鮮やかすぎない曖昧な発色が魅力の「ニュアンスのあるキレイ色」ブームは、服だけでなくスニーカーにも到来。ほどよい華やぎとドラマティックさを併せ持ちながら、どんな色ともすんなりなじみ、大人にふさわしい洒落感を与えてくれます。スタイリスト吉村さんがその魅力を解説!
ベージュの延長で使えてほどよいスパイスになってくれる
ピンクと並び春からのトレンドになっているのがイエロー。秋はこっくりとした色みに移行し、ブラウンやグレーなどともより合わせやすいのが特長です。ベージュに近く、甘くも辛くもないニュートラルな色なので、華美なカラーが苦手な人にも重宝間違いなし!(吉村友希さん)
柔和なベージュトーンで統一して好感ワンピを秋顔にアップデート
![竹下玲奈 さん スニーカー¥10890/アトモス ピンク フラッグシップ ハラジュク店(ニューバランス) ワンピース¥37400/ショールーム セッション(アール ジュビリー) バングル¥35200・リング¥19800/ブランイリス エストネーション六本木ヒルズ店(ブランイリス) バッグ¥36300/ヴァジックジャパン(ヴァジック)](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2021/08/04/f2f0de39af1230d9d13ae19af02635ec.jpg)
スニーカー¥10890/アトモス ピンク フラッグシップ ハラジュク店(ニューバランス) ワンピース¥37400/ショールーム セッション(アール ジュビリー) バングル¥35200・リング¥19800/ブランイリス エストネーション六本木ヒルズ店(ブランイリス) バッグ¥36300/ヴァジックジャパン(ヴァジック)
夏は白スニーカーだったシャツワンピの足元を、ベージュに近いイエローのランニングシューズに替えるだけで、たちまち秋らしい雰囲気に。ナイロンアッパーに施されたNの大きめロゴが、ベージュコーデをピリッと締めて。
New Balance MS327FA
![New Balance MS327FA](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2021/08/04/d6b558faa9cbb9ad52630f5952cdf90f.jpg)
¥10890/アトモス ピンク フラッグシップ ハラジュク店(ニューバランス)
(右)優しげなたまご色は、デニムのインディゴやカーキなどとも相性抜群。中敷きに足裏のアーチに沿って成型したクッション性の高いEVAインソールを使用し、ローテクながら履き心地も良好です。¥6930/カメイ・プロアクト(スペルガ)
(左)からし色のスエードに白レザーのラインが潔い、オーセンティックなデザイン。¥9790/プーマ お客様サービス(プーマ)
Yuki Yoshimura
スタイリスト 吉村友希さん
トレンドを取り入れながらも、女性らしく上品なスタイリングに仕上げる名手。愛用しているカラースニーカーは、ヴェジャのくすみグリーン。
![スタイリスト吉村友希さん](https://lee.hpplus.jp/wp-content/uploads/2021/07/29/38157de7e47615509d9fb4021dcf122e.jpg)
撮影/遠藤優貴(MOUSTACHE)
レトロな色に季節感を託して
これまではカラースニーカーというと、白や黒などベーシックカラーにビビッドなラインが入ったものが主流でしたが、今季はベースにキレイ色を使ったものが豊作。カラーといっても、今年はレトロブームに乗り、少しあせたような発色のものが多いため、大人が気負わず楽しめるのもポイントです。服で色を取り入れるのが苦手な人も、スニーカーなら面積も小さく、顔から遠いため、思いきって冒険できるはず。まずは白Tやデニムなど、いつものアイテムと合わせ、秋の始まりのおしゃれを楽しんでみて。(吉村友希さん)
次回は、レトログリーンの「秋映えスニーカー」をお届けします。
撮影/渡辺謙太郎(モデル) 魚地武大(TENT)(静物) ヘア&メイク/木部明美(PEACE MONKEY) スタイリスト/吉村友希 モデル/竹下玲奈 取材・原文/栗田瑞穂
※商品価格は消費税込みの総額表示(2021年8/5発売LEE9月号現在)です。
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