キャミソール￥19800（ラッピンノット）・イヤーカフ￥17600（ルフェール）／UTS PR　パンツ／スタイリスト私物

スキンケアを頑張ってもお疲れ印象がぬぐい切れないのは、頭皮と首のお疲れ感のせい！？ 顔の肌とも直結している＂頭皮～首まで＂をケアすることが、生き生き感復活の近道！

教えてくれたのは？

美巡家・ヘアケアリスト　余慶尚美さん

毛髪診断士。漢方美容を取り入れ「美巡」をテーマに頭皮ケア、美髪メソッドを考案。著書に『髪トレ』（主婦の友社）。

身体調律家　木村祐介さん

本来あるべき姿勢に戻すことで美と健康を図るメソッドを考案。著書に『世界一効く 美顔づくりの教科書』（学研プラス）。

「夏は第２の肌である頭皮～首もダメージ大！ 」

夏老け、コロナ老け解消のカギを握るのは頭皮と首

夏疲れは、肌だけでなく第2の肌である頭皮にも現れると余慶さん。「抜け毛が増え、分け目が広くなったと感じたら、頭皮がお疲れのサイン。頭皮がカチコチに硬くなり、血流が滞っている証拠です」。コロナ禍のストレスで頭のカチコチは例年の夏以上に悪化傾向に。そんな今、地続きの顔の肌も巡りが悪くなっているのだそう。

「頭皮をほぐすケアは、髪だけでなく顔の肌の夏老け、コロナ老けを避けるためにも欠かせません」（余慶さん）

たくさんの顧客を持つ木村さんも、「首の日焼けとエアコン乾燥、そしてPC・スマホの見すぎによる猫背で、首のエイジングが加速しています」と証言。首の老化は日々のストレスによる食いしばりとも関連しているといいます。

「首のスキンケアも大切ですが、同時に首の筋肉を鍛えるケアをぜひ行ってみてください。本来あるべき姿勢を取り戻すことで、顔のくすみやたるみのトリガーとなっている首＆肩コリが解消し、顔のお疲れ感も一掃します」（木村さん）

肌も頭皮も首も美しい！
辻元舞さんの“拡大ケア”を拝見！

頭皮と首も「顔の一部」と思ってケアしています

「モデルという仕事柄、首に横ジワや、ひねったとき首すじにドレープジワが出ていないかが気になります。元ダンサーだったこともあり、姿勢には敏感。肩が上がって猫背になると首にシワが入るので、スマホを見るときも気をつけています。

『首から肩にかけてのラインがキレイ』『鎖骨が水平』と言っていただくことがあるのですが、私にとって、頭皮とネックケアは、顔のスキンケアと同等。2歳と5歳の息子がいるので自分に時間をかけられませんが、ちょっとしたケアをコツコツと続けるように。

首や頭皮をケアすると、フェイスラインがスッキリし、顔の肌にもハリツヤが出てくるから不思議です」（辻元舞さん）

辻元舞さんの頭皮ケア

シャンプータイムを活用して時短ケア

頭皮ローションで保湿ケア

トップス￥8800／グーニー PR（ヤングアンドオルセン ザ ドライグッズストア）　パンツ￥17600／ブルーウォール（セット）　頭皮ブラシ／辻元さん私物

「頭皮ケアで欠かせないのがシャンプーブラシ。優しくマッサージしながらシャンプーするだけで汚れが落ちるし、頭皮がほぐれて巡りがよくなるので一石二鳥！

お風呂上がりには、キュレルの頭皮保湿ローションを。以前は頭がガチガチに凝っていて頭皮もゆらぎやすかったのですが、これらのケアで解消。ヘアサロンで美容師さんからも『頭皮がよく動くようになったね！』と褒められます」（辻元舞さん）

辻元舞さんの首・デコルテケア

胸を開いて首～デコルテのラインをキレイに

ストレッチ用ポール／辻元さん私物

カタツムリカッサで滞りを流す！

カタツムリカッサ／辻元さん私物

「夜寝る前に『ストレッチポール』で姿勢をリセットするのは、長年の習慣。仰向けになり、腕をだらーんとするだけで肩甲骨まわりがほぐれ、縮こまりがちな胸がのびのび。

家事の合間や移動のクルマの中では、カタツムリカッサでケア。首すじ、鎖骨まわり、フェイスラインを巡らせるだけでなく、頭皮や腕など首とつながっているところまでほぐすと、首がよりピンとなめらかになります。これらのネックケアのおかげで＂水平な鎖骨＂が保てているのかも」（辻元舞さん）

次回は「髪の老化を防ぎ顔のくすみも解消『頭皮ケア』」をご紹介します。詳しい内容は2021年LEE9月号（8/5発売）に掲載中です。

撮影／花村克彦　ヘア＆メイク／中山友恵　スタイリスト／辻村真理　モデル／辻元 舞　取材・文／小田ユイコ

※商品価格は消費税込みの総額表示（2021年8/5発売LEE9月号現在）です。