大人のおしゃれ達人が「愛してやまない必需品」「ついつい集めちゃう」「見ているだけで幸せ」というご自慢の品を大公開している「偏愛名品」。
第二回目は、服飾ディレクターの岡本敬子さんが登場！

服飾ディレクター
岡本敬子 さん

私のトレードマーク的アイテムから
お気に入りを厳選しました

ご紹介いただいたのは、今や岡本さんのアイコンにもなっている眼鏡とシルバーアクセサリー。

「子どもの頃から視力がよく、眼鏡に憧れを持っていました」。

ファッションに目覚め、伊達眼鏡を手に入れたのを機に、それ一つでイメージを変えられる楽しさを知り、今も少しずつ買い集めているそう。

「買うときはとにかくたくさん試着をして、レンズは必ず伊達眼鏡用に変えます。ずり落ちないよう、頻繁にショップに通ってフィット感を調整することも大切ですよ」と教えてくださいました。

「シルバーとの付き合いは19歳から。北タイで少数民族のアンティークアクセサリーに出会い、自分にとってお守りのような存在のバングルを手に入れました」。

新旧やブランドにこだわらず、肌に合うと感じたものを選び抜く。そんな岡本さんのセンスが詰まったコレクションをご覧あれ！

眼鏡を買うときは試着を繰り返す。
それが似合う一品を見つけるコツ！

1）3.1 フィリップ リム。「強さがあるのでノーメイク時に」
2）メガネロック。「これはもはや私のトレードマーク」
3）トム ブラウン。「インテリに見える眼鏡です」
4）メガネロック。
5）ネイティブサンズ。「シンプル服のアクセントに最適」
6）ロバート・ラ・ロッシュ・ヴィンテージ。
7）メガネアンドミー。「十角形ながら不思議となじみがいいんです」

個性あふれる大ぶりリングを
バングルに合わせてチョイス

1）・2）日本ブランド、ラストダンス。「2）は大のお気に入り。毎日、右手につけています」
3）北欧のヴィンテージ。
4）「金工作家、長谷川まみさんのリング。だいたい左手につけます」
5）モニカ・カスティリオーニ。「シルバーの新しいコレクションが出るたび、ついつい買い足してしまうブランドです」
6）北タイ少数民族のアンティーク。

服との合わせ方にルールはありませんが
うるさくなるのでネイルはなしが基本

1）・2）「15年以上前にチェンマイで購入。毎日、お守りのように身につけています」
3）・4）・6）北タイ少数民族のアンティーク。「4）も毎日身につけているもの」
5）アフリカの遊牧民族トゥアレグ族のバングル。「北タイのものと重ねづけしています」
7）ティファニーのボーンカフ。「体にフィットするセクシーなデザインに心惹かれました」

Keiko Okamoto

おかもと けいこ●文化服装学院スタイリスト科卒業後、スタイリストオフィス、アパレルPR 等を経て、2010年にブランド「KO」設立。東京・千駄ヶ谷のセレクトショップ「pili」ディレクターとしても活躍。
Instagram＠kamisan_san

取材・原文／葛畑祥子