手作りの食事もいいけれど、料理をする気力が無いとき、たまには楽をしたいとき、もちろんハレの日にも頼れるのは外食。なかでも回転寿司チェーン店は気軽に行けて味やコスパの良いお店が多く、家族の満足度も高いのではないでしょうか。ズボラフードマニアから見ても、回転寿司はいつでもウエルカム!楽できて家族も喜ぶので積極的に行きたい外食ジャンルです。
今回は今までにない革命的なことが発表されると聞き、「かっぱ寿司 うまい!品質宣言」発表会へ行ってきました。
回転寿司チェーン店初!ブレンド米からブランド米へ
回転寿司チェーン店で食べるとき、シャリの大きさや固さ以外は、あまり意識したことがありませんでした。どのチェーンも、通常は銘柄・産地・収穫時期などが異なるお米を混ぜた「ブレンド米」を使っているのだそう。現状に満足せず、「回転寿司屋から寿司屋へ」というスローガンを掲げたかっぱ寿司は、業界で初めてとなる単一ブランド米「はえぬき」採用。5月28日からシャリを全面リニューアルしたとのこと!
今回のリニューアルを監修した、五ツ星お米マイスターの西島豊造氏からは、食感・ひと粒ひと粒の張り・粒感が強い魅力であること、シャリマシーンに負けない弾力を兼ね備えていること等、「はえぬき」採用の経緯が語られました。業界の慣習を打破するってすごい事ですよね!
「本気シャリ」としてシャリのみのメニューも!食べるとシャリのひと粒ひと粒がほどけていく感覚。ほんのりすし酢が感じられて、納得の味。
これはとろける♡
日本一のマグロ仲卸が目利きした「やま幸の天然本鮪」
本気シャリに合うマグロを求めてかっぱ寿司がタッグを組んだのは、鮪専門仲卸の最強プロ集団「やま幸」。ミシュラン掲載店や超有名寿司屋の親方らがその鮪を求めて列をなすという、豊洲市場でトップクラスの仲卸です。会場には、やま幸の山口代表取締役社長に加え、実際に取引のある寿司店(鮨 大地と鮨処 つく田)の大将も登壇。新発売した「やま幸の天然本鮪」を試食し、「(レベルの高さに)悔しい気持ち」「回転寿司でこのレベル!他社と差別化できたのでは」とプロからのお墨付きをもらっていました。
さすが、シャリに合うマグロを合わせただけあって、食べると自然に笑顔になってもっともっと食べたくなりました。甘い脂の香りが特長のアイルランド産天然本鮪、本気シャリとの相性も最高です!
他にも期間限定ネタが続々登場!
6月から7月にかけて順次登場する、期間限定ネタも食べなきゃ損です!その一部を紹介します。
濃厚なのにしつこくない、生銀鮭
三陸産100円大切り生銀鮭 1貫¥110(税込)
ぼたん海老の甘みが口いっぱいに広がります
天然特大ぼたん海老 1貫¥330(税込)
適度に脂が乗っていて美味~塩で食べたい!
鹿児島県産 活〆カンパチ 2貫¥198(税込)
家でも回しちゃう!?驚きの超進化型テイクアウト
様々な取り組みが発表されましたが、特に「面白い!」と注目したのがこちら。
なんと、かっぱ寿司では一部の店舗限定で回転寿司レーンのレンタルを開始したそう。レーンのサイズは125×34cm、重さ9kg、家庭用電源で動き、最大15皿置くことができます。動いている実物を見ましたが、家庭用玩具より何倍も本格的!これが、1泊2日¥3300(価格は税込/デポジット料金¥2000発生)でレンタルできるなんて素敵です。対象店舗でお持ち帰り商品を¥3000(税込)以上購入のお客様限定でレンタルが可能です。今は、東京・神奈川・大阪にある計5店舗限定ですが、今後も対象店舗が増えることを期待しましょう!
あのシャリを家族にも食べさせたい!とテイクアウト
発表会後、家族にも食べさせたくて自宅近くのお店でテイクアウトしました(笑)。
今回購入したのは「まぐろサーモンづくし3人前」。期間限定ネタは入っていませんが、新しくなったシャリはしっかり堪能できます。初めて食べる「かっぱ寿司」に前のめり気味の子ども達でした。シャリについてなど簡単に説明後、ドキドキしながら見ていると、「えっ、この鮪、回転寿司のだよね?美味しい!」「サーモンも身が大きくて食べ応えがあるね、もっと食べていい?」と大絶賛。案の定、育ち盛りの彼らには足りなかったらしく「もっと食べたかった!また買ってきてよー」と言われました(笑)。
実は、「かっぱ寿司」ってかなり昔に数回行ったことがあるだけでした。家族の反応もかなり良かったので今後は行きつけにします!回転寿司チェーン店の革命児、回転寿司屋から寿司屋へ進化を続けているので今後も要注目です。
詳しくは、かっぱ寿司公式HPでチェック!
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石川晴美 Harumi Ishikawa
ライター・消費生活アドバイザー
1975年生まれ、湘南在住。自動車業界、消費者センター勤務を経て、ライフスタイル誌ライターに転身。主婦のお悩み解決記事を数々執筆。日々の癒しは、カフェ巡りとアジアドラマとK-POP。