まだまだ気軽に旅行しづらい状況が続いています。そうしたなかで、気分をリフレッシュできる「おこもりホテル滞在」が注目を浴びています。私も昨年来、近場で何度かホテルに泊まりましたが、今回は部屋自体がエンターテインメントになっている、昨年オープンした「浅草東武ホテル」のかわいくて楽しい特別ルームに滞在したので、ぜひご紹介させてください。
それは……「ハローキティ ルーム!」
ハローキティマニアとして周囲に知られている私・ライター中沢ですが、東京23区内で唯一のハローキティとのコラボルームということで、オープン以来、ずっと気になっておりました。
お部屋のあちらこちらに潜むハローキティを探せ!
部屋に入ると、そこはハローキティがあふれる夢の世界。どどーん!と大きなハローキティのマスコットがお出迎えしてくれますが、それだけではなく、そこかしこにハローキティが潜んでいるため、思わず、隅々まで探検してしまいました! おそらく、すべてのハローキティを発見できたと思いますが、もしかすると見落としたハローキティがいたかも? それほど、「キティまみれ」ですから、子供と一緒に、お部屋でキティ探しを楽しめそう!
すっかり種明かしをしてしまうと、これから訪れる方の楽しみを奪ってしまうので、あえて全部はお教えしませんが、ひとつだけ、見落とさないでほしいのは、お部屋を区切るロールカーテン。テンション上がって、天井を確認するのが遅くなり、うっかり、見落とすところでした……。大きいものほど見落としがち、は「あるある」ですよね。くるくるカーテンをおろすとハローキティが現れます。必ずロールカーテンをおろしてみてくださいね!
そして、「ハローキティ ルーム」は、なんと、4人も泊まれる広々ルーム。家族でゆったり滞在できます。バスルームも広いので、子供と一緒にバスタイムも楽しめるはず。お部屋は「和モダン」と「桜天女」の2種類から、好きなほうを選べます。私は今回、「和モダン」を選びましたが、今度は「桜天女」に泊まりたい! リビング部分も、「和モダン」が洋式、「桜天女」が和式と異なりますし、もちろん、部屋を彩るハローキティの装いも違います。どちらに泊まるか、うれしい悩み……!
さらに「ハローキティ ルーム」宿泊者は、ハローキティグッズのお土産がいただけます。こちらは浅草東武ホテルのオリジナル。この部屋に宿泊した人だけがもらえるグッズなので、マニア垂涎のお楽しみですよ!
また、こちらのホテルに泊まる際は、ぜひ朝食も味わってください。レストラン「壱之壱」は、目の前に東武浅草駅が見えるシチュエーション。エッグベネディクトなど、洋食メニューもありますが、なんといってもおすすめしたいのは、厳選素材の具材とお米を使ったおにぎり。好きな具材でいくらでも(!)握っていただけます。つやつや、ホカホカの出来立ておにぎりを食べると、古くからの下町・浅草で迎える朝を存分に楽しめます。レストランのスタッフはもちろん、ホテルスタッフの皆さんの接客が丁寧ですばらしく、気持ちの良い滞在でした。
浅草でしか買えない、ハローキティもチェックして!
さてさて、ハローキティ好きがせっかく浅草を訪れるなら、浅草ならではのハローキティが買えるショップも散歩がてらにチェックしたいところ。まずは、それこそまさに、どどーん!とハローキティが出迎えてくれる、サンリオギフトゲート浅草店。ショップ前で記念撮影する人もたくさんいる、ハローキティ好きの名所です。
また、サンリオギフトゲート浅草店の目の前にある「浅草 前川印傳」には、ここでしか買えないハローキティ商品がたくさんあります。印傳とは、鹿革に漆模様を施す日本独自の伝統工芸品。財布や名刺入れなど、さりげなくハローキティがあしらわれた商品は、職人が作った確かな品。箱もハローキティで、めちゃかわいい。私が特におすすめしたいのは、コロンとした形の「がま口」です。
さらにさらに、帆布商品の老舗「犬印鞄製作所」にも、オリジナルのハローキティ商品がたくさん! オンラインで買える商品もありますが、こちらの店舗でしか購入できない、小物もいろいろ。私はキティが真剣にミシンに向かっている絵柄(!)のトートバッグを持っていますが、バッグの種類も豊富なので、ぜひ店舗でお気に入りを見つけてください。
おまけ:ミシュラン掲載の浅草おすすめランチ
そして、浅草で私がおすすめしたいランチも、おまけでご紹介しますね。パリパリの皮が香ばしい絶品餃子が食べられる「餃子の王さま」。ペロリと食べられちゃうので、2人前を頼みたくなります……。こちらは、「ミシュランガイド東京」のビブグルマンに3年連続で掲載されている老舗の名店。餃子はマストで食べてほしいですが、チャーハンなどご飯ものも、すごーくおいしいので、一緒にぜひ。
コロナ禍以前の日常に戻れるのは、もう少し先になりそうですが、「ハローキティ ルーム」で”おこもり”して、浅草の街を少しブラブラお散歩すれば、きっと家族みんなの気分が明るくなると思います。
DATA
浅草東武ホテル
- 〒111-0032 東京都台東区浅草1-1-15
- 電話番号 03-3843-0111
- 宿泊予約 03-5809-7320
(10:00~18:00 ※日曜・祝日を除く)
- 部屋数 全253室
- アクセス 雷門まで徒歩1分!
特別ルーム「ハローキティ ルーム」
「和モダン」「桜天女」各タイプ3室
- ベッド 120㎝(4台)
- 広さ 36.0㎡
- 備考
洗い場付バスルーム、洗面台、トイレ別々 - 公式サイト
※宿泊料金は日によって異なります。
文&撮影:中沢明子(桜天女のお部屋のみ、公式写真です)
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中沢明子 Akiko Nakazawa
ライター・出版ディレクター
1969年、東京都生まれ。女性誌からビジネス誌まで幅広い媒体で執筆。LEE本誌では主にインタビュー記事を担当。著書に『埼玉化する日本』(イースト・プレス)『遠足型消費の時代』(朝日新聞出版)など。