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【土屋鞄】革製品リユース事業がスタート。自社バッグを無料で引き取り、職人が修理して再販売

2021.10.06

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環境に配慮したサステナブルなプロジェクト

土屋鞄スタッフと愛用の自社製品

長く愛せる革製品を製造・販売する老舗、土屋鞄製造所。
使用済みの自社革製バッグを無料で引き取り、職人が丁寧に修理して再販売するリユース事業を開始します。

現在、引き取りは2021年10月31日(日)まで1カ月間の試験運用中。
リユース品の販売は、11月19日(金)から中目黒の店舗にて行われる予定です。

国内の職人が革の補色や破損パーツの交換、除菌加工も

職人が修理する様子

製品の引き取りは無料。大人向けバッグを取り扱う国内17店舗の店頭と、配送で受け付けています(配送の場合の送料は、土屋鞄製造所が着払いで負担)。

提供者には、引き取り期間中(〜10月31日(日)まで)に1回、大人用バッグの20%引き電子クーポンをプレゼント。引き取りを行う17店舗とオンラインストアで、2022年3月末まで(一部店舗は2月14日(月)まで)利用できます。

引き取った製品は、東京・西新井の工房にて、職人が丁寧に修理。
バッグの状態に応じ、クリーニングや保革、補色といった革のメンテナンスのほか、内装の張り替えや破損パーツ(ファスナーなど)の交換、糸のほつれ直し、除菌加工を行い、綺麗な状態に戻してくれます。

販売時には、同社製品であることの認定書を発行。どのような再生を行ったのかも記録されているので、納得して手に取ることができますね。

価格は定価の約6割。革ならではの経年変化も魅力

職人が修理する様子
リセールするアイテムは、経年変化で革の風合いなどが全て異なる一点物。限定生産品や廃盤品などが出てくる可能性もあります。

再販売の開始は2021年11月19日(金)を予定。東京・中目黒にあるランドセル専門店にて、期間限定の専用コーナーが設けられます。

引き取り試験期間分の販売は1カ月間を予定しており、製品がなくなり次第終了。
サービスの本稼働(2022年3月目処)以降は、土屋鞄製造所の各店舗に加え、オンラインストアでの販売も検討されているそう。

単なる中古品の販売ではなく、確実にメンテナンスの行き届いた品を手に入れられるのがうれしいポイント。
一つの物を末永く、良い状態で使い続けることのできる革製品ならではの、サステナブルな取り組みに注目です。

実施店舗や配送での引き取り方法など、詳細はオンラインストアにてご確認ください。

「土屋鞄製造所」公式オンラインストア



スタッフ愛用の革製品をHPにて紹介中

エイジングギャラリーイメージ
公式HP内には、「革製品の経年変化を楽しんでほしい」との想いから、スタッフがプライベートで使う自社製品の写真を、愛用年数を添えて紹介しているサイト「Aging Gallery」も。こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

「Aging Gallery(エイジングギャラリー)」

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