コロナ禍以降、肌不調のスパイラルから抜けられない、という人は多いはず。その原因は、実は肌の奥で起こっている「炎症」。これを抑えるスキンケアが、ハッピーな美肌へと回復する近道なのです!
教えてくれたのは
美容ジャーナリスト
小田ユイコさん
化粧品メーカー、皮膚科医、研究者に最新の皮膚科学を取材。肌トラブルを効果的にケアするコスメ選びやお手入れテクニックを指南。
皮膚科医
山崎まいこ先生
まいこ ホリスティック スキン クリニック院長。肌トラブルの根本治癒に向けた、ホリスティックな観点からのアドバイスが評判。
美容業界で大注目!
「鎮静スキンケア」 とは?
鎮静こそ、今の時代に必要なスキンケア
「長引くwithマスク生活や環境ストレスの影響で、免疫細胞では処理できないほどのダメージに襲われている私たちの肌。日頃のスキンケアで鎮静してあげないと、炎症を起こしやすくなってしまいます」(山崎まいこ先生)
「この状況を見越してか、最近では鎮静成分が配合されているスキンケアコスメが多数登場。これを利用しない手はありませんね」(小田ユイコさん)
「炎症は、乾燥、赤み、ニキビだけでなくシミ、シワ、たるみの引き金に。炎症を制する鎮静スキンケアこそ、美肌の要です」(山崎先生)
さまざまなサインは、肌の奥で知らず知らずのうちに起こった小火(ボヤ)=炎症を知らせる警報。大火事になる前に、鎮静スキンケアで火消しを!
乾燥肌に悩んでいる
「乾燥は炎症を招く要因に。乾燥を繰り返しているならば、それは肌の奥に炎症を抱えている証拠。炎症のせいでバリア機能が乱れ、潤いを抱えていられない肌になっているのです」(小田さん)
肌がいつもなんとなくくすんでいる
「くすみの原因は、乾燥とメラニン。肌の奥に炎症があると、肌は潤いをキープできず、メラニンを作る指令を出してしまいます。たっぷり寝ているはずなのにお疲れ顔の人は、鎮静ケアが必要です」(山崎先生)
頬や小鼻の横の赤みが消えない
「デフォルトと思っているその赤み、実は炎症です。摩擦刺激を避け、しっかり鎮静させれば、徐々に赤みはやわらいで、均一な肌色になっていきます」(小田さん)
マスク擦れの部分にシミが出現!!
「摩擦を繰り返す部分は、炎症が起こっていると思って間違いナシ。肌は自分を守ろうとして、メラニンを作る指令を出し、それがシミや肝斑に。withマスク生活に鎮静ケアは必須!」(山崎先生)
化粧水を塗ると肌がピリピリする
「そんなとき無理して使い続けると、すでに起こっている炎症がさらに悪化し、敏感状態に。鎮静効果のあるコスメにスイッチして、肌をなだめてあげて」(小田さん)
withマスクでニキビが多発(汗)
「ただでさえ蒸し暑さが増すこれからの季節、高温多湿なマスク内は毛穴炎症の温床。鎮静と保湿を兼ね備えた大人のニキビケアを今すぐ始めるべきです」(山崎先生)
日焼けして肌がヒリヒリ
「わかりやすい炎症のサイン、ヒリヒリ。放置していると微弱炎症として慢性化し、シミ、シワ、たるみの原因に。日焼け後は速やかに鎮静ケアを」(山崎先生)
次回は、「鎮静スキンケア」潤い不足による「乾燥悩み」を卒業!をお届けします。
撮影/花村克彦(モデル) 西原秀岳(TENT)(物) ヘア&メイク/AYA(ラ・ドンナ) スタイリスト/辻村真理(モデル) 山本瑶奈(物) モデル/今井りか 取材・原文/小田ユイコ
※商品価格は消費税込みの総額表示(2021年6/7発売LEE7月号現在)です。
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