気になるアノ漫画が無料で読めちゃう! 集英社が贈る秋を彩るデジタルマンガ祭「秋マン!!2021」がスタート!! 各週のラインナップの中からLEE読者の皆さんにオススメの作品を、LEE100人隊やLEEスタッフの熱~いコメント付きでご紹介します。
るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-
和月伸宏
1994年に連載スタート、「週刊少年ジャンプ」黄金期の一翼を担い、「時代劇はウケない」というジャンプのジンクスを初めて破ったと言われる意欲作。『鬼滅の刃』(もはや説明不要の国民的話題作)や『銀魂』(小栗旬主演で実写映画化)といった人気作への道を切り開いた名作時代劇バトル漫画です。
佐藤健さん主演の実写映画でこの作品を知ったという方も、『鬼滅の刃』をきっかけにジャンプ漫画に興味を持ったという方も、ぜひこの機会に原作に触れてみてはいかがでしょうか?
“自分らしく真っ直ぐ生きていく勇気”をもらいました
約26年前、私が小学生の頃から夢中で読んでいた、『るろうに剣心』。JUDY AND MARYの「そばかす」(アニメの初代オープニングテーマ曲)を聴いただけで思い出す方も多いのではないでしょうか? 大人になって読み返すとまた全然違う視点で読めます。
【人との関わりの中で】闘う意味や生きる意味を見いだし、迷いから抜け出していく。生きていく中で、自分の大切なものを自分の中に置き、新たな自分を確立していく剣心のありのままの姿が、「自分の人生」や「生きることの本質」に近いと感じ、自分の大切なものを信じる糧となりました。
全28巻で自分の生き方と照らし合わせ、剣心たちの真っ直ぐな気持ちに触れることで、自分らしく真っ直ぐ生きていく勇気をめいっぱい分けてもらえる漫画です。
昔とはまた違う目線で、剣心に会える。人との絆、純粋な心の在り方に触れて、心を熱くする! 秋の読書におススメです。
癒しキャラ男子と、やんちゃな彼女が出会ったら
物語の主人公は、幕末に「人斬り抜刀斎」として名を馳せた伝説の剣士・緋村剣心。普段はそんな過去を封印し、「流浪人(るろうに)」として生きています。アラサーという設定にもかかわらず、その小柄な体や「おろ?」という口癖もあいまって、年下男子のようなかわいさを持つ癒しキャラ男子。
父の信念を守りたい……!
一方、ヒロインの神谷薫は「神谷活心流剣術道場」という剣術道場に生まれ、人を活かす剣「活人剣」を目指して師範代を務めるほどの腕前。素直で明るい性格ですが、持ち前の正義感のせいで先走りすぎる部分を見せることも。
薫は自宅兼道場に同行した剣心に、自分が「人斬り抜刀斎」にこだわる理由を打ち明けます。しかし、剣心は「活人剣を志す者が 自分の命すら活かせんようじゃ シャレにもならないでござる」と薫の無謀さをたしなめ、立ち去るのでした。
誰にだって語りたくない過去はある
数日後、廃刀令違反で追われる剣心を見かけ、警官に食って掛かる薫。住み込みの奉公人のおかげで警官は立ち去り、二人は事なきを得るのでした。
ホッとしたのもつかの間、立ち話の中で薫が言った「いいじゃない 誰にだって語りたくない過去の一つや二つあっておかしくないわ」という言葉に、過去を隠して生きる剣心は動揺を隠せず、思わずその場を立ち去るのでした。
ギャップ萌え必至の「抜刀斎モード」
薫の自宅兼剣道場に悪党が押し入り、絶体絶命のピンチを迎える薫。そこに剣心が現れます。
ひっそりと暮らすことを望んでいたはずの剣心は、
「剣は凶器 剣術は殺人術 どんな綺麗事やお題目を口にしてもそれが真実」
「けれども拙者はそんな真実よりも薫殿の言う甘っちょろい戯言の方が好きでござるよ」
と言い、襲い掛かる悪党どもに立ち向かいます。一気に「抜刀斎モード」になった剣心が逆刃刀一本で次々と敵を倒していく場面は、まさにギャップ萌え不可避!
立ち去る彼に感じた胸の高鳴り、その意味は……?
図らずも自らの正体を知られることになり、彼女の前から立ち去ろうとする剣心。そんな彼に不思議な胸の高鳴りを感じつつも、ツンデレ力を発揮して素直に「一緒にいて」と言えない残念な薫。ちょっと危なっかしい彼女と、実力を隠して生きる流浪人・剣心。この二人の出会いをきっかけに物語は展開していくことに……。
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小畑健先生新連載開始記念!
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文・構成/トミザワヒナ
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