠れた名作です。数話読めばあと1話、あと1話とぐいぐい引き込まれること請け合い! 単行本にして6巻と一気読みにもちょうどいい長さなので、秋の夜長のお供にもぴったりですよ。
デジタルタイトル
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文・構成/トミザワヒナ
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