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教えて! 笑顔の素

【青柳文子さんインタビュー】「自然やエコに関心が高いのは、自分が心地いいからこそ」

2021.08.29

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教えて!笑顔の素

青柳文子さん
〈 モデル・女優 〉

モデル、女優として幅広く活躍する青柳文子さん、LEE世代となり現在は2児の母に。日々育児と向き合う中で考えたこと、長年取り組んできた自然やエコを意識した活動について。青柳さんならではのマイペースかつ軽やかな姿勢と、その想いを聞きました。

「自然やエコに関心が高いのは、自分が心地いいからこそ。無理せずできることを続けています」──青柳文子

青柳文子さん ジャケット¥50600/ブランドニュース(イン) カットソー¥8800/オーラリー ピアス¥27500/モットハウス・トーキョー(ソムニロクイ) ネックレス・バングル/スタイリスト私物

ジャケット¥50600/ブランドニュース(イン) カットソー¥8800/オーラリー ピアス¥27500/モットハウス・トーキョー(ソムニロクイ) ネックレス・バングル/スタイリスト私物

● 青柳文子 Fumiko Aoyagi

1987年12月24日、大分県出身。モデル、女優として雑誌、映画、ドラマ、CMなどに出演。商品プロデュースなども行う。2児の母。最新のフォトエッセイ『あか』(三栄書房)では、日々の育児についてや、母子でドイツを旅した記録などがつづられている。最新情報は公式HPやTwitterにて。

笑顔の素は…香りと使用感が抜群! 植物原料にこだわったアイテムで自愛タイム

「心地いい自然な香りや使用感のよさはもちろん、パッケージもお気に入り。絶妙な色合いが素敵なので、戸棚にしまわず外に並べて使っています」 (左から)レジェナ トナー¥5500・レジェナ エンリッチドクリーム¥11000・インナーリキッド グロウ¥5940・コンディショニング ヘアミルク¥3850・コンディショナー ナーチュア¥3520・シャンプー ナーチュア¥3300・ハンドクリーム アンワインド¥2090・レジェナ フェイシャルオイル¥8800/ワフィト

(左から)レジェナ トナー¥5500・レジェナ エンリッチドクリーム¥11000・インナーリキッド グロウ¥5940・コンディショニング ヘアミルク¥3850・コンディショナー ナーチュア¥3520・シャンプー ナーチュア¥3300・ハンドクリーム アンワインド¥2090・レジェナ フェイシャルオイル¥8800/ワフィト

「心地いい自然な香りや使用感のよさはもちろん、パッケージもお気に入り。絶妙な色合いが素敵なので、戸棚にしまわず外に並べて使っています」

ゴミ処理や段ボールをたたむことがストレスに

独特のセンスと世界観で、モデルとして人気を集める青柳文子さん。2児の母でもあり、慌ただしい日々を送る彼女が「入浴やスキンケアタイムが幸せになる」と話すのが、ワフィトのアイテムです。

「シャンプー、トリートメント、化粧水、オイル、インナーリキッドを愛用しています。香りと使用感がとてもよくて、特にヘアケアのシリーズは髪がきしむことなくふわっと仕上がります。インナーリキッドは水に溶かして飲んでいて、いいものを摂っている安心感が○。環境負荷にきちんと配慮して植物原料や再生素材の容器を使っていたりと、サステナブルなところもいいなと思いますね」

実は青柳さん、早くから自然やエコに関心が深く、中学生のときに大分県から北海道へ、親元を離れて農村留学したことも!

「小学生のときの下敷きにゴミ処理の仕組みが書かれていて興味を持ったり、動物が好きなので環境が原因で絶滅していく動物がいるのは悲しいなと感じたり。少しずつ意識をするようになりましたが、今もエコな活動を続ける一番の理由は、自分が心地いいから。私はゴミが出ることがストレスで、ゴミの処理や段ボールをたたんでいるとイライラしてしまうんです。『地球のため』とか大きな規模で考えすぎると『地球って誰?』となってしまうので(笑)、少し解像度を上げて見ていくと、例えば、プラスチックを食べた魚を食べるのは嫌だからゴミを出さないように気をつけよう、と自分事になる。やっぱり他人事のままだと続かない気がします。電気をこまめに消すように気をつけたり、電力会社を原発由来ではないところに変更したり。最近はSNSで情報発信をすると、見た人が『おすすめの洗剤を買いました』などと言ってくれるので、自分がやってきたことをシェアするのも大事だなと感じています」



子どもと一緒のドイツ滞在で子育て観が大きく変化!

現在は、4歳の女の子と2歳の男の子、二人の育児が生活の中心。2年前に、子どもたちと一緒にドイツに1カ月間滞在したことで、子育て観に変化があったそう。

「友人が住んでいたこともあり、ずっと行きたいと思っていて。まだ子どもたちが小さかったので不安もあったのですが、ドイツでは街で困っているとすぐに助けてくれるんですよ。駅で通りすがりの女性が、ベビーカーを担いで電車の中まで運んでくれたことがあって。その女性は電車に乗らないのに! 日本だと、お店などで子どもがほかの人のところに行ってしまうと『ダメダメ! すみません』と母親がすぐに謝るけれど、ドイツはそのあたりも自由で子どもを好きなところで遊ばせていました。私も育児をする中で『これをしちゃいけない』ということが多かったんだ、変に自分でハードルを上げてしまっていたんだと気づきましたね。ドイツでは、パパが子育てするのもごく普通のことなんですよね。場所が変わると、今まで自分がスタンダートだと思っていたことから世界が広がる。日本は窮屈なところも多いと思うので、自分に合う価値観を選んで、無理のない子育てをしていくのがいいのかなと痛感しました」

昨年入園した娘さんの幼稚園探しの際には、約30園(!)見学に行ったのだとか。育児をする環境にも、青柳さんなりの想いが。

「できるだけ子どもにいい環境をと思うと、気になって見に行かずにいられなくて。最終的には感覚で、先生たちの表情とか、自分が気になることを質問したときの答え方などでどこに通うかを決めました。次は小学校入学もあるので、また探さなければと焦りだしています。自然が多いところがいいなと思い、最近少しずつプチ移住生活の準備も。地元の大分県や、ほかにも興味がある場所に一定期間住んでみてそのエリアのことを肌で感じて、これからどこに住むか、どこで育児をするかを決めたいなと。そうなったら、二拠点生活にしたり、仕事の仕方を変えてもいいかなと思ったり。あまり決め込まず軽やかでいたい。人生いつでもやり直しはきくと思っているので、柔軟に考えたいなと思っています」


撮影/須藤敬一 スタイリスト/榊原優佳 取材・文/野々山 幸(TAPE)

LEE9月号『教えて! 笑顔の素』から。

※商品価格は消費税込みの総額表示(2021年8/5発売LEE9月号現在)です。

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