いよいよ7月。夏休みまでカウントダウンが始まりました。とはいえ、今年の夏も海外旅行や遠方への旅行は厳しそうですよね。密を避けるアウトドアがブームですが「ガチキャンプはまだまだハードルが高い……」と悩んでいる方も多いはず。そんなパパやママにこそ、トライしてほしいのが〝グランピング″です。
最近行ったグランピング施設のなかでも一番ヒットしたのは……
千葉県稲毛海浜公園内にある『small planet CAMP&GRILL』です。こちらは2021年4月〝自然環境と人が共存、循環する″をテーマに首都圏で唯一、サステナブルな概念を持った滞在型公園施設として誕生した場所。関東近郊から1時間ちょっとという好アクセスにもかかわらず、大自然のなかにいるような非日常を味わえる話題のスポットなんです。
到着後のテント設営もグランピングならノーストレス!
グランピングの何がいいって、着いた瞬間からくつろげること。普段は荷造りして、車で数時間かけ移動。キャンプ場に到着してホッとする間もなく、テント設営。これが地味に労力も時間もかかるので、あらかじめテントが用意されているグランピングは本当にありがたい。
これはもう、普通に「おしゃれな家」でしょう
テントの中はセミダブルベッドが2つ。とっても広々していて、「おしゃれなおうちに遊びに来ちゃったかな?」と錯覚するほど。観葉植物に冷暖房、空気清浄機、プロジェクターにwifi、充電器(これ、ありがたい)……。ラグジュアリーホテル顔負け、いやそれ以上のアイテムがズラリ。まさに至れりつくせり!
アウトドア慣れしていない方、安心してください!
トイレやシャワー、めちゃめちゃきれいです!宿泊者は滞在中、無料で使用できます。もちろん、清潔なタオルや歯ブラシなども完備されているので、ストレスフリー。
夕飯まで家族で何して遊ぶ??
普段は暗くなる前に夕飯の準備をしていたら、あっという間に夜になっていた……という状態ですが、そんな心配も無用。緑豊かな公園内で虫取りをしたり、トランプをしたり。久しぶりに家族でゆったりとした時間を過ごすことができました。快適すぎて、、、言葉になりません、本当に!
宿泊者限定!森の中で味わう極上のBBQディナー
夕飯は地元千葉県の提携農家から届く新鮮素材をふんだんに使ったプレミアムBBQ。専属のフレンチシェフが考案したダイニングメニューをいただきます。ほかの宿泊者ともかなり距離が離れているので、感染症対策もバッチリ。雨が降った場合は、通常のキャンプと同じようにタープを設置してくれるんだとか。
自家製ドレッシングでいただくガーデンサラダに始まり、笹の葉で包んだ千葉県産ブランド「東の匠SPF豚」のハーブ塩釜焼き、千葉県習志野のソーセージに「錦爽どり」の胸肉と野菜のブロシェットなどなど、盛りだくさん。とはいえ、用意された食材を〝ただ焼くだけ″でなく、塩釜焼きを自分たちでハンマーでたたいて割るなど、〝自分たちも体験できるBBQ″に子どもたちも大喜び!やっぱり外で食べるご飯は格別ですよね。
手ぶらで楽しめるお手軽さもグランピングの魅力
自分で焼くスタイルは普段のキャンプと同じ。違うのは買い出しなどの準備や面倒な後片付けが一切ないこと。ちなみに子どもたちは(4歳から小学生対象の)お子様用メニューをオーダーしましたが、小学校高学年にもなると食べ盛りなので。追加料金で大人メニューに変更すればよかったかな、とちょっぴり後悔も……(笑)。
だんだんと陽が落ちて、森のなかがライトアップされ、幻想的な雰囲気に
昼間とは違う夜の雰囲気もまた素敵。ただし、少し冷えるので長袖の上着が必要です。
フードロスを出さない!BBQの生ごみ問題をコンポストで解決!
各テーブルに備え付けられていた小型バケツ。なんだろう?と尋ねてみると、生ゴミをコンポストへ運ぶためのバケツなんだとか。コンポストでは、生ゴミは微生物の働きにより分解されて、栄養価の高い土(有機肥料)になります。この土は公園内のハーブ園や森に運ばれ、より豊かな土壌を作ったり、提携している農家さんの元へ届けられるんだそう。
自然の中で地産地消の食材をいただき、そこで出た生ゴミを活かして、暮らしをもっと豊かにしていく。循環型の取り組みにとても感銘を受けました。何より、子どもたちの食育にも未来にもつながりますよね。
キャンプに欠かせない焚き火があるのもうれしいポイント
就寝前に家族でつかの間の焚き火タイム。この日はほかに参加する方がいなかったので貸切状態でした。パチパチと燃える炎を見ながら語り合う、至福の時間。ストレスがたまりがちな日常から抜け出して、こうして肩の力を抜くことも大切だよね、、、。そんなことを思いながら、いつもより早めに就寝したのでした。だって、寝床はふかふかのベット。しかも冷暖房完備なんですもの! しばらくは寝袋で眠れませんね(笑)。
鳥のさえずりを聞きながら食べる「究極の朝食」
休日に早起きするのもつらいのに、子どもたちに急かされて朝からぐったり。キャンプでこんな経験をされた方も多いのではないでしょうか? 私もそのひとり。でもね、グランピングならそんな苦労もなく、優雅な朝の時間を堪能できるんですよ。しかも、テントの撤収という大仕事もないので、帰ってからの疲労感が全然違う!!
最高すぎるグランピングにすっかり味をしめた子どもたちは「帰りたくない」コールを連発しておりました。年内中に再来することを誓い、帰路へ。
自然や食を楽しむ、サステナブルで本格的なグランピング施設『small planet CAMP&GRILL』。小さなお子さんがいて気軽にキャンプデビューできない方やアウトドア初心者の方には特におすすめですよ。
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川口ゆかり Yukari Kawaguchi
ライター
1977年生まれ。LEEでは私服コーデや収納企画など、登場するたび話題に。2児の母としてトレンドをプチプラと賢くMIXしたスタイルが大好評。