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BEAUTY

小林ひろ美さん教えて! 残暑の肌に、ベタつかない乳液塾

残暑ぐすみ&ゴワつく肌には、乳液ピーリングと乳液マッサージ【小林ひろ美さん的乳液術】

2021.08.31

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過酷な夏にマスク生活……ゴワつき、インナードライ、毛穴目立ちに悩んでいる人も多いのでは?「そんな肌にこそ乳液です」と小林ひろ美さん。油分と水分のバランスのとれた業界一のぷるぷる美肌は乳液あってこそ。匠が実践する残暑の乳液術を大公開!

残暑ぐすみ&ゴワつく肌を やわらげつつ、一掃

ピンクブラウス¥9900/ケティ ピアス/スタイリスト私物

美容家 小林ひろ美さん

美・ファイン研究所主宰。すべてのアイテムの中でも一番!と言っても過言でないほど乳液好き。しなやかな弾力透明肌もその賜物。

「残暑から秋の肌が最も陥りやすいのが、表面は硬くゴワついて内側スカスカな段ボール肌。乳液はそんなかたくなな肌もやさしくほぐしながら、内側を潤いでふっくらさせる効果が絶大です。水分が入っていかない、肌が硬くなってきたなと感じたら、乳液の出番。肌に負担なく角質ケアもできるので、水含みのいいヌケ感のある肌が速攻で蘇りますよ」(小林ひろ美さん)

夏ダメージで硬くなった肌をほぐす
乳液ピーリング

「肌がゴワつくけれど、角質ケアは肌を傷めそうで……、という人にもおすすめなのが名づけて、乳液ピーリングです。スチームをしながら、肌をほぐす効果に優れた乳液でやさしくマッサージすることで、肌に潤いを与えながら角質をやわらげて取り去るので、角質ケアに抵抗ある人も負担なく除去できます。透明感も肌の柔らかさも上がります」(小林ひろ美さん)

1.スチームを浴びながら乳液くるくる

小林ひろみさん スチームを浴びながら乳液くるくる
お湯をためた洗面器の蒸気を浴びながら、乳液をたっぷりとつけて、顔の内から外にくるくるとなじませる。

2.ホットタオルを作って温蒸し

ホットタオルを作って温蒸し
そのまま洗面器のお湯でホットタオルを作り、乳液をオンした肌の上から30秒ほどのせて温蒸しに。

3.タオルでやさしくふき取れば完了

タオルでやさしくふき取れば完了
のせたタオルで、顔の内から外にやさしくふき取れば、乳液ピーリング終了。入浴中の湯船でやってもOK。

お疲れぐすみもみるみる晴れる
巡り上げ乳液マッサージ

「残暑肌は疲れで巡りも落ちぎみ。マッサージが効果的ですが、クリームではちょっと油分強めでこの時期は抵抗あるし、水分では指すべりが悪く肌に負担が。水分と油分のバランスが絶妙な乳液なら、軽やかで適度なクッション効果もあって最適。ほどよい圧をかけながら保湿しつつ巡りアップ。ふっくら明るい肌になります」(小林ひろみさん)

1.まずはスプーンパッティング

まずはスプーンパッティング パタパタ
乳液マッサージの前に、スプーンパッティングで毛細血管にアプローチ。

2.内から外へくるくる

内から外へくるくる
多めの乳液を塗り、あご→耳下、口角→耳前、鼻横→こめかみをくるくる。

3.目・口・小鼻まわりも

目・口・小鼻まわりも
目や口のまわりはやさしいタッチで、額や小鼻まわりもくるくるマッサージ。

4.ヤッホーマッサージも

ヤッホーマッサージも
ヤッホーと叫ぶポーズで、ほうれい線から生えぎわに向かってスライドさせる。

5.鎖骨に流して終了

鎖骨に流して終了
手のひらでフェイスライン〜首すじ〜鎖骨までスライドし、流す。


次回は、美容ライターが厳選。30代・40代におすすめ!気になる乳液TOPICSをお届けします。

撮影/天日恵美子(モデル) KEVIN CHAN(物) ヘア&メイク/広瀬あつこ スタイリスト/程野祐子 イラストレーション/いいあい 取材・原文/山崎敦子 構成/中島 彩
※商品価格は消費税込みの総額表示(2021年8/5発売LEE9月号現在)です。

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