東京の新名所、発見しちゃいました。
毎日続く自粛生活。たまにはリフレッシュしたいと思うことはありませんか? そこで今回は、東京都内で楽しめるスポットを紹介します!
最近のイチオシは、府中市にある大東京綜合卸売センター。こちらは昭和41年に消費者と生産者を結ぶ物流拠点、発信起点として営業を開始した老舗市場とあって、ほかにはないレトロな味わいが魅力。日曜・祝日がお休みとのことで、土曜日に早起きして、向かうことに。
鮮魚だけかと思っていたら、精肉に野菜、果物といった生鮮食料品から乾物、お花に食器や文具まで。ありとあらゆるものが販売されていて、迷子になってしまうほど! しかも、安いんですよ。
ずらりと並んだお肉に圧巻!
焼くだけでOKの味付け肉は、忙しい主婦の強い味方。市場と聞くとプロだけが利用するイメージがありますが、こちらは一般の小売も可能なんです。
一番の魅力は、お店の人とのやり取りを楽しみながら商品を買えること!
切り身がメインのスーパーとは違い、ほとんどの魚がそのまま並べられています。見慣れないお魚の調理方法を教えてもらったり、「これも買うから少しおまけして~」なんて(笑)。ご近所のスーパーでは決してできない、やりとりが楽しい! おかげさまで、ずいぶんとお財布のヒモがゆるんでしまい、エコバッグがパンパンになるほど購入してしまったのでした。
市場関係者も通う、軽食ブースも!
市場の中には、お食事処としていくつかのお店が入っています。その日仕入れたお魚を使った丼ぶりはもちろん、ラーメン、カレー、スィーツとなんでもござれ。朝ごはん抜きで向かった息子はカレーをテイクアウトしました。いっしょに行ったママ友は焼き魚定食をオーダー。フードコートのようになっているので、家族それぞれが好きなものを選んで食べれるのがうれしい。
焼き魚定食(¥700)。お隣には、うどん屋さんや多国籍フード、コーヒー店も。
◆市場の戦利品をご紹介
産地から直送された無農薬のお野菜と切干大根。どれも¥300以下と良心的なお値段。みずみずしいサニーレタスは、かなり日持ちしました。新鮮ってことですよね。
(右)愛媛県産のしらすは90gで¥150(左)透明感のある桜色で、鶏独特の臭みが少なく、一般の鶏肉に比べてビタミンEが3倍以上もある桜姫®の鶏胸肉が100g¥50と衝撃プライス。まさに買いでした!
(右)一人一個の貼り紙が貼られていた目玉商品のたまご!10個入り¥100 (左)常温で保存できるので何かと便利なピータン。6個入り¥300ほど
賞味期限が近いカマンベールとクリームチーズはともに¥200。チーズ類は倍以上するのでこのお値段はありがたい!
調味料も業務サイズ。純正ごま油¥1200、デパ地下で売っている千鳥酢¥600、梅干約¥200。ここまで揃っているとわざわざ年会費を払って『コストコ』に行かなくてもいいかと、思えてしまうほど。
不揃いになったハムやベーコンの詰め合わせ 各約¥380 細かく刻んで冷凍したら主人に怒られました。
市場で購入したものをさっそく食べてみた
殻つきの立派な牡蠣はオーブンで蒸し焼きにするとふっくら、ぷりっぷりに。殻を外してみたら、小さくて残念なことも多いのですが、これは大当たりでした!(1個¥210)。
1本¥1620だったマグロ(半身)。市場で三枚におろしてもらい、お刺身に。案の定、食べきれず、ご近所さんへウーバーしたのはここだけの話。
貝の盛り合わせ6種(¥1800)をおまけしてもらい、2つ購入。大皿に盛り付ければ、おうちにいながらもちょっぴり豪華なごはんの完成です。
1枚¥500ほどだった穴子。こちらは翌日に衣をつけて、天ぷらでいただきました。
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安くて、昔ながらの懐かしい味わいが楽しめる大東京綜合卸売センター。なんだかくせになってしまいそうです。朝5時からやっているので早起きして行くのがおすすめ。郷土の森公園やサントリービール工場の近くなので、セットで訪問するのもいいかもしれませんね。
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川口ゆかり Yukari Kawaguchi
ライター
1977年生まれ。LEEでは私服コーデや収納企画など、登場するたび話題に。2児の母としてトレンドをプチプラと賢くMIXしたスタイルが大好評。